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中間発表:私の社会変革 #未来のためにできること
私は生まれつきアルビノという疾患がある。
外見は全身の体毛が金髪で、とにかく目立つ。弱視もあり、不便さもある。そんなこともあって、特に10代の頃はとにかく自己肯定感が低かった。
人と違う私は、恋愛も仕事もまともにできっこない。そう決めつけて、人前ではふざけたふりをして、よくひとり泣いていた。
高校生の頃に思い描いていた大学生活は、授業にサークルに、アルバイト…毎日充実してにこにこキラキラしたもの
あるアパートでのコロナ療養日記(1日目)
とうとう流行病にかかってしまった。
どこでもらったんだろう……?思い当たる場面はいくつもある。しかし、なってしまったものは仕方ない。おとなしく療養に励むとしよう。
最初は「ただの風邪くらいだろう」と思っていた。職場でもらっていた抗原検査キットを2回しても陰性だった。今日は念のため仕事を休んだ。抗原検査キットがまだ残っていたので、一応やっとくか……と思ってやったところ、ようやく陽性のお墨付きがついた
世の中の役に立たないこと。#8
飲みたいけど、酔いたくない、そんな夜もある。
明日は休みだから、酔っ払って明日の朝寝坊したっていいのだ。だけど、酔いたくない。酔って頭が働かなくなることや、早い時間に寝てしまうその時間がなんだか惜しい。
酔いたいわけじゃなくて、ビールのあの苦味と喉越しを味わいたいのだ。「今日はノンアルコールビールにしよう」そう思って、仕事帰りに駅前のスーパーに寄った。一般的なビールのほか、ご当地ビールも並ぶ中
同じ月をみた日 #0
友人であり、現代美術家の渡辺篤さんが新たに立ち上げた「同じ月をみた日」というプロジェクトに参加している。
同じ月をみた日とは
孤立感を感じる全ての人を対象とし、「月の観察/ 撮影」をきっかけとする遠隔交流や、困窮する不可視の他者へのまなざしや想像力を誘発する、「コロナ禍」及び「アフターコロナ」に対するアートプロジェクト。
(同じ月をみた日 https://www.atsushi-watanab
ダメダメ職員、出戻りました!
誰かの、何かの役に立っていなければ、今自分はここにいてはいけないような気がする。
「生産性」という言葉が、重く重くのしかかる。効率よくスマートに確かな成果を挙げなければ…私の代わりなどいくらでもいるような気がする。というか、私より有能な人は腐るほどいて、時々、こんな私にお給料が支払われていることが申し訳なくなることもある。そうは言っても生きていかなければならないわけで、飲みながら「みなし残業意味
世の中の役に立たないこと。#4
「好きだ」とか無責任に言えたらいいな
Official髭男dismのPretenderの歌詞の一節だ。
先日、男友達と最近できたばかりのスヌーピーミュージアムとひつじのショーンカフェに行ってきた。「男友達と」なんて書くと、なんだかデートっぽいけれど、片耳だけにピアスをした彼なので、私たちにはきっとラブ要素はないはず。きっと…。
「好きだ」と言うのは無責任なのかその帰り道、彼は車で来たと言うの
世の中の役に立たないこと。#3
アロマキャンドル一つを買うためだけに、渋谷まで行ってきた。
以前、友人からアロマキャンドルをプレゼントしてもらった。QOLが低い私には、買おうという発想すら湧かないものだった。中身を取り出していないにも関わらず、箱からすでにアロマのラグジュアリーな香りが漏れている。低価格の雑貨屋などに売っているアロマキャンドルとは大違い。なんか、すっごい高いものなんじゃないか…と思って、もらった時は震えた。