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毒舌歓迎。毒舌研究者の取材での気づき。

私は企業に属して、いろんな人や組織とコラボして、雑誌とか映像とか本とか、色々なコンテンツを創るんだけど、最近はコロナ関係が殆ど。

先日は、ウイルス感染が専門の、とある研究者にお会いした。
ネットで過激な発言して炎上したりもするけど、いまメディアで引っ張りだこ。アポもなかなかとれなかった。

お会いしたとたん、
「いまネットで出てる映像なんかでは、僕はわりと穏やかなキャラになってしまってるんだけど(そうかな?)、本当は激しいんですよ」
と、怒涛のトークがスタートした。
これでもかというくらいオープンに、毒舌に、いきいきと。

本題のコロナのテーマ以外に、
いまの政治への憤り、ネットでケンカふっかけてくる人への悪口(笑)、
世に訴えたいこと、将来成し遂げたいこと、なかなかうまくいかないこと、
不安や悩み、プライベートな話などなど。
予定の2時間を超え、あっという間に4時間近く。

終わったときには、私はこの人が大好きになってた。
すごく親しみを感じて、全力で応援したくなってた。
誰にも臆せずに、自分をオープンにさらけだすところも、
怒りをパワーに変えて、毒吐きながら前に進もうともがいてるのも、
ものすごく魅力的。

いつのまにか、無難なことばかり言おうとするようになってた、
ホントは毒だらけの私自身を、ちょっと反省した。

毒って、嫌いなものを嫌いと言うこと。
ネガティブに感じたことを、自分はそれは嫌だと言うこと。
好きなものについては簡単に伝えられるけど、
嫌いなものや嫌だと感じたものを人に伝えるのって難しい。
反論されるかもしれないし。
だからそれを隠して、無難なことばかり言うようになる。

無難な発言ばかりする人は、本心が見えない。
臆せず自分をさらけ出すって、すごーーーーく勇気がいるけど、
人との関係をつくる第一歩。
これができないと、何年たっても、うわべの関係。

自分をさらけ出してくれる人、毒吐いてくれる人、大好き。
どんどん毒を吐いてもらって、私もどんどん毒を吐いていこう。
毒舌、大歓迎。

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