#エッセイ
note、人の「内側」世界をつなぐ。
子どもの本を書く仕事をしていることを、自己紹介に少し記しましたが、ずいぶん前に書きかけたお話のひとつを、最近、よく思いだすようになりました。
書きかけた、と申し上げた通り、結局完結させられなかったお話です。ただイメージだけは今も強く残っていて、執筆中の感覚はよく思いだすことができます。そのイメージが最近になって、
(ああ、こういうことだったのか……)
すとんと腑に落ちるような氣がするのです。
絵本は寝る前に読むもの。を変えてみた。【子育てエッセイ】
保育園に通い始めてから、子どもたちの寝起きが悪い。
神田家は20時就寝目標の7時起床が平日の定番。
だけど、保育園に通い始めてから疲れているようで、7時に寝室のカーテンを開けても目覚めないこともしばしば。
朝起きると第一子は「ふえ~~~ん」とよく泣いた。
親は仕事に行かなければならないので、このタイミングの泣きには困っていた。泣き止ませる暇もなく、泣かせたまま着替えさせ、ごはんを食べさせ、支度
ゆでたまごと2歳児【子育てポジティブキャンペーン】
「ママ!たいへん!うまれちゃった!!!」
キッチンにいる第一子ちびちーちゃん2歳児が焦った声で私を呼ぶ。
ちびちーちゃんはゆでたまごのカラを剥いていたはず。そこから何も生まれるものはないけれど、アクシデントが起こったことは間違いので食器を片づけていた手を止め、ちびちーちゃんの手元を覗き込んだ。
なるほど。生まれていた。
「むきむきしたら、ぱっかーんてうまれちゃったの…」
と、ちびちーちゃ
同じ疲労度なら満足度の高い方を取る【子育てエッセイ】
1歳児の第二子ちびにーくんは、キッチンが大好きで、触ってほしくない調理器具を引っ張り出して真剣に遊ぶ。最近のお気に入りはピンク色のトングだ。
君、小麦粉と卵にアレルギーがあるんだからやめてよ。と、母は心の底から思う。
でも、何度静止しても突破するし、言い聞かせても全然響かず引っ張り出すし、キッチンの扉に付けたチャイルドロックは破壊する。勧めたおもちゃは秒で捨てられる。無念。
まさに、怪獣だ。
さらさらお金の流れる世界。
唐突ですが、「お金のいらない世界」を真剣に夢みています。
多くの方にとっては、「なんだそれ?そんな世界になるわけないでしょ」という感覚かもしれませんが、少しの間、わたしの思いにおつきあいくだされば嬉しいと思います。
「お金のいらない世界」というのは、端的にいうと、「交換」の必要ない世界です。
お金はもともと物々交換から始まった、というのが定説ですよね。
例えば魚を獲るのが上手な人と、野菜を育てて
毎日日記を書いても子育ての最後に気が付けない【子育てエッセイ】
ほとんど毎日子育て系の記事をnoteにupし続けているというのに、子育ての最後に気づくことができない。本当にできない。
最近「あれが最後だったなぁ~」「もう戻れないのか~」と思うことがあった。
私のnoteを頻繁に読んでくれる人ならご存知であろう、第一子ちびちーちゃんの映画「Sing」のブーム。
もともとは金曜ロードショーの録画だったけど、毎日のように「Singみる!!!」と言い張り、CMの
「できない」を言うことは優しさを培う大切な能力【子育てエッセイ】
子どもの「でーきーなーいー!」に手を焼くことは日常茶飯事だ。
先日も2歳の娘ちびちーちゃんがなかなか靴下を履くことができずに、イライラが頂点に達したのだろう。玄関の床に寝転がってぐずり始めた。
この時の声掛けには一般的な正解がいくつかある。
「靴下って履くの難しいよね~」と現状に共感すること。
「もう一度靴下履いてみる?」と次の行動を言葉にして伝えること。
「次は靴下を履けるよ!」と励ますこと
2歳児のイヤイヤに今日も白旗をあげています【子育てエッセイ】
2歳9ヵ月の第一子ちびちーちゃんの「イヤイヤ」に振り回されている神田家。
こんな感じ。
4月に保育園に入園して、親子で一緒にいられる時間が物理的に短くなった。その短い時間を親子で笑って過ごせないことが、しんどい。泣いている時間は育休中よりも確実に増えただろうな。
保育園に行く時間は決まっている。
汚れているからお風呂に入ってほしいし、
食事の時間はみんなで過ごしたい。
どこまで子どもの意思