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哲学や宗教思想

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#スピリチュアル

君主道徳と奴隷道徳のアセンションした一人二役の超人

君主道徳と奴隷道徳のアセンションした一人二役の超人

ニーチェは、「君主道徳」と「奴隷道徳」に分類しました。
君主道徳は、自己肯定、傲慢、主動など。
奴隷道徳は、自己否定、謙遜、慈悲など。
人の考えはこの二種類の道徳の闘争で作られているとニーチェは述べます。
以下は私解釈の例です。

(君主道徳) ↔︎ (奴隷道徳)

好きなことで成功したい ↔︎ 穏やかな日常でいたい

都会で豪華に生きたい ↔︎ 地方で質素に生きたい

仲間とワイワイしたい ↔︎

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母国語じゃないジョークは人智を超えて頭がいい

母国語じゃないジョークは人智を超えて頭がいい

バシャールさんのジョークはキレがあります。
動画の1分くらいのところです。

独り(Alone)に「l」を足せば、全てはひとつ(All One)になるんです。

オシャレなこと言いますね。
その後にwe so love your language.とのドヤ顔です。言語が違うのです。
他の言語でこれをやれてるのがスゴいです。
アシュタールさんも得意ですが、こういう頭の良さが人智を超えてる高次元だとわ

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自らの命を計る身体と精神の狭間

自らの命を計る身体と精神の狭間

自死について語ります。
なので、読みたくない方はここでお止め下さい。

交通の便が良い観光地にある寺社と違い、奥地の寺社に行くと興味深いものが見られます。
即身仏。生きながらにしてミイラになろうとした僧侶です。
見方によると、自殺者の遺体です。しかし仏像と同列に崇められてます。
補陀落渡海。生きながらにして出られない箱に入り舟を海に流し、浄土を目指します。
熊野の寺社で見られ、和歌山の太平洋沖は浄

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神との対話で作る自分

神との対話で作る自分

自分で出した答えしか、自分を作れない。
神様でさえ、あなたの人生を操作出来ない。

突然に神の啓示を受けました。嘘ですけど。
あなたではない神様が、あなたを操作することはできない、と神様に教わったら、矛盾が生じて面白いですね。
一般的に想像する神様は存在しないけど、神と対話するように自問自答します。

自分の中でどう考えていいかわからないことを、処世術として神の視点を使いますよね。
大変なとき、以

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人生から問われている「夜と霧」。 強制収容所から見える妻の姿

人生から問われている「夜と霧」。 強制収容所から見える妻の姿

カントの記事の中でチラッと出した、フランクルの「夜と霧」について気になりまして、今となって考え直してみます。

ナチスによるユダヤ人強制収容所から偶然に生還したヴィクトール・フランクル。収容所での絶望的な環境の中、ユダヤ人たちが何を見い出したか、人生とは何かを問う内容です。
だいぶ前に読んだので、中身の描写は忘れましたが、肝心の部分がずっと気になって記憶に残ってます。

極限状況下において、絶望

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理性と合理性の違いとカントのチャネリング如何

理性と合理性の違いとカントのチャネリング如何

近代哲学の基盤と言われる哲学者のカント。
そして最も難解である「純粋理性批判」。
この2行だけでもう読みたくないと、去ろうとする人、ちょっとお待ちください。
なかなかスピリチュアルというか、量子力学というか、チャネリング情報というか、18世紀の人も結構いろいろ共通するところあるなぁと感じる部分があります。

カントの純粋理性批判は何なのか、学生の頃、友人と話したことを思い出しました。
その友人は、

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信じるあなたは、何を信じたいのか?

信じるあなたは、何を信じたいのか?

noteには、いろいろな記事があります。
日常的な感想や自身の体験談は別にして、
国際情勢やオカルトや陰謀情報やニュースやスピ系など、総じて言えるのは、発信する情報は信じられる根拠はない、ということです。
(「どの口が言う!」というお声はおいといて)

どこかが発信したことの又聞き、単なる個人的な見解の域、自身の経験でも先入観で真実である保証はありません。
しかし、発信する人の隠し切れない人間性や

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