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竹富島で出会った、いいかげんおじい
今年の夏は国内旅行に行けるのか。
数年前の今頃、石垣で潜ったついでに、ひとりで竹富島に行ったときの話。
石垣島からの船を降りたら、レンタルチャリ屋の車がズラリ。
大きなバスと小さなバン。
舌切りスズメの教えを忠実に守り、私は小さなバンを選んだ。
船から降りた他の人はみんな大きなバスに乗り込んで、小さなバンのお客は私だけ。
船から降りてくる人がいなくなったのを確認し、運転席のおじいが、ちょっと寂し
リモートワーク終了直前のボヤキ
あー、リモートワークが終わるー
通勤の時間がないだけで、こんなに自由な時間が増えるなんて。
出社していないだけで、シゴトがこんなに短時間ではかどるなんて。
緊急事態宣言がなされ、
リモートワークと自粛生活が始まり、
暇だなぁ、時間いっぱいあるなぁと思っていたころが、すでに懐かしい。
ビフォアコロナにはやっていなかったけど、やれてよかったことはたくさんある。間違いなく、話題の引き出しが増えた。
ゆたかさは、食とトイレで測れる?(チベット記)
去年行った西チベット。
チベットのなかでもまだ開発が進んでいない地域。
太陽光発電で、停電なんてしょっちゅう。
マイナス10度で雪が降っているというのに窓も閉まらない宿。
電気も水もなく、寝袋にくるまって、ただひたすら寒さに耐えた。
西チベットのトイレ事情トイレは、たいてい外。
車の移動中は、道沿いのそこらへんで済ます。
集落では、ニーハオ(ドアがなくてお隣が丸見えのタイプ)の公共トイレ。トイレ
がんばろう、全国のサービス業
久々に出社した。
まだ緊急事態宣言が明けない都内。
電車はがら空き。座席は、暗黙のルールのように、ひとつ置きに開けてある。
昼間、ランチを調達しようと外に出たら、
そこらじゅうの飲食店の人たちが
テイクアウトのお弁当を、一生懸命売っていた。
というか、手渡していた。満面の笑みで。「ありがとう」と。
東日本大震災の後を思い出す。
震災の1カ月後、シゴトのため、仙台空港の再開を今か今かと待って、再
脱!「休みなんだから、出かけないともったいない」症
休みなんだから、どこか行かないともったいない!
こんなに晴れてるんだから、出かけないともったいない!
自粛生活がはじまる前の休日は、
なかば強迫観念にかられるように、街へ、山へ、海へと出かけてた。
予定がないと、ぬけがら。
でも、出かける予定を無理くり詰め込まなくても
充実する過ごし方って、いくらでもあるのね。
魅力的なひとたちは、見えないところで、
自分なりの「何にもない日の過ごし方」をしっか
今日はきっと誰かの最良の日(チベット・エベレストBCにて)
1年前の今日、エベレストを見ていた。
18日間のチベットの旅も終盤に差し掛かり、
チベット側のエベレストベースキャンプ(BC)へ。
BCから見たエベレストは、
すごく大きく、雪をまとった姿が神秘的で雄大だった。
BCの宿泊所に荷物を置いてから、
エベレストと世界第4位のローツェが、
夕日に染まっていくのをずーっと見ていた。
日が沈んで、星の下のエベレストを見てから少し寝て、
また真っ暗な中
「金のなる木」って、花が咲くんだよ
何年も、ベランダで伸びっぱなしだった「金のなる木」。
突然、花が咲いた。
大株になると、咲くことがあるらしい。珍しい。
その後、なんと、宝くじが当たり、週末には、競馬で万馬券!
・・・もちろん、そんなことはなく。
キレイだよね。って話。
泣きながらヒマラヤの山を登って気づいたこと
1年前の今日、私は泣きながら、チベットの標高5668mの峠を歩いていた。
現地の人いわく「軽いトレッキング程度」。
でも実際には、そこは、ガチ雪山だった。
日本だったら、完全にアイゼンが必要なクラス。
去年のGWは10連休。いま行くしかない!と前のめりで挑んだものの…
このガッツリ雪が積もった斜面を、あんな高いとこまで登るのか。できるのか私。
絶望した気持ちで、ただただ一歩を踏み出した。
世