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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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#涙

温もり

温もり

目を瞑り見つめるあの頃
温かい人々の顔が浮かぶ
あれから過ぎた時の斜陽
気付けば一人また一人と
思い出の中に消えていた

どれだけ幸せだったかを
知る由もない時空にいた

想いは追憶の心を熱くし
瞑る目に温かな涙が湧く
溢れる雫は思い出の結晶

私はいつまでも忘れない
あの目あの声あの笑顔
温かかったあの季節
あの温もりを

春化粧

春化粧

涙は私の春化粧

さくらに映るあなたのせい

綺麗じゃない けど仕方がない

あなたを想ってしまうのだから

景色

景色

耳の奥底に響いたあの声が
私を信じて疑わないように
心の奥底からわき出る涙はいつも
あなたへの想いを強くさせる

あなたはまだ あの日の景色の中

もう二度と戻らない景色
もう二度と戻れない景色

私はあの声だけを頼りに
今の景色に生きている

事実

事実

涙を流すことなんてない
明日を諦めることなんてない
想いに自信がなくても
自分に自信がなくても
そんなこと
どうでもいい
大切なのは
今を生きてること
色んなこと乗り超えて
今を生きてること
それが答えであり
それが事実
涙を流したっていい
けど
明日を諦めるには
まだはやい

事実は生きた力
生きた力は生きる力
その力はきっと
そんなに弱くない

季節の涙

季節の涙

流れる季節の片隅で
ひとり泣いてる人がいる

置いてけぼりになったって
涙ぽろりと流すけど
あなたが行ってしまったら
涙もまた置いてけぼり

季節は流れはするけれど
誰ひとり
置いてけぼりになんてしない
巡ってはまた
迎えに来てくれるから

あなたは季節の涙
必要あってのひと雫

その雫を手のひらに
迎えに来るのを待ちましょう

内緒のお話

内緒のお話

あたしは知ってるよ
手にしたお花がぽろり涙を流したこと

あたしは知ってるよ
温かかった夕日がそっと夜を呼んだこと

あたしは知ってるよ
輝くお星さまを朝日がふっと消したこと

あたしは知ってるよ
お山の色を神様がさっと塗り変えたこと

あたしは知ってる
あたしは知ってるよ

でも 内緒だよ

涙が心に染みて咲くお花

涙が心に染みて咲くお花

涙が心に染みて咲くお花

わたし

すぐに摘まないと

あっという間にしぼんでしまうお花

さあ 摘んで花瓶へ

お花を見てごらん

とっても魅力的なんだから

朝を待つ歌

朝を待つ歌

琴線に触れる歌
夜毎侘しく流れては
朝日と共に消えてゆく
儚い言葉は夜露のように
暗闇の中に消えてゆく
誰も知らない夜風の行方
誰も気付かぬ月夜の涙
琴線に触れる歌はいつも
朝の訪れを待っている

ひとりぼっちじゃない

ひとりぼっちじゃない

誰もいなくなってしまったよ
そしたらとてもさみしくなって
そしたらとてもこわくなって
涙がぽろぽろ落っこちた

したらあちこち声がして
さみしくなんかない
こわくなんかないよって
まわりを見たらあちこちに
ひとりぼっちのお花たち

蜂さん蝶々さんお天道様
気まぐれそよ風雨のシャワー
遊ぶお顔は赤白黄色
みんなそれぞれ楽しそう

そよそよゆれてはとまっては
自然に身をゆだねてる
そんなお花を見ていた

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涙の流れ星

涙の流れ星

さよならなんて
私が望むわけない
一筋の糸は切れたけど
想いあれば繋がると
信じた私に限ってない

冷たい言葉は容赦ない
避ける暇を与えない
どこまで傷付ければ
こんな私を どこまで

黙っているのは
ただ黙ってるのは
この想いが全てだから

それがわからないあなたに
この大切な想い
指一本触れさせはしない

傷負い見上げた空には闇
気まずそうな星達よ
心あるなら隠れずに
流しておくれ一筋の
涙の

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泣けばいい

泣けばいい

雨はお空の涙

泣いたから

ほら こんなに晴れた

泣けばいい

泣けば きっと笑顔になれるから

失くさない

失くさない

私の町は消えたけど
思い出は失くさない

私の夢は消えたけど
夢見る瞳は失くさない

私の願いは消えたけど
内なる声は失くさない

私の想いは消えたけど
涙の意味は失くさない

失くさない

私は 私を

再起

再起

私が弱音を吐くのは
弱いからじゃない
私が涙を流すのは
情けないからじゃない

私が弱音を吐くのは
諦めてないから
私が涙を流すのは
もう一度立ち上がる為

あなたには分かるまい

弱音も涙も原動力
意志さえあれば
再び立ち上がることができる

再生

再生

風の爽やかさを全身に感じた春
祭り囃子に心踊った憧れの夏
容赦なく散る切なさに涙した秋
水の冷たさが身に染みた真っ白な冬

季節はいつも
純粋なまま

季節は私をあの頃に誘う

あの頃の私が
再生される

風の爽やかさで目覚めた春の朝
夢や希望に満ちていた
祭り囃子に心踊った夏の夕暮れ
いつまでも続くことを願った
散る切なさに堪え切れず涙した秋の夜
生きることの辛さを知った
水の冷たさに顔をしかめ

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