見出し画像

「死にたいけどトッポッキは食べたい」

韓国人のエッセイ。
著者はプチうつ状態に長い事、悩まされていて、精神科医の先生とのやり取りを纏めたモノです。
学歴や見た目に、すごくコンプレックスを抱えていたり、私自身は学歴も全然ないし、見た目もそんなに良くないけど(と言うか変な顔してる)、でも、彼女みたいに、その事で深く思い悩んだり、気にする事はそんなにないので、こんな事で悩むんだなー、人それぞれだしなー、とか思いつつも、他人事のはずなのに、何故かわからないけど、とても共感して、一気に読んでしまった。
様々な置かれている状況、育った環境や、性格も何もかも違うタイプなのに。
良くなる為なのか、元々、行動的な人なのか、結構、先生の言う事を素直に実行していたり、自分は誰かにこうしたら、とか、アドバイスされても、なかなか出来ないので、すごいなーと思いつつも、一進一退みたいなところが、やっぱり難しいのかも、と思った。
ただ、一つ、自分と同じだ!と思ったのは、白か黒かで、グレーがない極端なところ。
人に好かれているか、嫌われているかの二択だったり、自分も相手に対して、すごく気が合うか、合わないか、みたいなところがあるから、やっぱり自分と似てるのかなーとか思った。
あと、悩む事や気にする事は違うんだけど、すごく些細な事で私も一喜一憂してしまうので、根っこの部分で同じような人なのかも、だからここまで共感するのかもしれないって思った。
治療途中で終わってしまったので、続きも読みたい。
皆、こんな事で悩んでるんだなーと思ったら、読後、ネットのレビューで、共感出来なかったとか多くあったので、こう言う事で悩んでるのは少数派なのかな?とちょっと複雑だった。
だけど、良く、「死にたいけどプリンは食べたい」とか思っちゃいます。

この記事が参加している募集

#読書感想文

190,781件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?