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社会人大学院生に、1年次が始まる前にでも、或いは1年次の5月ぐらいまでに読み終えてもらいたい本 〜 社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科高広ゼミより

社会人大学院生に、1年次が始まる前にでも、或いは1年次の5月ぐらいまでに読み終えてもらいたい本 〜 社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科高広ゼミより

はじめに〜社会人大学院生の論理的思考不足は大きな課題 リカレント/リスキリングという言葉が知られるようになり、社会人が大学院にて学び直す機会が増えています。また、社会人向けの専門職大学院はどこも人気なようです。
 この専門職大学院、文科省の定める基準においては「論文相当」のものの執筆を必要としないところもあったりするのですが、修了要件に入っている場合は相応の文字数、だいたい4〜5万字程度を最低限と

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「ソフトウェアと経営」マガジン始めました

「ソフトウェアと経営」マガジン始めました

幾つかのスタートアップからGunosyのCTOや新規事業担当を経て、現在はDMMのテックカンパニーへの改革を進めています。その中でソフトウェアを経営に活用する・企業のデジタル化を支える自分なりのフレームワークが見えてきました。これまで部分ごとに都度発信してきたのですが、ソフトウェアからマネジメント、会計など様々な領域にまたがる知識を整理して発信したいと思い、これらをまとまった形式でnoteのマガジ

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マーケティングリサーチ会社の【報告書の書き方】を特別公開!~リサーチで集めたデータ映えの見せ方とは?

マーケティングリサーチ会社の【報告書の書き方】を特別公開!~リサーチで集めたデータ映えの見せ方とは?

こんにちは。電通マクロミルインサイト(以下:DMI)経営企画チームです。

本日は、マーケティングリサーチ会社がどのようにして資料作成や報告書を作成するのか、そのノウハウをお伝えいたします!

わかりやすい報告書とは? みなさんは資料や報告書を作成するときに1度は下記のような悩みに直面された方も多いのではないでしょうか。

・綺麗な報告書ってどのようなもの?
・この報告書で理解してもらえるかどうか

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ビジネスパーソンのスタートアップへの流入についての見解

ビジネスパーソンのスタートアップへの流入についての見解

註:最初に。本投稿はスタートアップに興味はあるが、その内情についてあまり明るくない方を想定して書いています。いわゆる中の人・プロ筋の人にとっては当たり前の内容過ぎるので、読まないことをお勧めします。。

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では本題へ。。昨今、日本において、20代-30代を中心に大企業や外資系企業・金融やコンサルなどのプロフェッショナルファームにいるビジネスパーソンがスタートアップに移るケースが増加して来て

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スタートアップにとってのSOの意味 - SOの基本設計を考える上での主要な前提

スタートアップにとってのSOの意味 - SOの基本設計を考える上での主要な前提

最近、スタートアップに転職を検討している知人から「SOはどのくらいが水準感なのか?」とか、スタートアップにCFOとして転職した知人から「SOの設計ってどう考えるのが定石?」などと聞かれる機会も増えてきており、折角なので、今後何回かに分けてスタートアップにおけるSOや株式報酬型インセンティブについて記載してみようと思います。

第1回目の今回は、一番の基礎となる「スタートアップにとってのSOの意味」

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事業化に失敗しない持続可能なビジネスをデザインするために

事業化に失敗しない持続可能なビジネスをデザインするために

デザイン思考とよばれる顧客の課題や欲求への共感からビジネスを発想し、企画を練り上げていくプロセスを活用して、新規事業を生み出す「ビジネスデザイナー」と呼ばれる職能で働く人が増えています。

経済産業省・特許庁から、デザイン経営宣言とよばれる「デザインの力をイノベーションやブランド構築に活用する経営手法」について紹介があり、ハンドブックなどの実践的で具体的な情報にアクセス可能になっていることも「ビジ

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仕事も勉強も基本は「分解力」〜並列で情報を見てはいけない理由〜

仕事も勉強も基本は「分解力」〜並列で情報を見てはいけない理由〜

基本的に仕事も勉強も膨大な情報を膨大なまま受け止めると、なにから手を付けていいのかわからなくなってしまいます。それで途方にくれるわけですが、それは「情報をすべて並列」で整理してしまっているからなわけです。

たくさんの荷物がある時に、それらをバラバラと適当に部屋に並べては全くもってなにがどのようにあるのかと言うのが全く分からないわけです。だけど、ちゃんと分類分けして、クローゼットに入れたりして整理

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1人目デザイナーがフルリモート環境でデザイン組織を立ち上げる際に気をつけたこと

1人目デザイナーがフルリモート環境でデザイン組織を立ち上げる際に気をつけたこと

こんにちは、AI inside デザインチームの保坂です。

(この場でのご報告で恐縮ですが、2021年4月1日より Chief Experience Officer に就任いたしました。より良いエクスペリエンスを恒常的に提供すべく、邁進して参ります。)

前回のはじめましての記事で簡単にご紹介しましたが、AI inside のデザイン組織は2020年5月に発足し、約1年後の2021年6月現在では

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デザイン組織をデザインする

デザイン組織をデザインする

2020年1月にSPEEDAのCDOに就任しました。3ヶ月後の4月からは、SPEEDA、FORCAS、INITIALといったB2B SaaSプロダクトを担当していたデザイナーがひとつの組織に集まり、B2B SaaS事業のCDOになりました。(ちなみに、速攻で育休取得したので、本当にカオスのスタートでした汗)

あれから、約1年。多くの失敗を重ね、私たちのデザイン組織が成長していく中で、学び得た実践

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「変革の時代の組織リテラシー」導入講:なぜ今、プロジェクト・マネジメントが必要か?

「変革の時代の組織リテラシー」導入講:なぜ今、プロジェクト・マネジメントが必要か?

みなさまこんにちは、中分毅(ナカワケ・タケシ)と申します。
私は、40年余り、日本国内や中国、ロシア、ベトナム、中東等で、建築プロジェクトや都市開発プロジェクトに携ってきました。そこで、プロジェクト・マネジメントの重要性を実感し、有効性の高い(effective)プロジェクト・マネジメントのあり方を模索してきました。2015年からは、多摩大学大学院経営情報学研究科MBAコースで、プロジェクト・マネ

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「変革の時代の組織リテラシー」第1講:そもそもプロジェクト・マネジメントとはなにか?

「変革の時代の組織リテラシー」第1講:そもそもプロジェクト・マネジメントとはなにか?

第1講では「そもそもプロジェクト・マネジメントとはなにか?」についてお話しします。
導入講で述べた「PM2.0からPM3.0へ」を考える前提として、プロジェクト・マネジメントの源流とPM2.0の骨格的方法論について理解し、その有効性と限界を理解いただくことを目指しています。
プロジェクト・マネジメントを学ぶ際、学術的な理論と現場でどうプロジェクトを回すかという実践方法がそれぞれ別に語られており、そ

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コーディネーターの学校、はじまります。

コーディネーターの学校、はじまります。

こんにちは、みんなの図書館さんかく/コミュニティファシリテーターの土肥潤也です。

突然ですが、この度、全国各地でローカルベンチャーの立上げ支援などを行なってきたNext Commons Lab(通称NCL)と協業し、「コーディネーターの学校」を開講することになりました。

NCLは全国11拠点に加え、台北にも拠点をもつソーシャルプロトタイピングチームです。「未来のコモンズ(Next Common

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