みたにノ日常  〜餃子があれば兎に角ハッピー!〜

俳優 餃子を愛する者。海外に夢を描く者。 バイオリン、ハンドパンを弾くのが好きで、読書…

みたにノ日常  〜餃子があれば兎に角ハッピー!〜

俳優 餃子を愛する者。海外に夢を描く者。 バイオリン、ハンドパンを弾くのが好きで、読書、映画、舞台を好む。 小説とか書いてみたいなぁとか思いつつ。 暑さへの耐性がないため、暑いとテンション下がる。 猫かわいい。猫好き。

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  • みたにノ戯言

    『いつもの日常を、とても素晴らしいことの様に書く。』 ”みたにノ戯言“のコンセプトは、小さな発見、気づきや、可笑しな事柄を描く事。 今まで見えていたものが、全く違って見えてくる楽しさ。

  • 戯曲集とは言えない物語

    戯曲とは映画や演劇で使われる台本のこと。 ものを書く事が増えたのは良いのですが、ただ蓄積されるデータと紙の山が増えたので、順次ココに紹介していく。 埋没されるデータというのは、大抵にしてアイデア段階である事が多いのですが、そのままにするのは些か勿体ない。 少しでも読んで楽しんでもらえるなら幸いです。

  • 急性骨髄性白血病との8ヶ月に及ぶ暮らしから見えた景色

    17歳の僕が経験した「白血病」を、当時の事を思い出しながら纏めた記事。

最近の記事

無作為な思考の産物

〜みたにノ戯言P.13〜 《キッカケ》 〜7月ある日〜 無作為に考えてみようと思う。 何かテーマが決まっているわけではない。 たまには、100%自分のために書いてもいいかなっと、思ったからだ。  特に意味はないが、なんとなしに考えを広げて行くと、うっすら思っていた事が見えてきて、頭の中の整理になったり、やりたいことが見えたりしてくる。 僕は結構気に入っている。 そんな所が産物なのではないだろうか? と思ってみたり.... もう始まってるみたいなものですが、

    • みたにノ日常

      〜みたにノ戯言.12〜 みたにノ日常について紹介した。 が、実際に調べても検索には引っかからず、インスタとnote内でしか出てこないことに気付いたので、こういうタイトルで書こうと思う。 内容は日常と言いつつ、少し非日常が入る。 実際、文章を書くときは気分は少し非日常的でないと書けない。なので今も実は屋上で満月を見ながらか書いていたりする。 酔いを冷ましているだけなのだが、文章にすると似非ロマンチストをまぶした様な気持ち悪さがある。 日常とはなんなのでしょう。 わか

      • 人生絶望計画

        〜みたにノ戯言P.11〜 この世の中は幸せと同等か それ以上に絶望が溢れている。 世界を知らない僕には、諸外国がどの様な暮らしぶりか、間接的にしか知ることができないが、少なくともこの国の中では、絶望の圧が低くのしかかっている。 僕らは絶望するために生まれてきたんじゃないかと錯覚する。絶望を嫌悪し、回避し、乗り越えて暮らす僕らは果たして幸せを望んで行動しているのか自分自身に疑問を投げかける事がよくある。 人間はそもそも絶望する事が大好きだ。 と、思ったりする。 みんな幸

        • 急性骨髄性白血病との8ヶ月に及ぶ暮らしから見えた景色

           書こうとは思っていたのですが、何を書けば良いのか分からなくなってきたため時間が空いてしまいました。まだ記憶が鮮明なうちに書いておけばよかった。と今更ながら後悔してます。  色々考えたんだけど、辛い辛いって内容ばかりだったから、今回は入院中の楽しかった思い出について、語っていこうと思います。 それでは〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  病院にもよると思うが僕の入院した病院は、かなり良い所だった。間取りの良い施設は常に綺麗で、大きな病院だから設備

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        • みたにノ戯言
          13本
        • 戯曲集とは言えない物語
          2本
        • 急性骨髄性白血病との8ヶ月に及ぶ暮らしから見えた景色
          4本

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          熱意と行動が生み出す抑圧

          みたにノ戯言P.10  僕の住む世界だけかもしれないが、人のやる気とか好き嫌いを測ろうとする人が結構いる。そんなもの測ってみたところで、誰が得する訳でもないが、勝手に思考して無作為に決めつけるその行動を是と考えている様に見える時は驚愕である。 『人の内面と社会的な表面で起こる小さな軋みの』 について今日は考えようと思う。  僕は色々な所で言っているが、役者修行の身である。そのためかも知れないが、周りにはやる気に満ちた人も多い。その事自体は僕は否定しないし、むしろ熱意あ

          人間の習性とブランディング

          〜みたにノ戯言P.9〜 商品を売り出す時には、その会社や顧客に合わせたブランディングが行われる。僕の場合だと、どの方向性の役者として売り出すかが常に問われる。コメディ、恋愛、アクション、ホラー、シリアス系など、どの様な作品に出るかによって、またどの様な作品に出たいかによって、俳優としてのブランドが形成される。言い忘れていたが、僕自身は今まさに俳優の卵(修行)の身のため、売り方(ブランディング)は非常にニッチな問題なのだ。 でも、個人的には色々な役や現場を経験したいわけで、

          遅くなりましたが、以前から書いていた僕の過去に体験した病気に関する続きを投稿しました。

          遅くなりましたが、以前から書いていた僕の過去に体験した病気に関する続きを投稿しました。

          急性骨髄性白血病との8ヶ月に及ぶ生活

          第二章 生きる事って重要?  最初に苦しさを覚えたのは、意外にも精神面で、鈍感な人間でも心に息苦しさを覚えることを知った。 病室は大部屋で、この中では割と年齢も高く、頗る健康そうな自分は申し訳ない気持ちと、罪悪感で悶々としていた。  僕の病気よりもっと辛い人もいるだろう。元気な高校生がベッドの上でダラダラしている姿は、ただただ周りに対する侮辱行為なのではなかろうか?そんな事は、悩んでどうにかなることでも無いのに悩み続けて、当然の如く答えは出ない。行動しないと変わらない現実。

          日和見の苦悩

          短編戯曲(演劇) 場所: 地平線が見える。遠くに盆地、そこに広がる街並み。中心に大きな高い構造物が増えている。 ベンチに並んで座る人達。ベンチは上手奥。 登場人物: ・民衆1、2、3、4、5、 ・通行人 ・ヤブ医者 ゴールドベルク変奏曲が一瞬流れる。 1「あれ、何だと思う。ピカッ光ってるあれ。」 間 1「ほら、見えるでしょ?あれだよアレ。」 2「どれの事か分からないよ。」 3「うん。分からない。」 4「分かんないね。」 1「じゃあ、上の方にあるあれは?」 1遠くを指し

          暗い部屋。明るい窓。

          暗い(光が届かない部屋の隅)壁に寄りかかる2人。ただ寄りかかっている。 女)早く戻らないと 男)うん ...... 男)あと3分。3分までいよう 女)どうなるの?これからいつものように..... ...... 男)さあ、分からない。分からないから、こんな所にいるんだよ。 女)ねえ、なんで3分なの?戻りたくない、もっとここに居たい。5分でも10分でもいいから。 男)それは出来ない。 沈黙 声が聞こえる。その方向に視線を乗せる女。それから男。 別の2人組、意気揚々と歩いている

          芸術は空間を喰って生きている。

          〜みたにノ戯言P.8〜 これはあくまでも僕自身の芸術論であるが、芸術作品はそれ単体では芸術になりえない。 そもそも、物や事柄をそれ単体のみ存在させることが出来るのかは疑問であるが、やはりその作品が存在する空間が、どの様なところであるかが、その芸術の意味するところが多いに変化する。芸術は空間によって生かされて、空間を喰って個性を身につける。 なので、絵画や写真や彫刻など、それのみで芸術的価値があるとされる作品に対して、僕は非常に違和感がある。本来、モノの好き嫌いや良し悪し

          死の設計図は生きる目論み

          〜みたにノ日常P.7〜 普通に見えて、究極な極論ではあるが、僕らは生きたいと望み、生きるために行動している。 お金が欲しいとか、家族が欲しいとか、長生きしたいとか 幸せになりたいとか、楽しみたいとか。 そういう副次的な目的は人それぞれにしろ、やっぱり、みんな明日のご飯やこの瞬間の呼吸を確保するため、即ち生きるために生きている。 でも皆んなあまり生の一環として死を受け入れない。 頭では理解できていて、実際に終活なんて言葉もあるが、人は本能的に死を避けて生きる道を模索してい

          怠惰な一日

           ※(注)これは下書き保存れていた昔の闇日記。  一人で家にいる時、やらなきゃいけない事が全然出来なかったり、それで憂鬱になったりする事がある。そういう状態にはなるべくなりたく無い。自分の大きな夢が掛かっていたりすると、出来ない事で更にネガティブな気持ちになって、結局、生産的な事は何も出来ないまま一日が終わる。   何がいけないのだろう。  自身の環境? それとも自分自身の心持ちの問題?  できるようなシステムを作ればいいのか? 一生懸命がむしゃらにやればいいのか?

          芸術のいらない国

          〜みたにノ戯言P.6〜  そもそも資本主義的世界において、芸術は存在しにくい。他者に対するサービスや物事を金銭に変えるシステムは、芸術行為を行うにあたって、高い壁となり、目の前に立ち塞がる。  芸術家という生き物は、他者に対しての忖度と生き残る為の金稼ぎを行う事が少ない為、殆どが自身の感じ考え共有しようと思った事がきっかけであり、大勢の顧客の考えを読み、それに合わせて需要と供給を生み出し続ける社会では、存在意義が問われる。  もちろんだからと言って、社会主義や共産主義や

          人は、林檎の色を決められる。

          〜みたにノ戯言P.5〜 ”林檎は赤い“誰もが知るこの決定を僕たちは疑わない。 100人に林檎の絵を描かせたら99.99999....%、みんな赤い林檎を描くに違いない。  けれども林檎は青い(緑色)時期を通して赤くなる。 初めから赤い色ではない。 これは周知の事実だ。  だが、僕は、青い林檎を敢えて描こうとする人に未だかつて、出会ったことがない。存在はするだろうが、圧倒的に少数派であるのは言うまでもない。  僕も含めて、人は物事の“本質”を求めたがる生き物であると思

          箱詰めされた心。余白のある身体

          〜みたにノ戯言p.4〜  制限された生活を誰しもが疎む。  開放されたいと願い、自由を妄想する。 手元に無い物を望み、埋められた願いの横に、次の願望が巣穴を掘る。  別にコロナ禍じゃなくても、何かから逃れたいと身を捩った事は、誰しもあるだろう。僕も洪水のように襲い掛かる痛みの渦に流されないよう、しがみ付いたり、逃げたりを繰り返して生活している。憶測でしかないが望むものを持たず、どのような制限も厭わない人間は、生きる事をやめた者か、死体ぐらいだろう。  そして、人間の面