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今求められるビジネススキル

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いまの時代に求められるスキルは何なのか。 今すぐに役立つ具体的なものから、長期的な目線で役立つ抽象的なスキルまで幅広く取り上げます。
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2022年6月の記事一覧

自分を主観でとらえるな

自分を主観でとらえるな

どうしてそう他人事でいられるのだろう。
そんな無責任でいられるのだろう。

仕事中にそんなことを思ったことは
ないだろうか。

「当事者意識がない」

野球部で体育会系で育った私は、
チームプレー重視する顧問の監督に
よく怒られたものだ。

私はよくあっけらかんとしていても、
主将だった友人は責任を感じていた
ようだった。

もちろん組織をまとめている以上、
ある程度の責任を負うのは致し方ないだろ

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作り笑顔でいいから笑ってろ

作り笑顔でいいから笑ってろ

今の会社のリモート会議。
画像の顔出しはない。

音声とパワーポイントの資料共有のみで
議事を進行することにすっかり
慣れきってしまった。

当然、相手の表情も見えないし
自分の表情も伝えないので
自然と喜怒哀楽の起伏も少なくなった
気がする。

リモートワークの一つの弊害でもあるだろうか。
笑うことが少なくなった気がする。

笑顔の効果は大きい。

笑顔になることで、
脳内には幸せホルモンと呼

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普通を追いかけ続けるという病

普通を追いかけ続けるという病

普通、平均。
その近くにいること、
少しでもその上にいること。

最も「安全」で「幸福」への
近道であると信じて疑わなかった。

ただその物差しはいったいなんだろうか。
何が普通なのか。
ちゃんと自分にとっての「普通」を
きちんと説明できる人がいるのだろうか。

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』に
よると、日本全体の平均年収が461万円であるのに対して、日本全体の年収の中央値は
433万円程(男

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「足るを知る」で人生の無理ゲーを回避する方法

「足るを知る」で人生の無理ゲーを回避する方法

待ちに待ったお給料日。
人によってはボーナスが出た人もいるだろう。

明細を見てため息が出る。

何で手取りがこんなに引かれているんだろう。
そんな光景が今日は繰り広げられている
かもしれない。

お給料の額だけで言えば、決して明るい
未来ではない。少子高齢化で社会保険を
はじめ、税金は上がらざるを得ないし
誰もがキャリアアップをして所得を
増やせるとは限らない。

ただ人の物欲、金欲はとどまるこ

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君はいつまでPV数を追いかけ続けるのか

君はいつまでPV数を追いかけ続けるのか

伸び悩むダッシュボードと
にらめっこ。

文章を書き始めて2年以上が経った。

2,000字以上の記事を
200以上書いてきた結果のダッシュボード。
これがなかなか様々なことが分かって楽しい。

リリースした当初は全然伸びなかった
のにジワジワ毎週一定数のアクセスが
ある記事もあれば、自信満々のタイトルを
つけたのに、全く読まれなかったり。

酔っ払って、スマホから書き殴った
自分の恥ずかしい過去

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仕事がいきなり好きで好きで仕方なくなるわけじゃない

仕事がいきなり好きで好きで仕方なくなるわけじゃない

「好きを仕事にしよう」

新卒だけでなく、
転職サイトまでもこんな記述を
見かけるようになった。

なんて甘い誘惑なんだ。

本当にそうだ。

毎年のように、上記のような
甘美なキャッチフレーズに
とらわれて、世間ではブラック企業と
評価される職場に若者は流れていく。

ある程度の年齢を経て、
いやでも自分が凡人だと気付かされた
私のような人間は、まだいい。

自分は何か特別だ。
もともと特別なオ

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退屈から回避して「生きた」時間を手にしよう

退屈から回避して「生きた」時間を手にしよう

ここならスケジュール空いているよ。

大学のゼミの集まりの幹事を
やっていたときのこと。
同じ幹事を務めることになったメンバーと
ドトールで打ち合わせを
しようとしていたときのことだ。

手帳を開けると彼の手帳はスケジュールで
埋め尽くされていた。

それは私のような年2回の
大学の学費の納入期に追われ、
逆算されたアルバイトで
埋め尽くされた苦学生のスケジュールとは
まったく性質が異なるものであ

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世間の安定より、自分の安定を

世間の安定より、自分の安定を

「ちゃんとした大学を出て、
安定した生活を送ってね」

だいぶ昔の話だが、
そんなことを親族の方に
言われたことがある。

大学や会社といった進路。
自身の人生の節目に大きな影響を
与える段階。

我々はどうしても、世間の物差しや
他人の目線を気にしてしまう。

こんな「あなたのためを思って」の
お節介な基準や教訓が世の中には
溢れている。

「自分のうちなる声」のなかでは
結論が決まっているのに

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