マガジンのカバー画像

なんとなく日記

141
日々の生活のなか、ふと思い立ったことを、つらつらと書いていきます。
運営しているクリエイター

#日々のくらし

はじめての確定申告

はじめての確定申告

はじめての確定申告をつい先日終えた。フリーランスの友達から「とても大変」「超面倒くさい」だのと聞かされていた僕は、戦々恐々としながら確定申告と言う名のラスボスに立ち向かった。

結局、右往左往しながらもトータル12時間程度で無事に申告できた。やよいの青色申告と言うソフトを使っているので資料作成に時間は全くかからなかった。むしろこのソフトの使い方で迷う時間が大半だった。

電子申告をするまでで僕が時

もっとみる
もう思い出せなくなった日々も、

もう思い出せなくなった日々も、

今でもはっきりと思い出せる日々、朧気ながら記憶に残っている日々、そしてもう思い出せなくなった日々…。

目を閉じて必死に思いだそうとするものの、記憶の糸は一向に見つけられない。きっと脳みそのなかの最奥部にでもある書庫に厳重にしまわれてしまったのだろう。その書庫への道筋を僕は知らない。

とは言うものの、些細な出来事がきっかけで記憶の書庫が開かれることが時たまあるもの。

それはたとえば、懐かしの友

もっとみる
お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているとき、当然俺も練習している。

お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているとき、当然俺も練習している。

タイトル名は、かの偉大なボクサー「フロイド・メイウェザー・ジュニア」の言葉だ。彼はプロキャリアのなかで一度も敗北しなかった。50戦50勝という、常人では到底なし得ない金字塔をうちたてた後に勇退している。

そんな彼は数多くの名言を残している。そのなかでも個人的なお気に入りがタイトル名にしたこの言葉だ。

人間には休息が必要だ。ただし休んだ分だけ歩みは止まってしまうんだと思う。僕がイメージするような

もっとみる
週末寝溜め日記

週末寝溜め日記

週末になると疲れが噴出するのはなぜだろうか。平日は気を張っているから疲れに気づいていないってことなのか。それにしても今日はとくに疲れがひどい。体中に疲労感がこびりついている。

こんな時は無理に何もせずに寝るに限る。健康的な生活を日々おくるうえでの大敵は“寝不足”だ。寝不足だと頭が十分に働かないから作業が滞るし、判断ミスをするしでいいことなし。

幸いにして3連休は特に予定がないから寝溜めるのだ。

もっとみる
ポエトリーリーディングについて。

ポエトリーリーディングについて。

ポエトリーリーディングという音楽ジャンルがある。簡単に言うとメロディにのせて詩を読むスタイルの音楽ジャンルだ。聴く人によってはラップだと感じるかもしれない。いやこれはラップの一種なのかも。真偽は不明。

ポエトリーリーディングを昔から聴き親しんでいる。なんというか、一般的な歌よりも歌い手の感情がよりダイレクトに心に届く感じが心地よい。だから奮起したいときに僕はよく聴いている。

僕が好きなアーティ

もっとみる
リーダーも頑張っているから、

リーダーも頑張っているから、

午後11時過ぎにLINEの着信音が鳴り響いた。通知元はリーダー。リーダーとは、新卒の会社で知り合った仲良しの同期だ。研修の時に班長だったのでリーダーと呼び親しまれている。リーダーと呼んでいるのは僕だけだけど笑。

僕が転職して以降もこうして定期的に連絡を取り合っている間柄だ。

「子どもを寝かしつけてから会社に戻ってきた。4日目の泊まり込みの仕事開始」というやや衝撃的なメッセージが入っていた。まあ

もっとみる
いつの頃からか疲れが抜けなくなった。

いつの頃からか疲れが抜けなくなった。

いつの頃からか疲れが抜けなくなった。20代の後半あたりからその傾向が徐々に見られ、30代に突入した頃にははっきりと感じられるように。

「30歳になってから体のガタを実感するようになる」などと謳っているネットニュースを時折目にしていたが、『そんなことあるかい』と笑っていた。

実際そんなことがあったわけで…。

そんなこんなで最近は、十分な睡眠時間を確保するようにしている。睡眠学の第一人者である柳

もっとみる
季節外れのフキノトウはどうしているだろうか?

季節外れのフキノトウはどうしているだろうか?

僕が住むここ、秋田県は由利本荘市の限界集落はすっかり春めいてきた。雪は全て解けきり、ぽかぽかとした暖かな陽気が感じられる。

最近は、さまざまな種類の野鳥が庭先に遊びに来ている。野鳥には疎いので何の種類だかは皆目見当がつかないのだが、小さな体を眺めているだけでなんとなく嬉しさが込みあがってくる。

そういえばつい1か月前ほど、愛犬と共に山道を散歩していると季節外れのフキノトウと出逢った。その頃はま

もっとみる
思い出したり、思い出されたり。

思い出したり、思い出されたり。

なんの脈絡もなくふと思い出される人たちがいる。それは、今でも親しく交流を続けていたりする人や、連絡先が分からないすっかり疎遠になった人などさまざま。

疎遠になった人を思い出した時はとくに強い印象が頭に残る。今でも仲良しの人はすぐに近況を知れるけれど、疎遠な人はそうはいかないもんね。だからなおさら頭にひっかかるのだろう。

逆に彼らもこうして僕を思い出すことがあるのだろうか?なんてことを時々考える

もっとみる
雪上がりの朝の澄んだ空気を、

雪上がりの朝の澄んだ空気を、

雪上がりの朝。冬の冷たさを抱えた澄んだ朝の空気を思いっきり吸い込む。肺胞の隅々にまで爽やかな空気が巡ってくる。僕にとっての冬の醍醐味はこの“深呼吸”だ。深呼吸から冬の一日がはじまる。

しかし何やら春の気配がする。ここ数日は雪が降らず、外気はそれほど寒くない。最近では愛犬と朝の散歩をするたび、数十羽ほどの白鳥の群れが、大きな声で鳴きあいながら飛んでいく姿をよく目にする。

なんでも彼らは一日に4,

もっとみる
真顔に戻るエレベーター

真顔に戻るエレベーター

会社員時代に、取引先の人とよく商談を行っていた。会社にはエレベーターがついており、出迎えと見送りをよくしていた。

最初の頃は、どんな表情をつくればいいのか、僕はいつも迷いがちだった。だから、同席する先輩や上司の表情を観察していた。

エレベーターの扉が開くまで、彼らはずっと真顔だった。感情が表情にあらわれる気配は微塵も感じられない。僕はそれに倣い、無表情を保った。

エレベーターの階数をしめすラ

もっとみる
太陽族について話したチャットのあの子。

太陽族について話したチャットのあの子。

2000年代前半は、僕にとって忘れられない年代だ。インターネット上には、おもしろフラッシュや各種の掲示板があふれかえっていた。

小学生だった僕は、暇さえあればそれらを見て楽しんでいた。あまりに夢中になったもんだから、1日1時間っていう制限を親にされたっけな。

なかでも傾倒していたのはチャットだ。自宅にいながらにして、日本全国の人とリアルタイムで会話できることがとても革新的に見えたんだ。

他愛

もっとみる
フィトンチッドに囲まれながら。

フィトンチッドに囲まれながら。

3~9月は、僕にとって特別な季節だ。なぜなら、源流釣りを楽しめるから。ちなみに、渓流ってば日本全国どこの地域でも基本的に、3~9月以外は禁漁期間なんだ。もし釣っちゃうと、罰金をとられるから気をつけて。

家から車で約10分のところに、ヤマメが数多く生息している源流がある。限界集落の奥にある、小さな小さな源流なもんだから、ほかの釣り人が訪れることは滅多にない。貸し切りで釣り放題ってことさ。

段差で

もっとみる