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相場 大切にしている教え その8 相場は相場に聞け 後編 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 相場という言葉、少し下衆(げす、品格無いイメージ)なニュアンスがありますよね。私自身もそういう印象でした。しかし、今は寧ろ意味深長なことばという印象に変わりました。

 相場が本質を突く

 市場(しじょう)という言葉とセットになるのかも知れませんが、物理(ぶつり、もの(物)のことわり(理))の本質を突いていると理解するようになりました。

 物理屋として理論と実験の学際育った私の大切にしている考え方としてご紹介したのは

観察
洞察
方針(今後の進め方)

でした。その辺り迄はこちらをお楽しみ下さい。

 こんな背景の私が相場を扱う

相場は相場に聞け

という言葉にとても共感しています。

 物理学とは全く異なるフィールドのしかも生き馬の目を抜く様な厳しい投機的な動きと対象されている真剣勝負の方々の経験から滲み出た考え方。バックグラウンドの凄さが60年以上も人間をやっている私には、今では想像に難くないところが面白いのです。

 その機微は以下に詳しいのでご覧頂ければと思います。
一生に1回位は、目を通されても良いかと思います。

 同じ業界の一見矛盾する考え方である
「人の行く裏に道あり 花の山」
と、
「相場は相場に聞け」
を取り上げて分かりやすく説明しています。

観察
洞察
方針(今後の進め方)

とが通ずると感じて頂けたかと思います。

 言い換えれば、物理屋と相場師とが通ずるということかな。

「相場」、詰まり「場」とは広い概念なのでこの様に相場の世界の考え方は人生の参考になるのだと思います。

 ということで相場を相手に真剣勝負されている方々の考え方のいくつかは私の大切にしている教えになっています。

 自分の人生と全く異なる人生を歩まれた方々からの真摯な教訓としてそのいくつかを引き続きご紹介しようと思います。

蛇足
 連作になっています。宜しければ背景もお楽しみ下さい。




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