相場 大切にしている教え その4 株式相場、為替相場は世界を動かす主要なパラメータのひとつ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
相場という言葉、少し下衆(げす、品格無いイメージ)なニュアンスがありますよね。私自身もそういう印象でした。しかし、今は寧ろ意味深長なことばという印象に変わりました。
相場が本質を突く
市場(しじょう)という言葉とセットになるのかも知れませんが、物理(ぶつり、もの(物)のことわり(理))の本質を突いていると理解するようになりました。
天気予報の次位に毎日ニュースで頻繁に流れるのは
株価
為替
の相場情報ですよね。余りに当たり前過ぎて意識しなくなっているかも知れませんが。
詰まりこの2つの相場が日本の経済の主要なパラメータってことなんです。
日本で考えると物理屋なんでざっくり、
国家予算 100兆円
GDP 600兆円
という中で相場がたった1日で扱うお金は、
株式市場1日の株券等の売買代金 4兆円
外為市場(日本(東京))1日の為替取引額 50兆円
なんです。
株式相場は1ヶ月で国家予算規模の取引をしてます。
為替市場はなんとたった2日で国家予算規模の取引をしてます。
相場という考えが如何に本質か
伝わって欲しいのです。
良く味わって頂きたくここで…
(一旦筆を置きますね)
つづく
御参考
主要商品の一日平均売買代金・取引高等の推移 | 日本取引所グループ
東京外為市場、4月の取引高は7.7%増 過去最高を更新
日本経済新聞
以下は百万US$が単位です。
1ドル100円として単位を億円と読み替えても桁の感じは伝わると思います。
[2022年 世界GDPランキング（国内総生産）]
単位（百万US$）
１位 アメリカ合衆国 25,346,805
２位 中国 19,911,593
３位 日本 4,912,147
IMF（国際通貨基金）資料
[株式時価総額ランキング]
単位（百万US$）
1位「米国」40,719,661
2位「中国」12,214,466
3位「日本」6,718,220
4位「香港」6,130,420
5位「カナダ」2,641,455
6位「インド」2,595,466
7位「サウジアラビア」2,429,102
8位「フランス」2,365,950
9位「ドイツ」2,284,109
10位「韓国」2,176,190
世界銀行（2020年）資料
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