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行動すればいいのは分かっているけど、どうしても動けないとき

こんにちは、きのです。

行動すればいいのは分かっている、でも、動けない。
今回はそんな自分に向き合う方法をご紹介します。

過去、こんな辛い状況に囚われてしまうことがよくありました。

いまはこういったことはなくなりましたので、解消法についてこちらでシェアします。

立ち上がる前から、戦意喪失。

「これしなきゃって分かってるのに…動けない。
動いたら変わっていくのは分かってるのに…。」

こんな ”重た~い気持ち” が頭の中で渦巻いているとき、自分のなかでは、次のような壮絶な自己批判=自分責めが起こっています。

「なぜわたしはいつも、やる気を出せないんだ。頑張れないんだ。」
「やればいいって分かってるのに、できないなんて。自分はダメだ。」
「早くすればいいのに。どうして始めないの?」

どうしても立ち上がることができないとき、頭の中は冷たい言葉で埋め尽くされているのです。

自分を責めることでいっぱいで、すでに「立ち上がる前から戦意喪失」です。(想像してみてください。「早く宿題をしなさい」と延々と言われ続けて、やる気満々でスタートできますか?)

まず初めにこの、内側からの痛烈な批判に、気付きましょう。

そして、これを止める必要があるのです。

動けないのではなく、「動くのが怖い」のだと気付く

次に気付くべきは、「自分は動くことを恐れているんだ」ということ。

自分に根性がないから動けないのではありません。
自分が駄目な人間だからでもありません。

(むしろ、真面目過ぎるのです。)

動けない間、あなたは自分自身からギラギラとした責めの視線を受けながら、やっと重い腰を上げたときのことを想像しています。

「もし始められたとしても、労力がすごそう。自分にはできる自信がない。できなかったらまた自分から責められるかも…。
「やってみて ”できなかった” という失敗をつくりたくない。それなら、やらないほうがマシ。やればできるのだという余地を残しておきたい。」

内側で起こっているのは、こんな葛藤です。

動くことに恐怖すら覚えてしまっているのです。

恐怖の感情は、さらなる自分を責めを受けたくない、失敗したくないという思いから沸き起こっています。

ですから、動き出すためには、この恐怖の感情が起こってこないように対策をしていく必要があります。

できなくてもいい、ちゃんとしなくても大丈夫。生きていける

気分が落ち込んで動けなくなることがよくある場合は、完璧主義の傾向があると考えられます。

・なんでもきちんとしなきゃ
・人並み以上でいなければダメだ
・頑張ってたくさんの人から認められなくてはならない

こんなふうに思い込んでいませんか。
この思い込みが、自分を苦しくしてしまっているのです。

これを外すには、次のように自分に問いかけることです。

なぜ、なんでもきちんとしないとだめなのか?
なぜ、人並み以上でないとだめなのか?
なぜ、頑張ってたくさんの人から認められないとだめなのか?

なぜなのでしょう、だれがそう決めたのでしょう。

この日本社会で生きてきて、世間から周りからそう思い込まされて、わたしたちは生きてきたのではないでしょうか。

自分を心地良くすることだけを考える

確かに言えることは、行動できればそれだけ自分の状態が良くなっていくということです。

だから、行動できるならしたい。それは切実な願いだと思います。

でもそれは、誰のためでしょう?
他の誰でもなく、自分のためですよね。

だから前章でお伝えしたような、きちんとして、人並み以上で、頑張ってたくさんの人から認められる必要は、本質的にはない、ということに気付く必要があります。

だから、そうでない自分を責めるのは、筋違いであるということです。

望んでいるのは、自分が心地良くなること。
自分を心地良くしてあげること。

ただそれだけなのです。

✕頑張ってる自分が好き→○自分が好きだから頑張れる

最終的な目標は「いつでも感情に左右されず行動できるようになること」で間違いないのですが、行動できない自分を責めていては、結局いつまで経っても動き出せません。

ですから、例え自分にとってどんなに最低で、どんなに惨めな状態だったとしても

「いまのままで大丈夫だよ。」
「誰に認められなくても、わたしだけはあなたを認める。」

と自分に伝えてあげることが、すべての始まりです

一歩踏み出すこと怖がっている自分を認めて、安心させてあげること。

「頑張ったらいつか、自分のことが好きになれる」のではなく、「自分のことが好きだから、頑張れるようになる」のです。

自分のことを好きになるのが先なんですね。

だから行動を強制するよりも先に、自分にそう言い聞かせてあげることが必要になります。

これについては、抵抗感がある方もいらっしゃると思いますし、自己批判が根強い場合は、根気のいる作業になってくると思います。

焦りや不安、恐怖がよみがえってくる度に何度でも言い聞かせてあげてください。

「大丈夫、焦らなくていいよ。自分のペースで進めていけば大丈夫。」

是非、こんな言葉をかけてあげてくださいね。

以前に執筆したこのテーマも、共通した内容がいくつか書かれていますので、ご覧になっていただければ嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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