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子育ての話(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠) お気に入り記事

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他のクリエーターさんから、「子育て」について、お気に入りの記事を集めました。
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同じ疲労度なら満足度の高い方を取る【子育てエッセイ】

同じ疲労度なら満足度の高い方を取る【子育てエッセイ】

1歳児の第二子ちびにーくんは、キッチンが大好きで、触ってほしくない調理器具を引っ張り出して真剣に遊ぶ。最近のお気に入りはピンク色のトングだ。

君、小麦粉と卵にアレルギーがあるんだからやめてよ。と、母は心の底から思う。

でも、何度静止しても突破するし、言い聞かせても全然響かず引っ張り出すし、キッチンの扉に付けたチャイルドロックは破壊する。勧めたおもちゃは秒で捨てられる。無念。

まさに、怪獣だ。

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「できない」を言うことは優しさを培う大切な能力【子育てエッセイ】

「できない」を言うことは優しさを培う大切な能力【子育てエッセイ】

子どもの「でーきーなーいー!」に手を焼くことは日常茶飯事だ。

先日も2歳の娘ちびちーちゃんがなかなか靴下を履くことができずに、イライラが頂点に達したのだろう。玄関の床に寝転がってぐずり始めた。

この時の声掛けには一般的な正解がいくつかある。
「靴下って履くの難しいよね~」と現状に共感すること。
「もう一度靴下履いてみる?」と次の行動を言葉にして伝えること。
「次は靴下を履けるよ!」と励ますこと

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自由な時間が行動的な子にする

自由な時間が行動的な子にする

佐藤仁美です。

小1、年中、1歳児の子育て中であり、障害児の支援をしています。

今日は【自由な時間が行動的な子にする】と言うテーマでお伝えします。

先日実家に帰った際、中学生の姪と久しぶりに沢山話をすることができました。姪と話をして改めて思ったのです。

今の子は忙しすぎる!

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ブランコしかない公園の5分

ブランコしかない公園の5分

玄関で靴を履こうとすると
「ほいくえん、いかない」
2歳の息子がうつむいて言った。
「保育園行かないの?どうして?」
「ママが、いないからぁぁぁぁ!」
と言うと同時にわんわん泣き出した。

このやり取りをするのは何回目だろう。

そうだよね。ママと一緒がいいよね。
分かってる。……でも。
息子を抱きかかえて家を出た。

息子は私の首に手をまわして、シャツの襟首をギュっと握りしめた。
私は片方の手で

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中1娘、初めての成績表と先生からのメッセージ。

中1娘、初めての成績表と先生からのメッセージ。

娘の中学校入学から約1ヶ月。ある日、年度頭に行われた全国実力テストの成績表が配布された。

その日、学校は午前中で下校。保護者は午後から懇談会やPTAの総会などがあり、私はバス通学の娘が帰宅する前に家を出た。

懇談会では、担任の先生より、成績表を配布したことを告げられた。その時の先生のお話。

明るくて面白い、チャキチャキした中年女性の先生なのだが、この成績表の話題では、かなり長い時間、真剣に話

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vs1歳児!頭脳バトル

vs1歳児!頭脳バトル

1歳ももう後半。
イヤイヤ期の兆候が現れ、「魔の二歳児」などというワードが頭にチラつく。

「イヤイヤ期始まったわー」と母にこぼすと、「知恵比べだね…!!」となぜかやたら好戦的な笑顔で返された。

知恵比べ…やってやろうじゃねーか。

生まれてたかだか1年のヒヨッコなんぞ、手の上で転がしてやんよ?!

ドリンクバトル

私「娘ちゃんお茶飲む?」
娘「いや!」
私「そっかー…じゃあお茶飲む?」
娘「

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こどもの凸凹を許さない保育園に3年通って思うこと。

こどもの凸凹を許さない保育園に3年通って思うこと。

週末に小1の息子と自転車で、春先までかよっていた保育園の前を通りがかったときのこと。

「はあ〜、ほいくえんは、ほんとにつらかったなあー」と唐突に息子が言った。

「そうか…。やっぱり、辛かった?」

「うん。だってぼくはできないことがおおいから。まいにちおこられてばっかだったし、あー、ぼくしょうがっこうにいけてよかったなぁ。」

そうなのだ。そうだろうなと思う。
親のわたしですら二度と戻りたくな

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小1が喜んだクリスマスプレゼント。

小1が喜んだクリスマスプレゼント。

クリスマスからこの年末にかけては2度来客がありパーティーをして、息子はとっても楽しそうでした。

お昼は毎年作ってるレシピでローストチキンとリガトーニのミートソースグラタン。
あとはカルパッチョとか野菜のオイル蒸しとかいろいろ。

キッズ達には天むすとサンドイッチを。

紙ナプキンを王冠の形に折るのと、デザート作りは息子が担当。
無印のキットで一生懸命ガトーショコラを焼いたら、飾りつけはみんなの前

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サンタさんに「魔法の杖」を頼んだ息子。

サンタさんに「魔法の杖」を頼んだ息子。

ついに、一年で一番楽しみな日が近づいてきました。

クリスマス!!!

クリスマスって大好き。朝起きて、プレゼントを見つけた子どもの顔を見る瞬間。
それは親にならせてもらった自分が、とてつもない幸せを感じる時でもある。

今年は、特にワクワクが止まらなかった。
なぜならば、息子がサンタさんに「まほうのつえ」をお願いしていたから。

自分の子ども時代を思い出してみると、わたしはとにかく物欲がない子ど

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小1男子の筆箱が宇宙。

小1男子の筆箱が宇宙。

先日の「小1が喜んだクリスマスプレゼント」も読んでいただきありがとうございます。このお知らせ通知って、すぐ閉じていつも見れなくなってしまう。

さて、小学校も、新学期がはじまった。今年の息子の目標(わたしが勝手に決めたやつ)は、鉛筆をちゃんと筆箱にしまうこと・・・。

これがそんなに難しいことだとは。

我が子はなぜか、使い終わった鉛筆はランドセルに直に投げこむスタイル。
帰宅後に筆箱をチェックす

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そうじ係をエンジョイするわが子が、ただ尊い。

そうじ係をエンジョイするわが子が、ただ尊い。

夕方、帰宅した息子がランドセルをほうり投げるなり言ったのです。

「帰りの会で、あしたゴミを10コひろった人にプレゼントをあげるって言ったから、シュリケンつくるの手伝って!30コはひつようです」

な、なんですか急に?
手裏剣?! って、折り紙?
あげるの?誰が?誰に?

寝耳に水すぎて状況把握に3分ほどかかった。

どうやら息子はクラスで教室をきれいにする
おそうじ係になってるらしいのだけど、

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「褒め方」を変えたら育児がラクになった話

「褒め方」を変えたら育児がラクになった話

この記事では、ある本を読んで「褒め方」を変えたら娘がすごく協力的になったよ、という話をします。
といっても結論から言うとそんな大層なことは何もなくて、シンプルに「娘が嬉しそうになるまで褒めるようにした」だけです。

この本を読む前は「助かったよありがとう」とか「わあ、前はできなかったのに出来るようになったんだねえ」とか事実を具体的に認知・感謝するだけでおわりにしてたんです。そもそも私「他人の顔色を

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