マガジンのカバー画像

雑記

385
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

「最後」は後になってから気づく

ちょっと思い出してみてほしい。

「最後にあの人と話したのはいつだろう?」

「最後にあの場所に行ったのはいつだろう?」

「最後にあの本を読んだのはいつだろう?」

などなど最後に何かをしたことは覚えているだろうし、それが遠い過去だったりする。

例えば、小・中・高・大と学生生活の中で色々な出会いもあるが、同時に別れも経験する。それまで仲睦まじく接していたのに、卒業式を機に二度と会わない人もいる

もっとみる

挫折して、努力して、成功して、成長していく

やたらと向上心が欠如していない限り、誰もが何かしら成長したいと願うものだろう。

成長の起爆剤とは何なのかを考えた結果、一つの解を導いた。

それはタイトルの通り、挫折と成功のサイクルを繰り返すことだ。まず挫折して自分の未熟さを痛感し、泣き寝入りすることなくそれをバネに成功に向けて努力する。その結果成功を掴むことが出来たら、達成感を感じる。ただそこで満足して終わらず、再び挫折を求めて行動してみる。

もっとみる

正解を求める教育の弊害

※自戒を込めて書きます。

色んな人と会話していると、自分の話していることが絶対に正しいとする人の存在に気づく。

そんな人いないと思うだろうが、例えば...

A「これ面白くない?」

B「いや、あまり面白くないな」

A「だって、こことか面白いじゃん。なんで分からないの?」

B「うーん...」

よく聞くような会話だ。これは一例だが、Aさんは「自分の面白い」が普遍的なものだと主張している。

もっとみる

海外への憧れ

海を越える高校生の頃、初めて日本から海外へ飛び出した。

アメリカに行ったのだが、税関で英語で話しかけられることに一々ビクビクしていたことを鮮明に覚えている。

全てが今まで生活してきた日本とは異なり、どの経験をしても赤子の如く僕には新鮮に映った。気がつくと、アメリカの全てを賛美し、日本の全てを蔑む自分がいた。俗にいう、"アメリカかぶれ"と言えよう。

その後も、日本の魅力に目を向けることなく、海

もっとみる

チャンスを掴むために

チャンスは転がってくるが、それを掴めるかが何よりも大切だと気付いた時のお話。

先日社会人の先輩と飲んだ。社会人生活にも慣れてきた反面、会社での自分の天井が見えてきたという現実味を帯びた話をしてくれた。社会のことをまるで分かっていない学生の僕にとっては興味深い話でもあった。

その話の中で、先輩はTOEICの点数が良かったがために、英語で行う仕事を依頼されたらしいが、英語を話すことができないために

もっとみる

「かしわうどん」から見出す日本の美感覚

先月、佐賀を訪れた際に北九州名物の「かしわうどん」を食べてみた。(中央軒 新鳥栖駅店)

汁は薄味であっさりしていて、麺はコシが全くないからこそツルツルで新食感で美味しい。

うどんを食べながらこの薄味について店員さんと話していると、九州では甘口醤油が一般的らしい。店員さん曰く、とある甘口醤油はもはや醤油ではなく、砂糖汁だったそう笑

これは歴史が関係していて、江戸時代にまで遡る。当時、鎖国政策で

もっとみる

古典に触れることの大切さ

僕は数年前まで読書が全く好きではなかった。古典の大切さを知らされるまでは。

ある日友人に「大学の入学式で学長が新入生に語りかけた言葉を覚えているか?」と問われ、何のことかさっぱり分からなかった。

要約すると、「すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる。古典というのは長い間受け継がれているもので、何らかの意味がある。」と。

確かに古典というのは長い長い時間がなす風化作用を乗り越えたものである

もっとみる

聖なる空間に包まれて

現在、イギリスはオックスフォードに滞在している。

英国最古の大学であるオックスフォード大学があるだけではなく、ハリーポッターの聖地ということもあり、学園都市兼、観光都市としての役割も担っている。日本人もよく見かける。

ハリーポッターの聖地であるオックスフォード大学のニューカレッジを訪れてみた。

何度も繰り返し観た映画だけあって感慨深いものがあった。

雑踏から一切離れ、微かに聞こえる教会音楽

もっとみる

「直感」について

最近、直感は実在すると思うようになった。

というのも、自分の感情や価値観がどのように形成され、どのようなものなのかを全て言語化しようとここ数ヶ月間過ごしてきた。

「好き」・「嫌い」・「楽しい」・「つまらない」・「美」・「恋」etc... 湧き上がってくる感情や感性の全てを自分なりに言語化した。

例えばその一つの「恋」を、僕は「好きな人と共有する時間には無条件に鼓動が早くなること」と定義した。

もっとみる

やりたいことなんて日々変わる

就活去年僕はひたすら自分と向き合い、何とか絞り出した「やりたいこと」を軸に就職活動に明け暮れていた。

高校生の時に国際連合に行ったことを契機に貧困問題に興味を持ち、大学では開発経済学を学ぶゼミに入った。しかし、ゼミの内容は僕にとっては非常に難解で何も理解できず、次第に貧困問題への関心は失くなっていった。

就職活動が始まると、自分の関心はやはり貧困問題にしかないのだと無理に自覚し、その軸でいくつ

もっとみる