おトモ

私の頭の中のあれやこれやをひたすら言葉にしています。この思いが消えないうちに言葉にした…

おトモ

私の頭の中のあれやこれやをひたすら言葉にしています。この思いが消えないうちに言葉にしたい。

記事一覧

固定された記事

また書きたくなったから、また書いてみようと思います

そういえばしばらく長い文章を書くことやめていた。 ブログをやめて以来、自分の中では結構な時間が流れたような気がします。 ブログを再開してしばらくは楽しかった。ま…

おトモ
4か月前
15

言葉はいらないと思うこの頃だけれど、そんな幸せをあえて言葉にしてみます

ここ数日、全然noteを書く気になりませんでした。 以前は書きたいことだらけ。あれも書きたい、これも書きたい。どうにかして私の頭の中を1文字でも多くこの世に送り出すん…

おトモ
1か月前
23

不安をつらつら書き出してみるなど

このところ、やけに甘いものが食べたいと思っていました。 朝起きてすぐにケーキが食べたくなる。お家にケーキはないので甘いパンを食べて、甘いココアを飲んで、それでも…

おトモ
2か月前
9

突然のことがあった時、その人の経験が出るよね

突然ですが、今日事故に遭いました。 父の運転する車が交差点で信号待ちをしている時、後ろから追突されました。 その衝撃と事故にあった驚きとでしばらく呆然としていま…

おトモ
3か月前
17

こつこつやっている時はその光が見えない

 春休みが始まった頃のお話です。  長女にとっては学校生活初めての春休み。今まではなんの準備もなく次のクラスになるので休みが嬉しかった春休みでした。  それが今年…

おトモ
3か月前
8

あの頃の私を助けたかった

 次女のバスを見送って、遊具へと走っていく末っ子の後を小走りで追いかけていた。  今日から始業式、3人の子どものうち2人がそれぞれの場所へ。残るはまだまだ小さい末…

おトモ
3か月前
17

そんなに頑張らなくていいんだ〜と思った話

 まずは夫さんのエピソードを2つご紹介します。  一つ目は歯医者さんでのお話です。  とある日、私たち家族は歯医者さんに行きました。次女は診察中、末っ子はウロウロ…

おトモ
3か月前
12

チョコレートとエッセイ、それから苦いもの

 昨日は久しぶりの長文にうきうきしながら寝床につきました。 「やった!久しぶりに書きたいと思って行動に移せた!これは自分の中でとても良い進みだ!」と!がいっぱい…

おトモ
4か月前
7

張り合いのない日々なんていらないよ

子ども達が絶賛発熱している。 リビングに敷いた布団で仲良く寝ている。 部屋には苦しそうに息をする子ども達と私。 看病と言ってもやることはあまりなく。 子どもが生き…

おトモ
7か月前
10

どうかこの夏よ、ゆっくりと過ぎていってはくれないか

日差しが眩しくてカーテンを閉めている寝室で子どもの寝かしつけをしていた。昼間だというのに薄暗い寝室で子どもの顔だけがはっきりと見えて。その顔は私をしっかりと捉え…

おトモ
1年前
16

夏の興奮冷めないうちに

今日海に行ってきた。 今年初めての海にお出掛けだった。 私の住む場所では海は特別なものだ。 すぐ近くに海があるが海水浴ができる場所は少ない。 そして大概が夏にしか…

おトモ
1年前
10

人と合わなくなったと感じたとき

最近なんだか近くにいる人たちと話が合わなくなったなぁと思っていました。 先日あった親戚の集まりにて。 内容はどこの誰が元気ないとか、この先が心配とか、政治がどう…

おトモ
1年前
23

オムライスにはケチャップが普通ですか?

オムライスにかけるものと言えば、そうケチャップですよね。ケチャップが一般的。ほとんどの人がケチャップをかける。言わばケチャップの「普通」の状態なんでしょうね。 …

おトモ
1年前
11

憧れと、嫉妬と。

日常生活やSNSで様々な人に出会います。 素敵だなと思う人との出会いは本当に鮮明で、明るく、時にはまぶしいほどです。 素敵だな。 素晴らしいな。 すごいな。 そんな感…

おトモ
1年前
20

父が表彰された話

先日、父が新聞に載った。 振り込め詐欺を未然に防いだことで警察から感謝状を授与されたとのことだった。 新聞の地方欄に小さく父が賞状を持って写っていた。 父は大学卒…

おトモ
1年前
18

アイスが溶ける前に

私はアイスが苦手です。正確にはアイスが苦手、ではなく「アイスを食べるのが苦手」だったりします。 一つは知覚過敏だったから。だったからと言うのは少し昔のお話。今は…

おトモ
1年前
12
また書きたくなったから、また書いてみようと思います

また書きたくなったから、また書いてみようと思います

そういえばしばらく長い文章を書くことやめていた。
ブログをやめて以来、自分の中では結構な時間が流れたような気がします。

ブログを再開してしばらくは楽しかった。また色んなことが書けて、たくさんの人から共感をもらえて、どんどん書きたい気持ちが強くなっていった。
でもいつからか「この文章が誰かの役に立っているのかな?」「ただの日記になっているんじゃないかな?」「商品を勧めるだけの記事になっていないかな

もっとみる
言葉はいらないと思うこの頃だけれど、そんな幸せをあえて言葉にしてみます

言葉はいらないと思うこの頃だけれど、そんな幸せをあえて言葉にしてみます

ここ数日、全然noteを書く気になりませんでした。
以前は書きたいことだらけ。あれも書きたい、これも書きたい。どうにかして私の頭の中を1文字でも多くこの世に送り出すんだ!そんな気持ちでいました。

それは誰かに自分のことを分かってもらいたい。そんな気持ちの表れだったと思います。もっと深くすると私が苦しいのはこの世の中のせいなんだー!くらいの綺麗ではない、澱んだ物を存分に含んだ、暗いくらいものだった

もっとみる
不安をつらつら書き出してみるなど

不安をつらつら書き出してみるなど

このところ、やけに甘いものが食べたいと思っていました。
朝起きてすぐにケーキが食べたくなる。お家にケーキはないので甘いパンを食べて、甘いココアを飲んで、それでもお腹いっぱいにならない日々。
わが家には秘密の引き出しがあります。その引き出しにはお菓子がいっぱい入っていました。チョコのクッキー、バニラのクッキー、チョコレート、パイのみ、チョコパイ、マドレーヌ、フィナンシェ、栗まんじゅう、羊羹などなど。

もっとみる
突然のことがあった時、その人の経験が出るよね

突然のことがあった時、その人の経験が出るよね

突然ですが、今日事故に遭いました。
父の運転する車が交差点で信号待ちをしている時、後ろから追突されました。

その衝撃と事故にあった驚きとでしばらく呆然としていました。
父は「これはやられたな。」と一言こぼしてさっと車を降りていきました。私はその言葉にハッとして急いで父の後を追いかけて車を降りたのでした。
父と相手の運転手が話しています。ですが相手はすぐに示談に持ち込もうと話しを始めてきました。う

もっとみる
こつこつやっている時はその光が見えない

こつこつやっている時はその光が見えない

 春休みが始まった頃のお話です。
 長女にとっては学校生活初めての春休み。今まではなんの準備もなく次のクラスになるので休みが嬉しかった春休みでした。
 それが今年は勉強を積み重ねた結果の2年生への進級。彼女は春休みが始まってお休みなっているのにも関わらず浮かない顔をしていました。

 どうしたの?と尋ねてみると「不安なの。」と返事があって俯く長女。この感覚、なんとなく分かるな〜と私は思っていました

もっとみる
あの頃の私を助けたかった

あの頃の私を助けたかった

 次女のバスを見送って、遊具へと走っていく末っ子の後を小走りで追いかけていた。
 今日から始業式、3人の子どものうち2人がそれぞれの場所へ。残るはまだまだ小さい末っ子だけ。だからちょっとのんびりできるな〜。ふふふと笑いながら先に遊具に辿り着いて遊んでいた末っ子を眺めていた。
 末っ子の視線が公園外に向いていて、その視線の先に末っ子と同じくらいの女の子とお母さんがいた。そのお母さんは年齢は私と同じく

もっとみる
そんなに頑張らなくていいんだ〜と思った話

そんなに頑張らなくていいんだ〜と思った話

 まずは夫さんのエピソードを2つご紹介します。
 一つ目は歯医者さんでのお話です。

 とある日、私たち家族は歯医者さんに行きました。次女は診察中、末っ子はウロウロしてしまうので夫さんに抱っこされ、長女はそんな夫さんの横に座って順番を待っていました。
 病院の待合室では音楽が流れていることが多いです。その歯医者さんでも流行りの曲が小さな、でも歌詞が聞き取れるくらいの音量で流れていました。その音楽は

もっとみる
チョコレートとエッセイ、それから苦いもの

チョコレートとエッセイ、それから苦いもの

 昨日は久しぶりの長文にうきうきしながら寝床につきました。
「やった!久しぶりに書きたいと思って行動に移せた!これは自分の中でとても良い進みだ!」と!がいっぱいつくほど嬉しくてちょっと興奮気味にお布団に入ったのでした。
 その興奮は翌日も冷めなくて。好き勝手に書いた文だったけれど、みなさんからのスキが予想以上に嬉しかったんです。読んでくれてありがとうって。

 それで今日も子ども達と過ごしながら空

もっとみる
張り合いのない日々なんていらないよ

張り合いのない日々なんていらないよ

子ども達が絶賛発熱している。
リビングに敷いた布団で仲良く寝ている。
部屋には苦しそうに息をする子ども達と私。

看病と言ってもやることはあまりなく。
子どもが生きているかどうかの確認がほとんど。
時々お布団をかけるだけ。
ご飯にゼリーやアイスを渡すだけ。
時々お水を飲もうと促すだけ。

だから私はとても手持ち無沙汰だ。
作りたかった角煮を作ってしまった。
カーテンを洗濯してしまった。
ブログを3

もっとみる
どうかこの夏よ、ゆっくりと過ぎていってはくれないか

どうかこの夏よ、ゆっくりと過ぎていってはくれないか

日差しが眩しくてカーテンを閉めている寝室で子どもの寝かしつけをしていた。昼間だというのに薄暗い寝室で子どもの顔だけがはっきりと見えて。その顔は私をしっかりと捉えながらも笑っていた。何が楽しいんだろうか大人の私にはわからないけれど。寝る前の子どもっていつも楽しそう。眠いはずなのに抱きしめると逃げようとする。なぜだろう。

時折涼やかな風が吹いてきて揺れるカーテン。そこから差し込む日差しの強さに目がち

もっとみる
夏の興奮冷めないうちに

夏の興奮冷めないうちに

今日海に行ってきた。
今年初めての海にお出掛けだった。

私の住む場所では海は特別なものだ。
すぐ近くに海があるが海水浴ができる場所は少ない。
そして大概が夏にしか入ることができない。
そんな近くて遠い場所。

だから海に行く、というのは一大イベントなんだ。
仰々しく、盛大に、大満喫するために、色々と準備をする。
浮き輪を持って、テントを持って、お弁当を持って、おやつを持って…
そんな前夜の準備さ

もっとみる
人と合わなくなったと感じたとき

人と合わなくなったと感じたとき

最近なんだか近くにいる人たちと話が合わなくなったなぁと思っていました。

先日あった親戚の集まりにて。
内容はどこの誰が元気ないとか、この先が心配とか、政治がどうのこうのとか、とにかく内容が暗いなと思ったんです。
中でも変だなと思ったのが誰の口からも「幸せ」と言う言葉が出なかったこと。
それくらいみんな不幸自慢ばかりでした。

私ももちろん色々言われました。
『いつかは働くんでしょう』
『子どもい

もっとみる
オムライスにはケチャップが普通ですか?

オムライスにはケチャップが普通ですか?

オムライスにかけるものと言えば、そうケチャップですよね。ケチャップが一般的。ほとんどの人がケチャップをかける。言わばケチャップの「普通」の状態なんでしょうね。

私もその「普通」を信じて疑わずに生きてきました。たまにデミグラスソースに浮気することもあったけれど、デミグラスソースは「特別」でケチャップは「いつもの」「普通」の時のものでした。
中のケチャップライスとの相性も良いですよね。卵とも。ケチャ

もっとみる
憧れと、嫉妬と。

憧れと、嫉妬と。

日常生活やSNSで様々な人に出会います。
素敵だなと思う人との出会いは本当に鮮明で、明るく、時にはまぶしいほどです。

素敵だな。
素晴らしいな。
すごいな。

そんな感情でいっぱいになった時、私の胸はあたたかさでいっぱいになります。
素敵な出会いに感謝し、嬉しさで躍り上がります。
そんなあったかい気持ちだけを抱えていれたらいいのに。
私にはその裏返しも簡単に起こります。

羨ましいな。
ずるいな

もっとみる
父が表彰された話

父が表彰された話

先日、父が新聞に載った。
振り込め詐欺を未然に防いだことで警察から感謝状を授与されたとのことだった。
新聞の地方欄に小さく父が賞状を持って写っていた。

父は大学卒業後に地方の金融機関へ就職。ひとつの会社を定年まで勤め上げた。大きな功績こそ残してはいないが昔は地方の支店長を任されていたこともあった。今は再雇用され地方の小さな銀行の一社員として勤務している。どこにでもいるようなサラリーマン。その典型

もっとみる
アイスが溶ける前に

アイスが溶ける前に

私はアイスが苦手です。正確にはアイスが苦手、ではなく「アイスを食べるのが苦手」だったりします。

一つは知覚過敏だったから。だったからと言うのは少し昔のお話。今はもう普通にアイスをかじることだって出来ます。ですが20代の時はそれが出来ませんでした。

私は歯磨きをしっかりと教えられてこなかった家庭に育ちました。私の父は60代。もう半分以上の歯が入れ歯になっています。それを聞くと子どももそこまで熱心

もっとみる