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毎日日記を書いても子育ての最後に気が付けない【子育てエッセイ】
ほとんど毎日子育て系の記事をnoteにupし続けているというのに、子育ての最後に気づくことができない。本当にできない。
最近「あれが最後だったなぁ~」「もう戻れないのか~」と思うことがあった。
私のnoteを頻繁に読んでくれる人ならご存知であろう、第一子ちびちーちゃんの映画「Sing」のブーム。
もともとは金曜ロードショーの録画だったけど、毎日のように「Singみる!!!」と言い張り、CMのたびに「Singちがうー!」と怒るのでDVDを買った。そのくらい大熱狂だった。
(さすがに1日に映画1本はテレビの見過ぎな気がするので、ラスト30分を再生することが多い。)
4月の保育園に入園して発熱してお休みしたときも、ずっとおうちの中で「Sing」を見ていた。
気が付けば、映画の中で歌われている曲をのりのりで歌いだすほど大好きだった。特にテイラースウィフトの「Shake it out」のサビを「シェイ シェイ シェイ シェイ シェキアー シェキアー!」と大きな声で歌っていた。
いつから「Sing!!!!」と言わなくなったのだろう。明確なタイミングが思い出せない。
でも、ここ最近めっきり見ていない。正確に「あ、ブームが終わった。」と認識したのは先日のこと。夕飯までに時間があって、外には出られない状況のときに「Sing見る?」と聞いた。そしたら「えーミライコイングリッシュがいい」とちびちーちゃんは答えた。
ここで
”あれ、最近Sing見たいって言わなくなっている?"
と気づいた。
翌日、SingのDVDをちびちーちゃんが見える位置に置いても無反応。
明確にSingのブームが終わったことを感じた。
最後に一緒に見た日がいつだったかも思い出せない。その時の私は本当に一緒に見ていただろうか。片手間に見ていただろうか。
今、この一瞬一瞬が「最後だ」と思いながら過ごすことは難しい。けれど、子育ての最後は音もなく突然やってきて、親の印象にすら残ってくれない。このことを認識しているかしていないかで、子どもとの向き合い方は変わってくるのかなと思う。
子どもが今夢中になっていることを大事にしたい。それは永遠じゃないから。
明日もいい1日になりますように。
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