#日本発達障害ファミリー支援協会

先生対象「今さら聞けないZoomシリーズ発達障害理解講座①~④」

先生対象「今さら聞けないZoomシリーズ発達障害理解講座①~④」

 緊急事態宣言を受け、学校が休校になり、先生方に多少のお時間ができたことを考え、4月に「今さら聞けない発達障害基礎講座」として開催させていただきました。

お陰様で閲覧ランキング13位までになり
また、ご参加の方にも好評を得ました。

と言うわけで
再度の基礎理解講座と
連続講座といたしまして

②学習障害(LD)編
③ADHD編
④自閉症スペクトラム編
を5月中に開催することに決定しました。

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無事「WISC解釈の基礎と知的ギフテッド」終了しました!

無事「WISC解釈の基礎と知的ギフテッド」終了しました!

 昨日 大きな仕事の一つが無事終了しました。
台風などの被害にあわれた方、参加を断念なさった方など
様々なアクシデントの中、開催できましたのはひとえに皆様のお陰です。
また、会場不備、主催者の不手際などご迷惑をおかけしましたこと
申し訳ございませんでした。

しかしながら、参加者様の感想は高評価のものがほとんどで
私たちにも励みになりました。
教育現場に居る人たちが、真摯に子どもたちの事を思い、専

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最近のこと。嬉しいことも辛いことも

最近のこと。嬉しいことも辛いことも

noteの記事を書く時は
ゆっくりとPCに座って書きたいと思い始めたら
ゆっくり記事を書く間もなく8月が終わってしまった。
なんとか大きな山場を越えたのだけれど、後もう一つ残っている。
それを目前にして、久しぶりにまた体調を崩す。
ほとんど休みなく仕事をしているため、この年になると
ガタが来る。
昔は、そんなことを言う年配の人のことを違う世界の人のように
思っていたけれど、すっかりあの頃の異邦人に

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発達障害を理解する ~脳は一生発達する~

発達障害を理解する ~脳は一生発達する~

やまもと式S&E療育プログラムインストラクター認定講座が開催されています。昨日が2日目、本日最終日。
昨日から実習も含め、実際に子どもたちの様子を見てもらいながらの学びが続いています。本日も引き続き実習ありの最終講座。

初日に脳の発達や脳科学について学んでいただき、昨日は初日に加えての脳の学びでした。
種に、最近の研究による脳についてと小脳の働きについて

療育の考え方としては脳の感受性期に取り

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学習効果向上~WISC検査の利用~

学習効果向上~WISC検査の利用~

WISC知能検査は発達障害が疑われる児童が受ける一般的な知能検査です。
その子の個人の得意、不得意の認知能力を測ることができます。
発達障害が疑われることが無い。
或いは軽度であるという場合にも
WISC検査を学習の効果を上げるために有効だと思っています。
自分なりにその子が努力をしてもなかなか学習効果が上がらない場合、
本人の得意としている認知能力を理解して
学習ごとに活かすことはとても有効です

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発達障害を理解する~自信はなかなか生まれてこない~

発達障害を理解する~自信はなかなか生まれてこない~

繊細なところをたくさん持っていると
なかなか新しいことに挑戦できない。
不安の方が大きくって
怖くって
自信がなくって。

新しいことに挑戦する時って
成功するのか?
失敗するのか?
できてもうまくできるのか?
無様なのか?

そんなことは誰にもわからないんだけれど、
それでも、みんな頑張って挑戦したり、
中には
そんなことまったく関係なく
思うが早く行動に出てしまう子も居るのに
(それはそれでち

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教師のためのWISC検査の基礎理解と知的ギフテッドについて(講演会のお知らせ)

教師のためのWISC検査の基礎理解と知的ギフテッドについて(講演会のお知らせ)

「教師のためのWISC検査の解釈の基礎と知的ギフテッドについて」
発達に困りのある子どもたちを理解するために
「発達障害」について理解する必要があります。
基礎理解ができたら、教師として専門的な事も知っておくと良いでしょう。

その一つがWISC-Ⅳ検査の解釈です。
子どもたちに発達の不安や発達障害が疑われた時行われる検査の主要なものです。
この検査の結果を見てその子の特性、得手不得手、認知能力な

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若者のSDGsの学び

若者のSDGsの学び

今年、学生たちにSDGsについて学んでもらっています。
先日のG20が大阪で開催されたことも踏まえて彼らにももっと身近に感じてもらい、出来ることを考え実行してほしいと思うから。

子どもに「障害」というものがあったとしても同様に知っておいてほしいことを学んでもらう機会を提供することはとても大事だと思っています。
理解してもらうことが難しいかもしれないけれど、
行動を変えることができるかどうかわから

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発達障害を理解する~学校現場にて~

発達障害を理解する~学校現場にて~

 児童期の子どもの子育てがすっかり終わってしまった私が
幸運にも学校の様子や学童期の子どもたちの様子を垣間見ることができる機会を頂いています。ありがたいことです。

けれど、残念な場面に遭遇することが多い現実。
何年も前の学校の状況となんら変わっていないように思うのは私の勘違いでしょうか。

子どもがパニックになり、わめいて先生の言うことを聞かない。
その状況で周りを5,6人の先生が取り囲み、

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ピロリ菌除菌の為味覚障害発生中

ピロリ菌除菌の為味覚障害発生中

 今年は今までに無く自分の身体についてのメンテナンスをしています。
先日 投稿した胃、大腸内視鏡検査を終えて、次にピロリ菌の除菌を行っています。朝晩一日2回合計8錠の薬を1週間飲み続けなければなりません。少しずつ口内の違和感を感じるようになり、昨日の夜から最悪です。💦
何か食べている時だけ、苦痛から解放されるんです。(笑)
と言うことで朝から食べてばっかり。
タピオカミルクティー飲んで、キーウィ

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発達障害を理解する/特別支援学級③

発達障害を理解する/特別支援学級③

随分と間が空いてしまいまして、記事を計画的にアップできず残念なわたしです。💦

さて、特別支援学級について投稿してきましたが、今回は地域における特別支援学級の差についてお話いたします。

まずは関西圏、大阪においての公立小学校の特別支援学級。もちろん地域においては多少違いがありますが。

特別支援学級に在籍できるのは「発達障害」という状態が見受けられ、「困りがあるであろう。」「特別な配慮が必要で

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心が壊れてしまった子への随意運動プログラムの効果~奇跡の時間~

心が壊れてしまった子への随意運動プログラムの効果~奇跡の時間~

昨日はNPO法人発達障害児支援LOF教育センター本部が東京で行うやまもと式S&E療育プログラムの日でした。
私も発達障害児地域支援員であるチャイルド・ライフ・サポーター®プロ資格認定講座の開講の為上京の予定を立て、現場に入りました。

今年新しく相談にお越しになったご家族のお子さんは今までサポートしてきた発達障害様の子どもたちとは違い、ある時までは学校生活も楽しみ、過ごしていました。もちろん多少の

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発達障害を理解する/特別支援学級②

発達障害を理解する/特別支援学級②

前回に続いて2回目

発達障害においては「福祉」と「教育」で捉え方が大きく違います。
保護者の方が悩み、子どものためにどのようなことをしてあげると良いのか?と悩んでいるほとんどが「教育的視点」で子どもの事を考えている場合でしょう。「福祉」の場合だと、ほとんどがどのようなサービスを受けることができるか?という情報がほとんどです。発達過程に居る幼少期や学童期の障害のある子どもたちがどんなふうに豊かに育

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発達障害を理解する/特別支援学級①

発達障害を理解する/特別支援学級①

 今日から公立小学校の特別支援学級について少し投稿してみます。
養護学級から特別支援学級と名称が変わった時には、まるでくじ引きのように支援学級の先生が決められていた学校が多くありました。
なんせ、今までなかった取り組みですから、わかる先生、支援できる先生が居ないのは当たり前でした。
特別支援コーディネーターとなった先生も同様に学習障害、ADHD、高機能自閉症(まだ発達障害という言葉も知られていませ

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