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「変われない」のは、体のシステムであって、仕組み

三日坊主で続けられない自分のこと、「怠け者」だとレッテルを貼って、落ち込んでいませんか。

変わりたいのに変われないのは、あなたが怠け者だからではありません。

三日坊主は、体のシステムであって、仕組みなのです。

だから、必要以上に落ち込んだり、自分を責めるのは止めましょう。自己批判や自分責めは、やる気を削ぐものであって、足枷にしかなりません。


実は、わたしたちの体には、ホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる機能がはたらいています。

ホメオスタシスは、わたしたちを生かすための手段として、「変わらないこと」を選択します。

いま生き長らえることができているのだから、現状維持をする。

これが、ホメオスタシスのはたらきです。

変化はリスクを伴います。うまくいかなかったら、資産を失うかもしれない。失敗して恥をかくかもしれない。頑張ったところで、望んだ結果が得られるとは限らない。

無意識のうちにわたしたちの体はリスクを想定し、防衛体制に入ります。

つまり、危険な目に合わないために「変化しないこと」が、ホメオスタシスの生存戦略なのですね。

ですから、自分のためにと思って始めた新しい取り組みも、ホメオスタシスにとっては、変化を促す「リスキーなもの」とみなされ、ストップがかかります。

これが、三日坊主の正体です。

習慣にしようと思って始めたことが続かなかったとしても、自分が怠け者なせいだとか、根気がないせいだとか、自己批判や自分責めをするのは止めましょう。

自分はなんにも続かないやつだ、と自分を責めてしまえば、挑戦することが怖くなってしまいます。

例えば、ダイエットのために間食を止めると決めたとしても、初日から全く無くすのではなく、徐々に徐々に量を減らしていき、何週間かかけてようやくゼロにする。

眠る前の運動を習慣づけたいなら、初日からたっぷり30分取り組むのではなく、まずは1分から初めてみる、など

絶対に失敗しない量を少しずつ続けていくことで、ホメオスタシスに気付かれることなく習慣とすることができます。


自分に起こってくるネガティブな現象は、ほとんどが自分を守るための体のシステムです。その仕組みを理解して、自分責めをやめ、セルフコンパッションを持つことに繋げられるといいですよね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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