先日、夜中にひどく足がつって七転八倒。医師から「芍薬甘草湯」を勧められたので服用したらいい感じに…。 というわけで東洋医学の本をひっぱり出して読んでいます。 こちらは基本的な漢方薬63種の解説、漢方の基礎知識や養生のコツを豊富な写真とイラストで解説。読んでいるだけで癒される一冊。
💊 〈漢方だからって油断するな〉 例えば、芍薬甘草湯は心臓病に禁忌だ。 甘草の主成分であるグリチルリチン酸は低カリウムを起こすリスクがある。低カリウム血症は不整脈に繋がる。不整脈は心臓のリズムの異常。即ち、心臓病の症状が悪化する可能性が有る。 必ず、持病をきくように。
💊市販の芍薬甘草湯 ランニング中や登山、就寝中などに「ふくらはぎ」や「足の指」がつったりする人へ ●満量処方は効果が高い →基本的にはファーストチョイス ●1/2量は満量処方に比べて副作用発現リスクも低くなる →高齢者やむくみやすい人等は1/2量 ●予防目的で飲むのは❌
やはり甘草(漢方)がHSPに効きました。芍薬甘草湯(ツムラ68番)を「こむら返りが多いんです〜」とかなんとかクリニックで頼み込んで出してもらう。医師は漢方辞典を読んで3分の2の量で処方。3割負担でも月500円未満。甘草はツタンカーメンの墓にも入っていたそうで、古今東西人類の薬草。
💊 パッケージだけでは足にしか効かないようなイメージだが、芍薬甘草湯は腹痛にも効果がある。 喘息の持病があり、生理痛(腹痛)をなんとかしたい場合の選択肢にもなる。 漢方は長く飲んでやっと効くと思われがちだが、芍薬甘草湯は"頓服として使う痛み止め"という事も伝えよう。
西暦2021年10月1日(金) 旧暦葉月廿五日 秋分 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) 雨の10月の始まり。 新しい日常の始まりになるのかな。 明け方、脚が攣って目覚める。 久しぶりの芍薬甘草湯の服薬。 これからは脚の冷えにも気を配る季節。