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【雑記集】※いたって個人の感想です。

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雑記・随筆も、書くのが楽しいですね。いや、雑記や随筆こそ、書くのが一番楽しいかもしれません。 そしてこの誰に宛てているわけでもない文章が、漂流して、まったく見知らぬ(かもしれない…
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#今こんな気分

必ず忘れてしまう些細なことも含めて

必ず忘れてしまう些細なことも含めて

思い出せる事より、 思い出せない事の方が、自分の頭の中にたくさん蓄積されているんだよなー。
――いや、 「思い出せない」=「忘れてしまっている・無い」 ならいいんだけど、 そうではないからなあ。

たとえば、ぜーったい、思い出すはずのないような幼い頃の些末な事さえ、 何故かある時ふと理由もきっかけも前後の脈絡もなく、突然思い出されたりもするし。

恐ろしいけど、たぶん本当は、人間は「すべての事を

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「帰属意識」と「自分自身」と

「帰属意識」と「自分自身」と

「自分が何者であるか」というのは、 別に、必ずしも他者が介在していなくてもいい。
つまり、自分自身で認識していれば基本的に成り立つ話なのに。
――「何かに属していないと」 「誰かに認めてもらわないと」 どうしても「自分が自分でなくなる」と、なってしまう人って、 結構多いのかもしれない。

「誰かに認められる」「ほめられる」「仲間になる」ってのは、あくまで「結果」つまり「オマケ」であって。
――それ

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ホントに損している?

ホントに損している?

うっかり人と比べて、人より得してなかったとしても。

それは別に「=損している」という事ではないのだろう。

「別に何も損はしてません。」
と、思っておいた方が、かえって精神的にお得だと思うのだが。

(――っていうのも、まあそうか、これもまた個人の価値観か。笑)

たとえこの世のほとんど全てが、終わりを迎え死に絶えたとしても。

何か食べたい炭水化物と、何か飲みたいお茶と、何か読みたい本とさえあ

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自分が他者を「正す」ことはできないと思うので

自分が他者を「正す」ことはできないと思うので

タイトルについて――いや、先に誤解のないように言っておくが。

他者の「間違い」を、だから「全面的に受け入れろ」とか、「全部に目を瞑って諦めろ」とか、そんなことを言いたいわけではない。

「それは人として間違っていると思いますよ?」
「自分はそれを正しいとは感じられませんが?」
ということは、そう思い感じるならばその相手に、伝えるだけ伝えたり、説明を試みたりは、したほうがいいとは思う。

――ので

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自分のいる世界くらいは上機嫌に、どんな手を使ってでも(笑)

自分のいる世界くらいは上機嫌に、どんな手を使ってでも(笑)

「自分本位」というと聞こえが悪いのだが。
しかし、「自分の人生本位」「自分の時間本位」で、人というものは本来いいのではないか、と、私は思っている。

いや、「他者本位」でも、もしもそこに全く不満が湧かないというのなら、それは素晴らしいことだし、いいのだが。
――しかし、私はやはり、自分で心から望んでそうする場合以外には、「100%のそれ」を延々と続けていても不満が全く湧かない、というようには、どう

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「妬み」のかわりに「憧れ」を抱こう

「妬み」のかわりに「憧れ」を抱こう

「妬む」と、
どうしてもその相手の
「批判」とか「粗さがし」とかを
したくなるものだが、
それらのポイントは、見つけても、
「吸収しよう」というふうにならない。

つまり
自分の「栄養」にはならない。

――自分に今、必要なのは
ただただ
「栄養」なのである。

誰かを「妬む」精神って、
どこか
「引き摺り落とそう」
みたいな方向に向きがちだから。

――違う違う、
必要なのは、
「自分自身が

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「完全」より「全力」でいたほうが、力は衰えない

「完全」より「全力」でいたほうが、力は衰えない

「不完全でいいから、
日々、力を、
出し惜しみせず、
出し尽くしたい。」

と、この頃、感じている。

「完璧」を思い描き、
それを目標とすると、
明らかにそれに到達できない場合に
気力が萎えてしまうことがある。

それは、何だか
「もったいない」ことだと思うし、
それなら「完璧」なんて
目指さないほうがいいのかもしれない。

とにかく、毎日、
力を、萎えさせることなく、
出し惜しみせず
出し切る

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自分を人と比べない。視野が、世界が狭くなるもの。

自分を人と比べない。視野が、世界が狭くなるもの。

自分の世界に閉じこもっていると
視野が狭くなる気がして、
人と比べてみるんだけど。

「比較対象」を設定した時点で、
今度はそこにしか
目がいかなくなりがちだから、
世界は、ますます、
狭くなるのだと思った。

比べなければ、
良いだけの話なのかもしれない。

狭かろうが、
その分「深い」世界もあるわけだしね。

だから、
人と競争もしない。

どーしてもしたいんだったら、
「勝てるかも?」な相

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わかりやすい「価値」とか「意味」とか

わかりやすい「価値」とか「意味」とか

「価値」とか「意味」とか
「万人共通の」それらがないものについては、
まるで始めから無かったかのように
扱われるご時世なので。

だから自分はあえて、
「価値」とか「意味」とか
探さずにいようと思う。

だって、
「価値」や「意味」のないものが、
好きなんだもの。

もしくは、
忘れた頃に、
「ずーっと後でわかる」
あるいは
「『最期』にわかる」、
そんな「価値」とか「意味」とかの方が、
好きなん

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「底の抜けたコップ」の空しさ-「自分がなりたい自分」は自分で育てるしかない-

「底の抜けたコップ」の空しさ-「自分がなりたい自分」は自分で育てるしかない-

「自分がなりたい自分」は、
自分で育てるしかない。

親も、先生も、上司も。

「私ではない」のは、自明の理だから、である。

いろんな人から「教わること」は
たくさんある、
けれど、それでも、
「自分がこうなりたいという人間像」は
最後は、
自分で自分の頭の中に描くしかない。

――だって、なあ?

自分ではない「誰かの好み」に、
自分を勝手に不本意に変えられたら、
そんなイヤなことないわけじゃ

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つまりは時々ボーっとダラダラしたい(笑)

つまりは時々ボーっとダラダラしたい(笑)

本来、自分は、
「余白」を愛する人間だったのだ。

――いつからか、
「余白」=「無駄」と考えるクセがついていたが。

まったくもって、こんなのは
「自分らしく」ない。

でも、ここからは、
「余白」=「余裕」だと思いたい。

愛すべき「余白」を、
この手の中に取り戻すのだ。

「焦点」ばかりが
そこかしこにある世界になんて、
私は、
暮らせない人間なのだと思う。

私の中にある「時」の
その「ピ

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「静める」そして「美しいものを眺める」

「静める」そして「美しいものを眺める」

自分なりに何とか、自分の気持ちくらい自分で、「明るく楽しく爽やかに!」なんて心掛けてやっていこうとしているというのに。

外側からいろいろと――そう、次から次へと、「鬱々としたこと」が入ってくるのである。

「仕方ないこと」もあれば。
「仕方なくない!ということ」(つまり「人為的なこと」と言えばいいのか)もあって。
――そっちについては、わざわざこちらも怖い顔を作ってファイティングポーズをとらなく

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「最後まで使い切る」なり「借り物だからちゃんと返す」なり

「最後まで使い切る」なり「借り物だからちゃんと返す」なり

「かつては人がいたのに、人がいなくなった後、荒んでいく場所」って。
――立ち入っただけで、何だか重たくって、どこか少ーし、胸が痛む感じすらしてきてしまう。

そこに流れる「時間」までもが、(その外部とは同じ時間が流れているはずなのに、)「世界とは切り離された」「打ち捨てられた」感じまでもまたしてきてしまう。

そもそも。

元から人が、立ち入ったり手を入れたりすることが一度もなかった山林や荒野は、

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「自分が変わった」ことには案外気づきにくい

「自分が変わった」ことには案外気づきにくい

たとえば。――あくまで一例だが。

前は許せたことが、許せなくなった、とか。
逆に、前は許せなかったことが、許せるようになった、とか。

これらは、「気づかぬうちに、でもいくらでも当たり前に起こり得る変化」のはずだと思うのだが。

しかし、人の気持ちの「慣性の法則」というか、「私はその方向に動くはずのものなんだから、私はその方向に動く」みたいな所謂「思いこみ」で、「条件反射的に」動いていることって

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