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Yuki sako
2019年1月4日 17:33
この数日間で感じたモノたちは現場を得て、人と出逢うことで見つけた。 ある言葉が頭に中で想起された。他人ごとと捉えてしまう。その心性。 自分の心の中に存在する、38°軍事境界線(Military Demarcation Line) よりもベルリンの壁よりもはるかに強固で高い自分の中の壁を超えていかなければいけない。他人を感じ愛を感じること。それはまた感じられない心の不備な
2018年12月31日 00:08
星がきらびやかに見える。 光が目に入る時その速さは光速となる。その時間とは距離とは我々が出会うために、受け取るためにかかる抵抗値であり重力だ。手を伸ばせ、されば与えられん。耳を澄ませ、されば聞こえてくるだろう。 そう考えると“自己犠牲を共わない努力”という人間の意思を愛おしく、郷愁の念を覚えた。苦しむ為の忍耐でも、自己肯定感を得るためだけの苦労ではなくより純粋な
2018年12月29日 20:39
残った記憶と、iPhone に保存された思い出のカケラを重ね合わせてこの期間を思い返した。 Lineにあげられたアルバムの写真がみんなが見た“実体”を物語っていた。似た感性を持った彼と会話したホテル、生のライブを聞いたオープンレストラン。ボートの上でみた美しい夕陽。寺の近くの草むらで寝っ転がった昼下がり。象に乗って眺めた村を覆い囲む山々。憎しみと困惑が織り混ざった彼女と通じ
2018年12月28日 22:35
片耳にイアホンをつけて音楽に浸りながら一息ついた。バス移動が多くて、1番長かったのは6-7時間。水を飲みながら窓の外、向こう側の世界へ目を向けた。バスから眺める景色は僕が覗いているというより“タイという山や街”に見られているようで。今この瞬間が僕自身の中に入ってくる。ふと座っているメンバーを見渡す。彼らと出会って行動を共にしている。この一台の中にいる可能性に感慨にふけた
2018年12月27日 20:33
僕は今回、「過去から、そして未来への手紙を受け取る。」というのをテーマにしていた。それは街並みや人柄、遺跡を見ることや触れることによって読み解くことができる。感じられたものはメッセージであり手紙。そして僕は受け取った言葉を咀嚼して明日の自分へ届けようと考えていた。 しかしこの旅を通して感じたのは歴史の声ではなく異なる今を生きる人。その「今」に、耳をすませられるか。寄り添
2018年12月26日 19:54
最初のショー。本番前のあの練習でみんなが明らかに心ここに在らずだったのを覚えている。場当たりでステージに立ち目の前には山々と校舎、そして空席のテーブル。 “This is me” を歌っている我々が“Who I am”だった。この孤独感。みんなといるはずなのに。その時のYoumeの言葉が突き刺さった。 “Where you are?”本番まで残り時間30分。 あの
2018年12月25日 12:22
Asian Beat 2018 あの日、全てが始まった。僕にとって、台湾メンバーの不参加は心を痛める出来事だった。でもそれが始まりだった。言葉にできない感情が身体を巡ったのをついこの間のように思い出す。1年かけた約束が果たせなかった。DomiからのLINEは、言葉の中に無力感と悲嘆の声が入り混じっていた。去年とはうって変わって今回の旅はパフォーマンスツアーというより異なる