きの | セルフ・コンパッションを持ち、穏やかに生きる

日々なんとなくモヤモヤ→未来に向けて淡々と行動できるようになる考え方のシェア。日本人に…

きの | セルフ・コンパッションを持ち、穏やかに生きる

日々なんとなくモヤモヤ→未来に向けて淡々と行動できるようになる考え方のシェア。日本人に足りていないとされる慈悲の精神「セルフ・コンパッション」を用いて、シンプルに軽やかに生きるヒントをお届けしています。

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心をかるく、してくれる。「セルフ・コンパッション」

セルフ・コンパッションという言葉をご存知でしょうか。 わたしはツイッターでよくハッシュタグにしてこの言葉を用いているんですけれど、まだきちんとご説明できたことがなかったなあと思い、拙いながらも筆を執りました。 この考え方に出会って、わたしの心、そして人生はぐんと楽になりました。 ストレスを感じる機会が少なくなり、例えストレスを感じてもそれを無理なく受け入れ、立ち直り、再び行動する(やる気が出てくる)までの時間が短くなったように感じます。 この考え方を是非みなさんにも知

    • 「変われない」のは、体のシステムであって、仕組み

      三日坊主で続けられない自分のこと、「怠け者」だとレッテルを貼って、落ち込んでいませんか。 変わりたいのに変われないのは、あなたが怠け者だからではありません。 三日坊主は、体のシステムであって、仕組みなのです。 だから、必要以上に落ち込んだり、自分を責めるのは止めましょう。自己批判や自分責めは、やる気を削ぐものであって、足枷にしかなりません。 実は、わたしたちの体には、ホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる機能がはたらいています。 ホメオスタシスは、わたしたちを生かすため

      • 自分を大切にするって、どういうこと?

        自分を大切にする、って最近よく耳にするけれど。具体的にどういうこと?今回はこんな疑問にお答えします。 ‘’ 自分を大切にする ‘’とは、ひとことで言うと 「自分の本心に従って行動する」ということです。 一見なんてことなさそうなのですが、 例えば「体調が悪いから休みたいけど、体調管理もできないなんて社会人失格だから休まず出社する」のは本心に従っていない状態ですし、 (本心)体調が悪いから休みたい (思い込み)体調管理もできないなんて社会人失格 (本心と違った行動)休まず

        • どうして他人と比較してしまうのか

          なぜ、他人と比較してしまうのか。いつまで経ってもこの癖がやめられずに嫉妬を繰り返してしまうのか。 あなたは考えたことがありますか? 自分と誰かと比べてしまう理由は、大きく分けて2つあります。 ①自分を理解するため ②社会のなかで生き残るため それぞれ詳しく解説していきます。 ①自分を理解するため①は想像がつきやすいのではないでしょうか。 もし世界にたった一人だったとしたら、自分の背が高いのか低いのかはもちろん、人間なのか動物なのか、もはや生命体なのかどうかも認識す

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        • セルフ・コンパッション
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          自己紹介と、わたしがいまお力になれること

          こんにちは、きのと申します。 こちらはわたしの自己紹介と、‘’ いまお力になれること ‘’について 詳細を記載したnoteになります。 ご提供できるものが増えればその都度、更新していきます。 自己紹介・略歴1987年生まれ、関西学院大学 社会学部社会心理学科卒。人事労務の専門職に携わるワーキングマザーです。幼い頃から心理学に親しんで育ちました。2020年に〈セルフ・コンパッション〉の考え方に出会い、深く学ぶうちに心が軽くなっていき、「人生をシンプルに穏やかに生きる」ため

          自己紹介と、わたしがいまお力になれること

          挫けそうになったとき、自分で自分を支えるには

          うまくいかないとき、落ち込んだ時。 また立ち上がるために、あなたはどんな行動をとっていますか? どうすれば自分が癒されるのか、なんとなく分かってはいるけれど… それでも気付けば ‘’ いつの間にか ‘’ 目の前のつらい状況に飲み込まれてしまっている。 こういうことって、本当よくありますよね。 人に話を聞いてもらったり、自分にご褒美をあげたり。 自分を癒すために頼れるものは様々ありますが、 最終的には自分で課題に気付き、自分を支えながら、 それを解決する必要がありま

          挫けそうになったとき、自分で自分を支えるには

          ネガティブな感情は「痛覚」と同じ、必要不可欠なもの。

          もし、あなたが落ち込みやすく、ネガティブな自分に嫌気がさしていたなら。そんな自分を否定する必要はないんです。 なぜなら、ネガティブなひとほど、自分を大切にする要素をたくさん備えているから。 タイトルの通り、ネガティブな感情の多くは体が傷付いたときにはしる「痛み」つまり「痛覚」と同じ、「自分を守るための防御反応」なのです。 「痛覚」がなければ、血を流していることにも気付かず治療もできず、最悪の場合は死んでしまうかもしれません。生きていくうえで欠かせない感覚ですよね。 ネ

          ネガティブな感情は「痛覚」と同じ、必要不可欠なもの。

          小休止と振り返り。

          2020年末から年始にかけて、「これはちょっと苦しいかも」という出来事が続いた。 わたしはそういった出来事たちを「試験」みたいな心もちで捉えているのだけど、あれ?これ過去に解決しなかったっけ?と思えるものが多くて。 後から考えてみれば、なんとなく、総復習というか…最終試験だったのかなあ。というような気持ち。 苦しい状態が続いて立ち止まらざるを得ないことも多かった。だけど、そんな自分をダメだと思ったり、焦ったりすることはなかった。 2020年で1番変わったのは、〈自分を

          シンプルに生きるために必要なこと②「自分軸で生きる」

          このシリーズでは、「もっとシンプルに生きたい」と思ったときに必要な行動、持ちたいマインドについてお伝えします。 今回は②「自分軸で生きる」。 人生を複雑化させるのは、他者の目線。 「ほんとうにこれでいいのかな?」 と問いかけたくなるとき 無意識に他者のものさしを振りかざして、答えを見えにくくしてしまっています。いつだって、答えは自分のなかにあるのに。 気付かぬうちに手中に収められている、 ‘’他者のものさし‘’には、どんなものがあるのでしょうか。 ひとつずつ、見て

          シンプルに生きるために必要なこと②「自分軸で生きる」

          ロングスリーパーな自分と、付き合っていこうと思えた話

          ここ10年のなかでも大きな変化が、起こった。 「ロングスリーパーでもまあ、いいんじゃない?今日もお疲れ。」 自分の内側から、こんな声が聞こえてきて驚く。 こんなに寝なきゃ起きられないなんて、怠け者だとか 世のすごい人はみんな朝型で5時起きで頑張ってるのにとか 布団から出られない自分を情けなく思ったりだとか いままでずっとコンプレックスでしかなかったのに、 頑なだった大きなかたまりが、するりと ‘’ほどけた‘’ 。そんな瞬間。 結局は、「平均よりも長く寝なければならな

          ロングスリーパーな自分と、付き合っていこうと思えた話

          シンプルに生きるために必要なこと①「手放したいモノゴト」

          多様な選択肢、溢れかえる情報、やるべきことだらけの多忙な日常のなかで、モヤモヤと過ごしていませんか。 こういったしがらみに囚われたくない、 「もっとシンプルに生きたい」と思ったとき、 どんなアクションを起こすとよいのでしょうか。 シンプルに生きるということは、あるがままの自分を大切に生きること。 ただ真っ直ぐに、迷いなく自分の望みに向かっていける、軽やかな状態です。 そのために、必要のないものはどんどん手放していき、本来の姿を取り戻しましょう。 今回は、①「手放した

          シンプルに生きるために必要なこと①「手放したいモノゴト」

          気配なく暮らしてみる

          今日は雑記です。 週の真ん中での振り返りを。 今週のマイテーマは、「気配なく暮らすこと」。 忍者にでもなったの?と思われるかもしれないですね。 自分が滞在した場所から去ったあと、何事もなかったかのように、その場をもと通りにするように心掛ける そんなことをぽつりぽつりとやっています。 「立つ鳥跡を濁さず」、むしろさらに良くする、みたいな。 これ、結構楽しいです。 家の状態が均一に保たれる + さらに綺麗になっちゃう。 その場を後にするとき、 「あ。気配残ってない

          立ち止まっても、進めなくなっても、大丈夫だよ

          こんにちは、きのです。 今回は、 ・立ち止まっている自分に嫌気がさしてしまう ・失敗して立ち上がる気力を失くしてしまっている 「でも本当は、また歩み出したい。」 こんな風に感じておられる方に向けて、またフラットな状態に戻れるように、メッセージを送りたいと思います。 魔のネガティブスパイラルに落ちてゆく失敗していまい、思うように事が進まないとき、思った結果が出なかったときって、とても辛いですよね。1歩進んだつもりだったのに、3歩後退してしまったような気持ちになったりもし

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          変わりたいのにいつまで経っても変われない、そんな自分に焦ってしまったら

          こんにちは、きのです。 今回の記事は、こんな方におすすめの内容になっています。 ・頑張っていないと焦ってしまう ・いつまで経っても変われていない気がしてしまう 読み終わる頃には、「焦り」をすっきり手放せるようになっていますので、ぜひご覧くださいね。 行動できていない間、ソワソワしてしまう?目標があって、それに向かって進んでいるときって、ただただ幸せですよね。やっとやりたいことができてる!やった~!みたいな気持ちで満たされていますよね。 でも普通に生活をしていたら、他に

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          行動すればいいのは分かっているけど、どうしても動けないとき

          こんにちは、きのです。 行動すればいいのは分かっている、でも、動けない。 今回はそんな自分に向き合う方法をご紹介します。 過去、こんな辛い状況に囚われてしまうことがよくありました。 いまはこういったことはなくなりましたので、解消法についてこちらでシェアします。 立ち上がる前から、戦意喪失。「これしなきゃって分かってるのに…動けない。 動いたら変わっていくのは分かってるのに…。」 こんな ”重た~い気持ち” が頭の中で渦巻いているとき、自分のなかでは、次のような壮絶な

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          「自分にやさしく」したら、甘えてしまいそうで怖い?

          こんにちは、きのです。 いま、「自分にやさしくしよう」という内容の発信が増えていますよね。 個人的にはこの流れ、結構好きだなと思っていて、わたしもわたしなりのかたちで、「自分にやさしくする方法」をシェアしていきたいと思っています。 ただ、このタイトルで記事を読みにきてくださったみなさまは、とっても真面目で頑張り屋さんで、どうやって、どこまで自分にやさしくしていいの??って疑問に思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか。 今回もセルフコンパッション的視点を踏まえつつ

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