相場 大切にしている教え その1 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
相場という言葉、少し下衆(げす、品格無いイメージ)なニュアンスがありますよね。私自身もそういう印象でした。しかし、今は寧ろ意味深長なことばという印象に変わりました。
相場が本質を突く
市場(しじょう)という言葉とセットになるのかも知れませんが、物理(ぶつり、もの(物)のことわり(理))の本質を突いていると理解するようになりました。
そもそも相場ということばにはいくつかの意味があると思っています。私なりには
①市場価格。時価。
②投機取引。
③常識
かな。
相場の意味の1つである時価。お店で時価と書いてあると何時も今でも理性を超えて動物的にドキっとしちゃいます。(笑)
②の投機的な意味が相場ということばの印象を悪くしているのかなぁ…
事前調査で私の感覚に最も近いのは以下の説明でした。
相場(そうば)の意味・使い方をわかりやすく解説
- goo国語辞書
市という言葉は、古来歌垣 (うたがき) ・祭祀・会合・物品交換などに用いられた場所の意味だそうです。
その辺りはこちらを語義整理も兼ねてご覧になってみて下さい。
人類の文化史とも深い関わりがありますよね。
物々交換から始まって価値の仮想化としてのお金が発明されて一気に仕事の分業が進み、それが人類の進歩に繋がったという、当たり前過ぎて意識しなくなっている背景。そのど真ん中に相場という言葉が鎮座していると理解しています。
ここまでゆっくり咀嚼して前提を合わせて頂ければ幸いです。
下衆なイメージがある
相場
にについて、熟考致したく。
深い話をなので連作で。
つづく
蛇足
株式、商品、為替に留まらず、結婚等の話や宇宙、物理学、生物学などにも繋がりますよね。
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