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「おいしいおかゆ4」🕯️おはなしをどう終わらせる?
「おいしいおかゆ」のおはなしのことが続きます。
おはなしの基本は「起・承・転・結」
どんなお話も終わらなければ面白くない。
特に、「おはなし」のように耳で聞くものは、終わりは明確に、はっきりと。
おはなし会では「あれ、どうだったんだっけ?」となると、
お話の世界から現実の世界に戻ってこれません。
「おいしいおかゆ」のお話はとてもよくできていて、最後は
この、女の子がいうたった一言「ちいさなお
「おいしいおかゆ2」🕯️見たこともないものを信じてもらう
「おいしいおかゆ」のおはなしの続き。
まず、おいしいおかゆのあらすじをです。
「おいしいおかゆ」のタイトルにもある「おかゆ」
テキストでは「とてもおいしいキビのおかゆ」とあります。
私は「キビのおかゆ」を見たことも、食べたこともありません。
この「おかゆ」は、とてもおいしいものでなくはなりません。
おかゆをいつでも食べられて幸せになるのですから、「おいしいおかゆ」でなければなりません。
聞
おはなしを覚えること🕯️異世界で迷子にならぬように
おはなし会でストーリーテリングを初めて聞いたときの感想は、
「無理、無理、私は記憶力ないし、おはなしを覚えるなんて無理」でした。
聞きに行くだけ、の時間が相当長かったです。
そう、ストーリーテリングは「語るものではなく聞きに行くもの」でした。
あるとき、我が子に昔話を聞かせてみよう、と
子どもを布団に入れ、電気を消して、よく知っている話「一寸法師」を語ってみました。(もちろん勉強も準備もせずに)
🕯️おはなし会へようこそ
ストーリーテリングのあれこれを語るより、まずはおはなし会にご招待。
図書館の一角や公民館の和室、教室の隅・・小さな奥まった空間で
数人から多くても20人くらいの聞き手が集まる。
語り手の傍らにはろうそく。
さあ、これからおはなしを始めますよ。
「このろうそくに火がともると、ここはおはなしの部屋になります」、と
マッチをすって火をつけます。
「誕生日みたい」という子どもたちの声を聞きながら語りが
ストーリーテリングってご存じですか?
「ストーリーテリング」「おはなし会」ってご存じですか?
昔話や創作のお話を覚えて、語ること、聞くことです。
図書館や公民館、学校や幼稚園など、とても小さな単位で行われていて、
演出もなく、あるのは語り手と聞き手だけ。
一人一人の顔を見ながら語る、聞く。
静かに、静かに、心の中深く染みこんで伝わっていくもの。
SNSのように一気に広く拡散しようとするものとは馴染まない。
だからでしょうか、「ス