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#読書感想文
檸檬読書日記 国木田独歩は死を、カフカは未完にあり、芥川龍之介はおちゃめ。 10月28日-11月3日
10月28日(月)
ピエール・ルヴェルディ『魂の不滅なる白い砂漠 詩と詩論』を読む。
彼の詩の全てが表れた作品がこれな気がする。
「ため息」そして「窓」という隔たり。そして「もう1人」という、複数の人、もう1つの面。
これまた難解で、読み解くには頭が足りなさすぎてほとんど分からなかったけれど、それでも不思議な感覚になる作品だった。
詩の中でも良く「ため息」が出るように、まさにため息という感じ。
檸檬読書日記 中国ドラマに、詩にダイヤモンドの煌めきを、手紙の中の日本人。10月21日-10月27日
10月21日(月)
金木犀は良く見かけるけれど、銀木犀を見かける機会がない。自分が気づいていないのか、日本にはあまりないのか。
金木犀と銀木犀、匂いは違うのだろうか。庭に金木犀も銀木犀も植わっていたら素敵だろうなあ。
アイナール・トゥルコウスキィ『おそろしい山』を読む。絵本。
あるところに、不気味なおそろしい山があった。誰も近寄りたがらず、登った者はいなかった。
だがある日、一人の男が山に踏
檸檬読書日記 移動図書館には犬が、カフカは終わり、金木犀を吸い込む。 10月14日-10月20日
10月14日(月)
キャベツとスナップエンドウ、大根、ローマ、コールラビの種蒔。
大根とスナップは去年採った種をパラパラ。出るかな。なるといいな。
髙森美由紀『ちゃっけがいる移動図書館』を読む。
図書館で非正規として働く35歳の主人公・小田切実は、名前とは違い何も実りのない自分に、モヤモヤとする日々をおくっていた。
そんなある日、1匹の捨てられた犬と出会い、里親が見つかるまでという期限付きで
檸檬読書日記 栗クリくりと依存性が、ルーヴルの猫と、戦争の歌をきく。 10月7日-10月13日
10月7日(月)
胡麻豆腐に黒蜜をかけて食べると言ったら、驚かれてえっ、となってる。えっ、かけないの?
特に黒胡麻豆腐に黒蜜にきなこをかけて食べるのが、デザートになって好きなのだけれど…。寧ろ醤油をかけるのは胡麻胡麻感が強くて…。
んー、いないのかなあ。
そういえば、トコロテンに黒蜜をかけて食べるところがあると知った時はえっとなったけれど、あんな感じなのかなあ。
1度黒蜜で食べてみたけれど、酢
檸檬読書日記 カフカの日記が始まり、短歌は共感と驚異で、遠の眠りはきつく。 9月30日-10月6日
9月30日(月)
『カフカの日記』を読み始める。
ようやくです。『ブレヒト全書簡』が読み終わったから、今日から少しずつ(大体1日ずつ)読んでいく。
それにしても最初から日記のような感じがしなくて驚いている。なんだこれは、凄く面白いぞ。
ただ小説とも少し違うような。
やはりというべきか、カフカ感が滲み出ていた。日記だから当たり前といえば当たり前なのだけれど、カフカは小説も日記も手紙も、何処ま
檸檬読書日記 黄色い犬と、本は佇んでいる人に似て、Dの謎。 9月23日-9月29日
9月23日(月)
藤田嗣治は額縁も自分で手がけていたと知って、驚く。どれも素敵だった気がしたけれど、どれが藤田さんの作ったものだったのだろう。
作っていたのだと知った上で見たいなあ。
軽井沢、また行きたくなってきた。
シャロン・クリーチ『あの犬が好き』を読む。詩。
詩なのだそうだけれど、ある少年による日記調になっているから、日記のような、それでいて先生という人に見られている前提だから、手紙の
檸檬読書日記 額縁には名画を、鉄道員は沁みて、国語力を生かしたい。 9月16日-9月23日
9月16日(月)
嘘のように涼しい。これぞ秋。
伊藤悠『シュトヘル』(全14巻)を読み終わる。
なるほど、そういうことかぁ。少し分かった気がする。
物語の中で、1つの文字達が消されそうになる。
主人公たちは、それを必死に守ろうとする。文字というのは、その国の歴史であり、その国で生きた人々の証でもある。それが消されそうになる。そんなこと今まで考えたことがなかったけれど、それはどれほどのものな
檸檬読書日記 俳句と遊び、モネには枠を、詩は燃えるように生きた証。 9月9日-9月15日
9月9日(月)
先週種を蒔いたキュウリが、もう芽を出した!は、早い…。やはり暑いと早いんだなあ。感動。
今キュウリがないから、この調子でぐんぐん大きくなってほしい。
早く食べたいなぁ、キュウリ。味噌マヨで食べるキュウリがたまらなくたまらないんだよなあ。くぅ、食べたい。
『MONKEY』vol.32「いきものたち」を読む。
動物に関する短編などが収録されている。動物というよりかは、変わった生き
檸檬読書日記 アンネの手紙を待ち、古書を買い、桃あんみつを食す。 9月2日-9月8日
9月2日(月)
『アンネの日記』を読む。
お久しぶりの日記。
次も大分間が空く。毎度早く来ないかなあという気持ちになる。でも我慢して同じ日付になるのを待つ。
なんだか日記というよりも「キティへ」という友達に宛てた手紙のようだから、手紙が届くのを待つような感覚になってきた。
その感覚がまた良い。今の時代、手紙などをやりとりする習慣がないから、久しぶりに味わうこの待ち遠しさが、なんともたまらない。
檸檬読書日記 月に砂漠を、リルケに手紙を、短歌にパラダイスを。 8月26日-9月1日
8月26日(月)
北村薫『月の砂漠をさばさばと』を読む。
作家の母親と、9歳の女の子・サキちゃん、2人の何気ない日常を描いた作品。
仲良し親子の会話にはほっこりとさせられるし、読んでいてとても心地よい気持ちになった。
クスリと笑えるところも多く、楽しい。
2人が作り出す物語も魅力的で、夢を見ているようなフワフワ感がある。
挿絵もフワフワと優しい色合いと描き方だから、余計に心地よい夢のよう
檸檬読書日記 再びぼくの伯父さんが、センチメンタルな旅と、国木田独歩の運命。 8月19日-8月25日
8月19日(月)
ジャン=クロード・カリエール『ぼくの伯父さん』を読む。こちらは小説版。
先日映画版『ぼくの伯父さん』を観て、良かったから持っていた小説版を読んでみた。
内容は殆ど同じ。けれど視点が「ぼく」だからか、「ぼく」が登場していなかった部分が多少省かれている。
自分は最初映画を観たけれど、小説を読むのは映画を観た後で良かったと思った。映画を観たからこそ面白く感じるところが多く、観てい
檸檬読書日記 漱石の白百合は白にあらず、桃パフェ食し、小説は歩行戯曲は舞踏。 8月12日-8月18日
8月12日(月)
舞い上がっている。
ようやく、ようやく、王城夕妃さんの新刊が出る!
嬉しい。ずっと待っていた。新刊は8年振りだよ。
楽しみ。
ただ、単行本というのが…。この方の全部文庫で持ってるからなあ。文庫が出るのを待つか…。うーむ、悩みどころ。
8月13日(火)
お盆で祖父の家に行って、準備を手伝う。
わっせわっせ。
今年も無事完了。ナスとキュウリはわが家で採れたものを使ったから、きっ
檸檬読書日記 吾輩は猫を決め、本に打ちのめされ、文豪たちの友情が終わる。 8月5日-5月11日
8月5日(月)
2週間ぶりくらいに買い物に行った。
食料品を2週間も買わなかったのなんて初めてかもしれぬ。でも意外と大丈夫なもんだなあ。
まあ食べるものはいっぱいあるから。それでもびっくり。
久しぶりにスーパーに行って驚いた、米がない。
米の棚がガラガラで、こんなにもないのかと衝撃を受けた。なさすぎるのか、100%米ではない雑穀とかの混ざり物を売っていたりして、危ない状況なんだなあというのがヒ
檸檬読書日記 ぼくの伯父さんと、月のボールで遊んで、カフカに挨拶を。 7月29日-8月4日
7月29日(月)
1日食べなかった反動が何故か今来ているようで凄くお腹が空く。
食べたのにお腹が空く。でもまた食べるのがめんどくさいから無視をきめこんでる。だからどんなに主張しても無駄でござる。ワッハッハー(誰?)
いやぁ、でも異様にお腹空くー。
7月30日(火)
おやつ。
黒烏龍ミルクティーに、紅茶ゼリーと白タピオカを入れてみた。うまっ。これは最高。
お供は「ノワ・ドゥ・ブール」のクッキ