憧れと、嫉妬と。
日常生活やSNSで様々な人に出会います。
素敵だなと思う人との出会いは本当に鮮明で、明るく、時にはまぶしいほどです。
素敵だな。
素晴らしいな。
すごいな。
そんな感情でいっぱいになった時、私の胸はあたたかさでいっぱいになります。
素敵な出会いに感謝し、嬉しさで躍り上がります。
そんなあったかい気持ちだけを抱えていれたらいいのに。
私にはその裏返しも簡単に起こります。
羨ましいな。
ずるいな。
私には無理だな。
いいな、と思う気持ち以上に寒々とした気持ちが沸き上がることもあります。
私には出来ないのにあの人には軽々と出来てしまうんだ。
私って何をやっても大したことないな。
そんな気持ちになることも私にはよくあるんです。
世の中には人と比べたっていいことないよ、と言う人もいます。
確かにこんな寒々しい感情を抱えるくらいなら比べる必要はないと思います。
自分を卑下するなんて辛い以外の何者でもないですからね。
ですが嫉妬の裏返しは憧れでもあります。
こんな風になりたい。
私だって出来る。
そんな気持ちにさせるのも人と比べるからこそだと思うんです。
現にそれで憧れを追い続けて手に入れたものもたくさんあります。
少しでもその人に近づきたい、は決して悪いことばかりではなかったと思うんです。
やっぱり要はそのバランスなんですよね。
憧れと嫉妬のバランス。
嫉妬になりすぎないように時には自分を変えていくことが大事なのかなって思います。
その原動力を利用出来る時は大いに利用する。
でも時々休みながら自分の理想を追い求めていく。
出来る範囲でやっていくんだって気持ちで。
そしてどこかで「比べる必要なんてないよ」も持っていること。
あの人のあれは素敵。
この人のこれは素晴らしい。
私のこんな部分はすごいよね。
そう思うことも大事なんだと思います。
比べすぎない、憧れすぎない、自分を卑下しない。
唯一無二の自分を認める。
きっと私の当たり前は誰かの嫉妬の対象かもしれないのだから。
いつもこんなことでぐるぐるしている私です。
時には肩を落として。
時には胸を張って。
人と比べながら。
自分は自分で。
そうやって生きていくんですね。
子どもにお小遣いをあげる気持ちで♡