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お気に入りの記事をまとめています。勝手に追加させて貰っているので、外して欲しい方はご連絡下さいね。
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#スキしてみて

【詩】Surviver

【詩】Surviver

端正な佇まい
口を揃えて
優しそう

あなたを心から
信じたのは
信じることに
間違いはないと
思ったから

実際それでよかった
濡れて甘い時間は
消えることなく続き

一歩足を出すたびに
すでに用意された幸せが
そこにある

隙間がないほど
バスタブにある
溢れる喜びのミルク色

時よ
止まれ

極上の幸せを手放す時が
来るなんて思わず
ただ怖かった

あなたが私を忘れて
去ってしまって
どれだ

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「書欲」(詩)

「書欲」(詩)

書くことは汚れない
私の手が
どれほど汚れても

生きることは汚れること
それはとても大らかに
その汚れを受け入れよう

雲に月が灯る
蝶に花は広がる
連なった声は名を結び目として長くなる

それらすべてを書いていたい
書いていたいのだ 私のままで

どんなに汚れが身を燃やそうと
私のペン先は静かに

サラティガ、月

サラティガ、月



INDONESIA

 昨年の暮れから今年にかけて、わたしはここインドネシア、首都ジャカルタの高層ホテルの一室で、ただ茫然と日を送り続けていた

その小さな旅はもちろん、誰に命じられたわけでもなく、自分の意志で年末年始の休暇を過ごすために、航空券と中央ジャカルタのデザイナーズホテルを押さえておいたのだ

 だが、結局、いったい何をしに、あるいは何を観に来たのかが自分でもわからないままだった

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【詩】刷り込み

【詩】刷り込み

思い出した
すっかり忘れていたのに
あなたはこんな風だった

きれいごとの言葉の中に
釘やらガラスの破片やら
折れたナイフを入れ込んで
知らんぷりをする

自分の否を指を折って数えても
そこに答えはなくて

気まぐれに振り回されて
落ち込むのはこっちの方

あなたの優しさは自分に帰属してるもの
すっかりあなたは優しいと思い込んでた

思い出せばあなたは元々そんな風

あなたの傷を私が必死で癒して

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【詩】忘れたとしても

【詩】忘れたとしても

結んだ手と手

どうして今になって
こんな小さなことが
大事だなんて

懐かしい夏の香り
遠い面影の湿り気のある空気
木陰のタオル
汗を拭く
母さんに渡される
ペットボトル

母さんのしてくれていたこと

出来ないながらに
台所での母さん
ウロウロと
落ち着かないのは
何かを作りたいから

砂の山が崩れていくように
普通の生活が崩れていく

大事な思い出と
消えていく思い出

二人で歌う好きだった

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「海の絵、レンズの瞬き」(小さなお話)

「海の絵、レンズの瞬き」(小さなお話)

彼の描く絵に、価値を付ける誰かがいてほしい。
彼、と呼んでいるけれど、果たして彼に性別が搭載されているのかは分からない。
ただ、絵を描いている時の座り方や、足を開いて座っている背中、あとは焚き火を見つめている時の空気の纏い方が、彼女ではなく、彼、というものに感じる。彼女、と言うのが私のことだと彼が教えてくれたからだ。
私とは全く違う。
彼はとてもうつくしい。

彼の絵を見に、たまに他のアンドロイド

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【詩】幸福の報酬

【詩】幸福の報酬

どうにかがんばって
突っ走ってきた
得たいものは得られる

がむしゃらの先にある
それ相応の報酬
それ相応の暮らし

脈絡のない意識の高さで
なんとか這い上がった

戻ることを許さない
そこまできた

それでもカップに入った
虹色の液体は一向に
一杯にならない

入れても入れても
こぼれることもなく
ただ溜まらない

幸福は報酬に比例するはずだった

欲しいものは一通りある

それなのに幸福だけが

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【詩】Prayer

【詩】Prayer

痛いのは誰かの手首の傷
日ごと出るあの日の憂い話
舐めあう傷の生暖かさ
ではない

漆黒の闇からの手の多さ
逃げるために
後ずさりする

笑いながら地上から去れ
と手首をつかむように
毎日頭の中で
聞きたくない言葉が
響き渡る

否定的な言葉に
剣を持って
泣きながら戦う
誰にも言わず

毎日毎日
ここにいる
ここにいると
繰り返す

隣で微笑んでいる人に
漆黒の話をするのは
辛すぎる

どうぞど

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「いきをおくる」(詩)

「いきをおくる」(詩)

わたしはわたしをたのしむ
わたしはわたしのたのしいを選ぶ

もうその選択を恐れない
わたしはわたしと本心で生きるために

けして、何も恐れないと思っているわけではないよ
わたしの手を 握りしめていれば なのよ

わたしのいのちが泣き叫ぶときがある
わたしのこころが揺れ崩れるときも

それでも 両手は結ばれている
わたしは わたしを放さないと

わたりあえる互いの先があかるい
わたしはわたしの息を追

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こんばんは🌟*.゚
毎日たくさんのスキ♥️ありがとうございます🙇‍♀️
今日のWBC優勝に痺れまくりました😙✨
忘れられない一日になりました- ̗̀ 👏🏻👏🏻 ̖́-
今日もゆっくり休んで下さい😪 𓈒𓏸‪ ‪𓂃 𓈒𓏸
おやすみなさい(*˘︶˘*)オヤスミ~。.:*♡

「しとやか」(詩)

「しとやか」(詩)

私は しとやかでした
そのむかし
それが私を守ってくれていた気がしていたから
でも本当は
それが私を弱くしていたのだと知り
私はその日
怒る練習に明け暮れたのでした

はじまり
はじまり

【詩】優しすぎる

【詩】優しすぎる

僕の歩いてきた道
自分の自信のなさが
いつも隣にいて
褒められれば褒められるほど
委縮してしまう

何もかもうまくいっているように見え
壊れているとこなんてどこにもなく
顔も悪くない 頭も悪くない
性格も悪くない 全てに
どこも責められることはない

皆は知らない
僕がこんなに自信がないこと

人ごみに行くと倒れそうになる
顔色を自然と見て
雑然とした出来事は
僕を追い詰める

それでも平静を保っ

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