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みたにノ戯言

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『いつもの日常を、とても素晴らしいことの様に書く。』 ”みたにノ戯言“のコンセプトは、小さな発見、気づきや、可笑しな事柄を描く事。 今まで見えていたものが、全く違って見えてくる…
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#人生

人生絶望計画

人生絶望計画

〜みたにノ戯言P.11〜

この世の中は幸せと同等か
それ以上に絶望が溢れている。

世界を知らない僕には、諸外国がどの様な暮らしぶりか、間接的にしか知ることができないが、少なくともこの国の中では、絶望の圧が低くのしかかっている。
僕らは絶望するために生まれてきたんじゃないかと錯覚する。絶望を嫌悪し、回避し、乗り越えて暮らす僕らは果たして幸せを望んで行動しているのか自分自身に疑問を投げかける事がよ

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熱意と行動が生み出す抑圧

熱意と行動が生み出す抑圧

みたにノ戯言P.10

 僕の住む世界だけかもしれないが、人のやる気とか好き嫌いを測ろうとする人が結構いる。そんなもの測ってみたところで、誰が得する訳でもないが、勝手に思考して無作為に決めつけるその行動を是と考えている様に見える時は驚愕である。

『人の内面と社会的な表面で起こる小さな軋みの』

について今日は考えようと思う。

 僕は色々な所で言っているが、役者修行の身である。そのためかも知れな

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人間の習性とブランディング

人間の習性とブランディング

〜みたにノ戯言P.9〜

商品を売り出す時には、その会社や顧客に合わせたブランディングが行われる。僕の場合だと、どの方向性の役者として売り出すかが常に問われる。コメディ、恋愛、アクション、ホラー、シリアス系など、どの様な作品に出るかによって、またどの様な作品に出たいかによって、俳優としてのブランドが形成される。言い忘れていたが、僕自身は今まさに俳優の卵(修行)の身のため、売り方(ブランディング)は

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長生きは幸せと連呼した。

〜みたにノ戯言P.2〜

 人生100年時代と言われる様になり、現代は特に、70、80歳は平気で超える人が続出する、長寿が最も多い時期である。皆んな100歳と行かなくとも、80歳ぐらいまでは生きるつもりで計画し、行動する人も沢山居るのでは無いだろうか。

 僕にも80歳まで生きると考えた時、およそ、60年程残っているのだが、10代20代では、先の人生を考えられる人は少ないと思う。それを踏まえての話

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不幸な思考で幸福を願う。

〜みたにノ戯言 P.1〜

プロローグ

『いつもの日常を、とても素晴らしいことの様に書く。』

”みたにノ戯言“のコンセプトは、著者の小さな、小さな発見、気づきや、可笑しな事柄を描く事。
今まで見えていたものが、全く違って見えてくる楽しさ。

それを残す。

本編↓----------------------------------------

僕はとても運が悪い。

 ずっとそう思って生きて

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