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【朝一でこれだけ読もう】日経新聞

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【毎朝9時更新】忙しい皆様のために、日経新聞の主要トピック(主にIT/DX関連)を毎日分かりやすく解説していきます。「朝一でこれだけ読めば大丈夫」が目標です。
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#AI

道路のひび割れ検知!遂にはじまった!

道路のひび割れ検知!遂にはじまった!

南紀白浜エアポート社は、NECとオリエンタルコンサルタンツと共に「滑走路の点検技術を一般道路にも活用」していくとしています。

通常、空港の滑走路点検にはバスに搭載されたドライブレコーダーが使われます。

と言っても、単に画像を取得して誰かがひび割れ度合いを目視確認するのではなく、AIによる自動検知です。

このドライブレコーダーによる道路のAI点検ですが、他の車関連企業においても実証がはじまって

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30秒の音声から病気がわかる??

30秒の音声から病気がわかる??

SMK社と国立循環器病研究センターは、音声から「認知症」の可能性を判定できるAI開発に着手します。

最終的には、
スマホで録音した30秒の音声データをアップロードすると、AIが認知症の可能性をスコアリングしてくれるようなアプリです。

AIは音声の高低等を活用して分析し、判定精度は80%を目指します。

同社は今後、3000人の高齢者から音声データを収集していくとしています。

●音声からの病気

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市場動向分析ツール??

市場動向分析ツール??

デロイトトーマツグループは、企業の「強み」分析ツールの提供を開始します。

企業が発表しているWEBニュースをAI分析し、強みであろうキーワードを抜き出してくるのでしょう。

価格は1アカウント年間220万円とのことで、思ったより高額です。

市場動向を専門におこなっている会社に依頼しても100万円以下でしょう。

結構強気な価格設定な気がしますが、
完全にAIに任せるのではなく、人間も関わるので

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【何故今?】ヤフーが社員を再教育へ

【何故今?】ヤフーが社員を再教育へ

ヤフーは、グループ社員8000人を対象に再教育による業務転換を図っていきます。

2023年までに再教育を完了する予定であり、AIを中心にした再教育プログラムを提供していきます。

ヤフーといえば、「私服勤務」や「リモートワーク」等でどこよりも早く取り組みを進める事で有名です。

そんなヤフーが23年までに社員8000人を再教育する理由は何なのでしょう。

今後2年内にAIやRPAによる業務自動化

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データ分析で働き方を見える化??

データ分析で働き方を見える化??

損害保険ジャパンと日立製作所は、データを活用して働き方改革を支援していきます。

具体的には、従業員向けに22の質問項目を作成してその回答を分析していきます。

質問項目は、役割理解/成果意識/対人関係等となり、分析を通して「どういう人はどういった働き方の課題を抱えている傾向にあるか」を抽出していきます。

本サービスの利用料は年500万円-1000万円となる予定とのこと。

ただ、こういったサー

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AI顔認識データの利用ルールを!!

AI顔認識データの利用ルールを!!

個人情報保護委員会は、カメラで取得した人の顔認識データに関して利用ルールを策定していきます。

現状、店舗や公共施設へカメラを設置して顔認識データを取得するには利用目的を撮影されている人が必ず見やすい場所に記載する必要があります。

ただ、これにプラスして顔認識データの「保管期間」の記載も求めていく等検討をしていきます。

保管期間を書いたあとは保管場所の管理企業の名や国名を書いたり等考えると書く

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宇宙から工場を分析!!

宇宙から工場を分析!!

米オービタルインサイト社は、日本国内にある大型工場の稼働状況を分析するサービスを提供します。

分析データは金融関連企業へ提供し、融資先の変化把握に利用してもらいます。

つまり、①工場が稼働している気配がない▶︎②融資先の売上が安定していないな▶︎③倒産してしまわないだろうか、融資を打ち切るべきか

のような判断材料の一部に利用されていきます。

大型工場の稼働状況分析ですが、「出入りする自動車

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暗号化したまま顔パスを!?

暗号化したまま顔パスを!?

NECと言えば、顔認証技術で世界トップクラスです。

ただ最近は、顔認証を禁止しようと提言している国もあります。

顔のデータは個人情報の中でも、特に気にされやすいデータです。

そんな中、NECは暗号化したまま顔認証をおこなえる技術を開発したと発表。

これにより、万が一顔データが漏れてしまった場合でも悪用を防いでいけます。

と、、いい事ばかりがメディアで取り上げられていますが、暗号化したまま

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AI活用倫理を策定!←遅くない?

AI活用倫理を策定!←遅くない?

三菱電機は、AIの活用に関する倫理原則を策定したと発表しました。

このAIの活用に関する倫理原則ですが、「AIが公平につくられたのか」「差別や偏見を持っていないか」「説明責任を果たせるのか」等のAI導入に関わる社会的懸念を払拭するためにAI企業を中心に作成が進んでいます。

と言うのは、
過去に差別や偏見を持ったAIが誤った判断をしてしまい、最終的に企業や利用者が不利益を被った事例が米国を中心に

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3年後、個人情報は収集されなくなる??

3年後、個人情報は収集されなくなる??

近年、EUを中心に個人情報の利用規制が厳しくなっています。

日本においても、19年より個人情報保護法が改正され、新たに個人識別符号が追加されました。

個人識別符号とは、AIや最先端技術を活用することで個人を特定できてしまうデータを指します。

具体的には、DNAデータや虹彩データなどですね😀

そんな個人情報利用が厳しくなる中、米調査会社は「3年後には個人情報は収集されなくなり、代わりに個人

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AI、クラウド、宇宙、、

AI、クラウド、宇宙、、

国内のネクストユニコーンがじわじわと増加してきています。

キーワードは昨年と同様に「SaaS、AI」ではありますが、「宇宙」が新たなネクストユニコーンとして数社浮上してきています。

気になるのはAIを活用した教育システムを開発する「アタマプラス」。

私がはじめてアタマプラス社を知った時の印象は「AIが苦手を克服する問題を作ってくれる?なんか使えそうだな」と言ったもの。

ただ、AI✖︎教育は

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ナスダック、AWSへ移行!?

ナスダック、AWSへ移行!?

米国証券取引所「ナスダック」は、運営する基幹システムを全面的にAWSへ移行すると発表しました。

日本においても、政府省庁がクラウドへデータ移行を発表しています。

また、米国国防省等の情報機関でもクラウドへの移行が進むなど、オンプレミスからクラウドへの移行が「今まで渋っていた企業や団体」において進んできています😌

AIとクラウドを組み合わせ、未知の攻撃を防止するソリューションやアクセス権限の

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デジタル通貨が年内にも!!

デジタル通貨が年内にも!!

国内の金融機関からIT企業、商社など70社が参加する企業連合は、年内にもデジタル通貨の試験発行をおこないます。

銀行預金を裏付けとして発行し、企業間送金や大口決済等でPoCをおこない、2022年後半を目処に本格流通を検討します。

ただ、デジタル通貨のPoCは実は数年前から金融機関で着手されています。

今回の件が特別な理由は「日本を代表するような企業連合による合同PoC」という点。

今までの

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エクサウィザーズが上場!時価800億円!

エクサウィザーズが上場!時価800億円!

AIベンチャー「エクサウィザーズ」が来月から東証マザーズへ上場します。

想定時価総額は800億円!

エクサウィザーズ社ですが、2年前に私もサービス説明を受けた事があります。

たしか、研究機関とAI骨格検知を活用して「ヒトの歩行の模様」からさまざまな健康状態を分析する取り組みをしていましたね😄

サイトを見ると、すでにサービス化されたようです。

AI✖︎介護分野はこれから非常に社会から求め

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