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#コラム

2024年、それぞれの人にとってのキーパーソン

2024年、それぞれの人にとってのキーパーソン

ここ最近、お仕事とプライベートで久しぶりに人と会って、2~3時間話して、ものすごい満足感や安堵感を得たんですよ。「人と会って話すのは良いなぁ」なんて、しみじみと感じたのです。

でも、同時に、やっぱり僕自身が年齢を重ねてきて、20代とか30代の前半ぐらいまでの「人と会って話すことの性質」がですね、自分自身の中で変化したことも強く感じました。

すごく変なことを言うようなのですが、

「昔と比べて、

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2023年最も読まれた記事まとめ

2023年最も読まれた記事まとめ

こんにちは。しいたけ.です。

まずは御礼を言いたくて、先日公開した「2024年上半期しいたけ占い」ですが、たくさんの読者の皆さまにご覧いただいているようです。本当に、いつもありがとうございます。

そして、今日は、毎年ひそかに発表している「最も読まれた記事」の2023年版をランキング形式でお届けしたいと思っています。今年も、お時間に余裕のある方はぜひ見ていただけたら嬉しいです。

2023年1月

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「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。

ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。

誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ

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自分を知るとは、「原液」を知ること。

自分を知るとは、「原液」を知ること。

「自分を知る」とか「ガマンの蓋を剥がして欲を見つける」などとわたしはよく言うけど、どういうことなのかというと、言い換えると「原液を知ること」だと思っている。

ますますわからなくなった人もいるかもしれないけど、ちょっと書いておこう。

「原液」というのは、子育てをしているときによく感じていたことで、自分の子供と産まれたときからいつも一緒に時間を過ごしながら「自分と深く関係があるけど別の人格であるこ

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「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

「価値観がちがう」の失敗は、大事なものを見つけるチャンスだという話

仕事を辞めるときも、恋人と別れるときにもよく「価値観がちがう」という理由があげられるけど「なんの価値?」と聞くと、答えられないことが多い。

「選ぶものがちがうから不快」という不満のなかには、自分が譲れない大事なものがあるから、解像度を上げてちゃんと知ったほうが後々のためにいいのにな、と思う。

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たとえば仕事で、「成長を求められるのがいやだ」と不満を感じて、自分は毎日毎

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素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。

素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。

ここ数年「素直」について考えている。

なぜかというと、自分が素直じゃないまま大人になってしまったからだ。

「素直」というのは幼少期に愛されて育った者に備わるもので、意識的に「できる」ものではなく、同様に「素直じゃなさ」も環境によってできあがってしまった「替えようのない変わることができないこと」だと思っていた。

大人になるにつれわかったのは、「素直じゃないこと」でいいことはひとつもないというこ

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「あの人もったいないよね」

「あの人もったいないよね」

僕自身が10代とか、あと、20代も含めてすごく注目してきた台詞があるのですが、それが、「あの人もったいないよね」なのです。

「あの人さ、もったいないよね」

という言葉は、

「今の環境に甘んじないで、もっと本人がやる気を出せば、もっと面白い展開になっていくかも知れないのに」

とか

「違う環境が与えられたら、今以上にもっと何かを発揮できる才能があるはずなのに」

とか、そういう評価をされてい

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「私が悪かったんです」と言って話を収めることが、有害にもなり得てしまう話

「私が悪かったんです」と言って話を収めることが、有害にもなり得てしまう話

ネットで書いてあったことか、もしくは、昔読んでいた本の中に書かれていたものなのかはド忘れしてしまったのですが、ある精神科医の人がこういうシチュエーションについて説明していたのです。

ある子どもが、けっこうな悪いことを何回もやってしまって、学校に親が呼び出された。重苦しい空気の中、学校に呼び出されたその親御さんが「全部私が悪いんです。私の育て方が悪かったんです!」と泣き出してしまった。

なんか、

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心を空白にすると良い知らせを受け取りやすい

心を空白にすると良い知らせを受け取りやすい

今回は是非書きたいことがあって、それは

「心を空白にすると良い知らせを受け取りやすい」

についてなのです。

これ、読んでくれている方もどこかで経験されているかも知れないのですが、自分にとって良い知らせを待っているときって、そのことについて「まだかな。まだかな」とずっとそこに視点を合わせているのではなくて、何か違うことをやって「ちょっと忘れている状態」とか「その情報から離れているとき」に「良い

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大切な節目を迎えさせてもらいました

大切な節目を迎えさせてもらいました

もう随分昔の話になるのですが、僕が20代の頃、自分の人生に対する挫折と後悔と「この先に何をしていくか」がまったく見えなくなってしまった時期があったのです。

なんかでも、そういう当時のことを思い出してみても、自分自身が段々と「ドツボ」とか「泥沼」に入っていくのって、なんとなくわかったりしません? 「あー、このまま行くとけっこうダメだよな」とかわかっているけど、「悪夢から目覚めるのが難しい」みたいな

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決断をしていくための準備

決断をしていくための準備

ワタクシ事になるのですが、今年の2022年は色々と先のことについて決断をしていったり、あと、「私はこうしたい」という方向性をハッキリと伝えていかなければいけない場面もあったりして、心を鬼にしてきた部分がありました。あ、なんかいきなり激しい言い方でごめんなさい。

ただ何か、僕なりにこれまでの人生で「決断」とか、「ある程度強い気持ちを持って、今後はこういう方向性でやっていこう」と決めて動いてきたこと

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目標を決めたり、悩みを解決するよりも先に大事なこと

目標を決めたり、悩みを解決するよりも先に大事なこと

いきなりなんですけど、人生の中で「ある程度長期的に参ってしまっている時」って、あったりするじゃないですか。

たとえば、「ここにいてもダメだとわかっているけど、新天地に行こうと決意するのが怖い。自分に自信がない」とか、「何かを変えなきゃいけないないんだけど、どうするかな~」と言っていることであったり。逆に、悩みとか問題って「緊急事態性」があるものの方が手が付けられやすかったりもしますよね。だっても

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その場だけのために「やるつもりがないこと」を言うと、言葉と共にあったものが腐ってしまう

その場だけのために「やるつもりがないこと」を言うと、言葉と共にあったものが腐ってしまう

もうかなり昔の話になってしまうのですが、学生時代にバイトをしていた先に「あ、僕○○さんと知り合いだから紹介しますよ」と言ってくれる年下の男の子がいたんです。

たとえば、好きなミュージシャンのチケットが取れるかなぁとバイト先の控え室で誰かが話していたとしたら、「あ、良かったら芸能系に詳しい人いるんで関係者紹介するよ」と間髪入れずに言ってくるようなことなんかもあった。その場にいた全員、心の中で「なん

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本が売れないと言われる時代にわたしが「書籍化」を目指した理由

本が売れないと言われる時代にわたしが「書籍化」を目指した理由

12月から担当していたweb連載の書籍化が決まった。

わたしが今働いているのは出版社でもなく、インターネットの会社でもなく、福祉や教育をやっている会社の「子育てに笑いと発見を」をコンセプトにした子育てのwebメディアの部署で。
新しい事業のタネを考えよう的な話があった時に書籍化したいと言ったら、金額サイズ的に事業になり得ないとそっこうで言われた。

いろんなところで本は売れなくなっているというニ

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