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『書くこと』を仕事にするということ
新年度、マスコミ・広告・出版業界には多くの『書くこと』を好む新入社員が集まる。
一概に『書くこと』と言ってもその幅はとても広い。
例えば新聞記者やライターはありのままを報道として限られた紙面や字数の中で伝える要点整理能力、さらには日刊(webの場合もあるが)というスピードが重要視される一方で、広告代理店のコピーライターは一つのお題に対して、日常的に接している何かからほんの僅かでも手がかりを得られ
分からないことだらけの世界。
多分もう、会うことのない彼のことを考える。
何故あんなにも執着していたのか。何故あんなにも好きだと感じていたのか。何故あんなにも尽くせたのか。
分からないことだらけだ。
分からないと言えば、この世は分からないことで溢れている。
例えば、久しぶりの知り合いが急に投資話を持ち出してきたり。
例えば、おとなしく敷かれたレールの上を歩いていると思っていた高校の同級生が役者の卵になっていたり。
例えば、渋
【紀行】福島浜通りの旅〜復興とは、元通りの姿に戻すことなのか?伝承館編〜
5年前に福島を訪れた時はまだ常磐線が冨岡駅までしか繋がっておらず、隣の夜ノ森駅から先は立ち入ることができなかった。
そこから月日が流れ、常磐線も全線開通した今の福島を見ようと思い、常磐線をひたすら北上する旅を決行した。
福島原子力発電所にほど近い双葉町に、地震や津波、原発被害を後世に伝えるための「東日本大震災・原子力災害伝承館」というものがある。
津波や原子力建屋の爆発映像といった衝撃的な映像
【LIGHTHOUSE視聴レポ】自戒と学びについて
Netflixで配信中の、星野源さんとオードリーの若林さん出演のトーク番組『LIGHTHOUSE』をイッキ見してしまった。
別にどちらのタレントも特段好きという訳でもなく、ただ久しぶりの何も予定のない休日に気になっていた番組を作業傍ら流し見しよう、くらいの気持ちで再生したことを後悔。
思いっきり最後まで画面釘付けで声出して笑いながら観てしまった。
★以下ネタバレも含むので注意★
お二人の人柄
【生き様】に惚れ、勇気をもらい、見せてゆく。
5年前に別れてしまった人と会った翌日、ポレポレ東中野で上映中の『ミャンマー・ダイアリーズ』を観てきた。
2021年2月にミャンマーで起きたクーデター直後の様子を収めたドキュメンタリー作品だ。
先日行った『せんそうって』にも繋がるが、こうしてキーボードに指を滑らせている今この時も、闘っている人がいる。
頭では分かっているし事実だと認識できているのに、何も出来ない。何もしようとしていない。そんな自分
学生時代に作っていた雑誌が、社会人になった今でも一番好きな雑誌。
『BACKPACKER』
学生時代に両足どっぷり浸かって授業もそっちのけで、ひたすら思考と書くことに時間を費やしていた。執念に近い。おかげで毎年必修授業を落として、引退後の卒業間際に単位回収に勤しむ学生生活だった。
先日、後輩が開催していた『celca』というイベントに顔を出してきた。
スペイン語で「近い」を意味する“cerca”と、「自撮り」を意味する“セルカ”を掛け合わせ、色んな国の子供た