記事一覧
詩 : 愛を持つ人 [Google英訳付]
「愛を待つ人」
心の中で
秘めた思いを続けている人
無垢な想いだけで
何も求めない人
揺るがない覚悟で
待ちわびる人
儚くて美しい
思いを知る人
凜とした姿勢で
見守られる人
激しい怒りも
内に秘めている人
屈託のない笑顔で
見守ってくれてる人
一心の想いで
信じている人
Person with love
in my heart
A person who con
詩 : 何故 仮面を付けるのか
「何故 仮面を付けるのか」
何時の頃からだろう
暑いと言って
帽子をかぶり
空気が悪いといい
マスクをつけ始めた
日差しが肌に悪いといい
日よけの対策を講じだした
夏の暑さで汗をかきだし
自分でもにおいに敏感になりだした
変わっていく年月に抗う事に
抵抗したいと思い始め化粧を覚え
いろんない言い訳し始め
本当の自分を隠すことが
当たり前に感じ始めた
#何故仮面を付けるのか #隠す
詩 : 陽炎に映る自分
「陽炎に映る自分」
ゆく当てもなく
一本の道を
ただひたすら歩む
途中
走馬灯のように
今まで出会った人のことが
浮かんでは消える
長く思えて意外と短いと
繰り返し出会う
空の太陽には到底
追いつきそうもなく
その必要さえばかげて思える
陽炎が見えた
着地点なのか
我に還るための休憩所なのか
またまだ
体力だけは残っているようだ
#創作大賞2024 #オールカテゴリー部門 #陽炎に映る自
詩 : カームダウンとアンガーコントロール
「カームダウンとアンガーコントロール」
私は一見見た目は
いい人に見せているだけかもしれない
喜怒哀楽の感情表出は
時として 邪魔な雰囲気を
周りから
止められるような雰囲気を
勝手に察する
若しくは
周りの視線の雰囲気が醸し出している
無視して
言いたい事を云ってその場を立ち去るか
一呼吸して 我を抑え作り笑顔で難を逃れるか
相手の状況の背後なんて
一呼吸置いて
考える余裕があればよいのだ
詩 : 思い込みの勘違い
「思い込みの勘違い」
知らない他人との
距離を取る事が嫌だった頃
どこか人ごとの様に目をそらし
その場をうまくすり抜けていたと
思って過ごしてきた
人の動作を観察し
そこから何を思っているのかを
察する人と初めて出会った
すべての動作や表情を
見過ごされない様していたつもりだったが
何を考えているのか
言い当てられ
逃げ場のないと観念した
恐ろしいほど言い当てられた事もあった
ドキッとした
詩 : 老いるという意味
「老いるという意味」
歳が一つ 増えた
知識や経験も 増えた
時間が長いと思いっきり
自分の体力に合う使い方をしてしまう
やれる事や嗜好が変わると
動ける範囲や手順など要領が良くなる
抗う
記憶と体力
肯定できない
瞬発力と反発力
隣で手を繋ぐ
若者に残す言葉は決まっていて
それが邪魔な言葉と跳ね返えされる
いつか通る道は見えてなく
いつか通らざり去る時間だけが
もの寂しげに感じる
詩 : 笑わせるツボ
「笑わせるツボ」
笑いのツボを持つ魔法使いに
何気に渡されたツボ
魔法使いのジョークは才能かどうかは判らないが
笑い話を聴いている分は
ツボにはまって笑いが止まらなかった
なぜ 私に渡されたのか
未だ判らない
理想では人を笑わせるツボを
習得したいと成りたかった
いや
その人の天性か
努力で探求して場数を踏んだのか
第三者的に観てる分は良かったが
やはり魔法のツボは
そう容易く手に入らない