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メンタルのお話

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僕のメンタルダウンの経験、それに対する考え、生き方をまとめています。
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#人生

逃げろ、逃げろと言ってきたけれど。

逃げろ、逃げろと言ってきたけれど。

2023年も暮れに差し掛かり、なぜかこの時期になるとこの1年を振り返ったりして、感傷な気持ちを抱くことが多い。頑張っていようが、頑張っていなかろうが。幸せだったか、はたまた不幸な1年だったか。人それぞれ思うことがあるはずだ。

この振り返りを、数年規模に拡大してみた。果たして、どうだろう。たとえばここ5年のことを振り返ってみる。よく、5年あれば人は生まれ変われるなんてことも耳にするが、僕のここ5年

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人生における絶望は、常に自分が選択している。

人生における絶望は、常に自分が選択している。

生きていると、少なからず絶望に巡り合うことがある。

絶望のない人生、これはこれでどうなのか?
楽で、特に苦労しなかった人生は、良いように思えるがどこか味がしてこない。

そんな人はほとんどいないだろうが。

大小様々な絶望をどんな形でも乗り越えていった人たちが寿命を伸ばし、どんなに嫌なことがあっても生きて対抗しようと頑張ってきた人たちが人生を全うできる。

明けない夜はないなんてよく言ったもので

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受け取った恩は、返すだけでなく回していこう。

受け取った恩は、返すだけでなく回していこう。

人間、生きていると少なからず恩を受けながら生きていくことがあるだろう。

近しい存在で言うならば、親に育ててもらった恩や、友人に助けてもらった恩などが浮かんでくる。

この恩というものは、大小は関係なく、自分が助けてもらったな、お世話になったなと思う感情のことだと思う。

うつ病になってから、振り返ってみるとたくさんの恩のおかげでここまで来たんだなと感じる。

2年仕事できなかった期間も助けてくれ

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結局のところ、死は避けられないので、もうちょっと楽に自由に生きてもいい。

結局のところ、死は避けられないので、もうちょっと楽に自由に生きてもいい。

僕ら人間、いや地球上の生物に唯一共通する出来事、それはいずれ死ぬということである。

残念ながら、100%生き物は死んでしまう。不老不死もそれはそれで嫌だけど。

死というものに対して、うつになってから深く向き合うようになった。

生きているうちは誰も経験できない死は、果たして痛いのか?苦しいのか?

死に方にもよるだろうが、むしろ楽になっていく感覚があるのか?

生き物それぞれに死に方や原因があ

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うつは、元に戻ることが正解じゃない。

うつは、元に戻ることが正解じゃない。

もう、かれこれ3年半いまの心療内科に通ってる。

最近は先生と軽く談笑し、最低限の薬を処方してもらうだけになったが、ここまで来るのに紆余曲折あった。

僕はうつになっての数年間、『早く元の自分に戻りたい。』と、常に思い続けていた。

今までのように、元気で、明るくて、体調に悩むことのない自分に早く戻りたい。

今の先生にも、どうしたら今までの自分に戻れますかね?そういった質問をしたことがある。

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人はみんな未完成だから、気楽にね。

人はみんな未完成だから、気楽にね。

最近、自分の青春時代を支配していたワンオクロックの当時の歌を聴く。

まだ高校生で若く、そこまで歌詞が刺さった!とは当時の僕は感じなかったけど、あれから10年。

流石に、少しは大人になっていて、いろんな経験をしてきて、歌詞が突き刺さることが増えたなと曲を聴いていて思った。

中でも未完成交響曲は、グサグサきた。

自分含め、この世に完成されてる人なんてのはいないんだよな。

あいつはすげえなあ。

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絶望が深ければ深いほど、優しくなれる。

絶望が深ければ深いほど、優しくなれる。

皆さんは、Youtubeの街録チャンネルを知っているだろうか。

普通の人とは一味違うような人生を送っている方にディレクターの三谷さんがインタビューし、その人の過去や現在を深掘りしていくチャンネル。

特徴的なサムネなので、一度は見たことがある人もいるんじゃないだろうか。

ここで僕が好きな動画を数本ご紹介する。

ざっとこんな感じ。

サムネだけでも強烈なインパクトが残ると思う。

このチャンネ

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