2022年7月の記事一覧
世の中のブームの立役者だった私の記憶を呼び覚ますには、彼女の薬が必要だった。
📚
「虫に恋したプロテイン」
ある日Instagramを開いたら、この画像がそれこそ初めましての人から、私にストーリーズ経由で送られてきた。
「あなたのこの本の解説をして欲しいの」
彼女は私にはっきりとした口調でこう断言した。
私は、内心なんのはなしですかと言いそうになるのを堪えて彼女に話の続きを促した。
「私はあなたに真実を伝えてと依頼されました。この本は、あなたの本なのです。この本に
僕のアドバイスは、痛さを伴う歴史を語る。
「膝が痛い」
僕は、この台詞を話す大人に憧れたことはない。
だけど、自ら発する時は大人になった時だと思っていた。大人になるとどうしたって膝に限らずカラダの一部に誇るような物語があるものさ。
この物語をこれから、父として走る大人に捧ぐ。僕が君達に出来るのはこういう事さ。
2016 娘マンモス幼稚園に入園する。
一学年、120名程になる。
初めての幼稚園に浮かれていたのは僕の方だ。
春、夏、秋
滑らかなロマンスは、ムダをなくす日々への始まりだった。
【やってみた大賞】
私は時に夢を見る。誰しもが平等に夢を見る権利はあると思う。
私は去年より12㎏の減量に成功した。
だが、それはもう過去だ。
「私は、過去には興味がないの」
数々の昔の彼女に言われてきた台詞だ。
その気持ちを理解出来ずにずっと未練がましく、もう一度を欲していた自分を恥ずかしく思う。
今なら私もこう言える。
「俺も、過去には興味がないんだ」
「目の前にあるのは更なる美な
やってみた大賞へ捧ぐ、『独占記事』~SNSで知り合った蟲好きナースに昆虫食を食べてもらうまでの私の記録~
【やってみた大賞】
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーについて今語るべきではない。
"おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る"
これはカーネギーの墓碑銘に刻まれている言葉である。私にとってこの思想は物事の大小ではなく、体現して生きていきたいという私の目標でもある。
「ねぇ、あなたに聞いて欲しい事があるの」
6月に入り梅雨の話題も出始めた時、彼女はいつもと少し違った憂いを帯