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「グアテマラの弟」片桐はいり
個性派女優、片桐はいりさんが、グアテマラの弟に会いに行った時のエッセイ。
片桐さんが、映画やドラマで見る、そのまんまの人で楽しく読んだ。
日本人ならではなところに共感しつつ、異国の文化にカルチャーショック!
弟さんとのやり取りや家族の描写が、わかるーって感じ。
家族ってこんなだよね、って思いながら読んでました。
自分は旅とかしないタイプなので、こう言う本や映画などを、読んだり観たりするのは、すごく
「歌集 まだまだです」カン・ハンナ
日本で暮らす韓国人の女性タレントさんのよる、短歌の歌集。
まず、母国語ではない言葉を流暢に操り、そして、短歌と言う、日本人でもなかなか悩む言葉を使った文学的な世界を、とても自分らしく、生き生きと表現していて、ただただ驚く。
かなりの勉強家で頭の良い人なんだなーと言うには、あまりにも自分の語彙力がなくて、恥ずかしいです。
日韓の間で揺れ動く思いを、とても率直に丁寧に五七五七七に当てはめる様は、読んで
「オードリー・ヘップバーンの言葉」山口路子
オードリー・ヘップバーンの名言集。
どの言葉も著者が言う通り、気品に溢れている。
オードリーと言えば、可憐な姿と共に、その上品なイメージが強い。
ただ、私自身、映画の中の素敵な彼女に、いつも魅了されながらも、どこか「女優」としてよりも「ファッションアイコン」、「アイドル」として見ているところがあった。
女優として見るには、あまりにも常に可愛すぎるし、特別、強烈な個性もなく、演技力よりも、容姿やファ
「死にたいけどトッポッキは食べたい」
韓国人のエッセイ。
著者はプチうつ状態に長い事、悩まされていて、精神科医の先生とのやり取りを纏めたモノです。
学歴や見た目に、すごくコンプレックスを抱えていたり、私自身は学歴も全然ないし、見た目もそんなに良くないけど(と言うか変な顔してる)、でも、彼女みたいに、その事で深く思い悩んだり、気にする事はそんなにないので、こんな事で悩むんだなー、人それぞれだしなー、とか思いつつも、他人事のはずなのに、何
「大家さんと僕 これから」矢部太郎
大家さんが亡くなってしまった事を知っていたので、ラストは泣いちゃうだろうなーと思ってたけど、そう言う話ではなかった。
矢部くんの中では、大家さんはずっと生きてる。
良く亡くなってからの方が、近くに感じるって言う話を聞くけど、自分にはまだそれがわからない。
でも、この本を読んで、人が死ぬって事は、もう会えないし「別れ」でもあるけど、それだけではない事が伝わってきた。
勿論、すごく悲しくもあるけど、た
「ノッティングヒルの恋人」
映画を観ました。
ラブコメの代表みたいな作品ですが、今まで観た事がなかったので。
随分と昔の映画だけど、あまり古さを感じなかったです。
ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが素敵ですね。
それだけで評価が高いのも納得、しそうになりますが…。
ジュリア・ロバーツ演じる女優さんが、かなり自分勝手。
奔放で素敵!とかの小悪魔的な魅力がある訳でもなく、ただただ勝手に見えました。
男の人がめちゃくちゃ優し