遊羽

2020年突然脊椎の病気で入院。秋に退院するも2021年春に再び入院。20ヶ月後に抜鋼…

遊羽

2020年突然脊椎の病気で入院。秋に退院するも2021年春に再び入院。20ヶ月後に抜鋼・抜釘手術のために三度目の入院。2024年夏には頚椎動脈解離で入院。現在も療養中。元中学校教諭。

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    「療養日記」改め日記。 日記は全てこのマガジンに収納。

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    ウォーキングアプリ「お遍路ウォーキング」による四国八十八ヶ所巡礼シミュレーション日記。その日の歩数からアプリが指し示す位置をスクショで紹介。詳細な位置情報と巡礼の思い出を書き添えた日記。全札所納札し結願が最大の目標。できるだけ毎日更新を心がけている。

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    退院後の療養生活中に書いた日記をマガジンにしたものです

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    もとはTwitterに毎日載せている「ちょっとだけ前向きな言葉」をこちらでも日に2本ずつ再掲しているものを集めたもの。格言チックな創作詩。

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    2023年 抜鋼手術のための「最後の入院」の日記

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この日記について

 【2024年8月20日更新】  2020年夏、突然の病気で大手術を伴う入院をしました。その時から書いている療養日記を一つにまとめて新しくここに紹介することを目的としてこのnoteを始めました。  その「療養日記」は入院した2020年8月21日で四年となるが、4年後の2024年8月19日を以って終わりにしたいと思う。 日記(2024年8月20日から) これまで続けていた「療養日記」から療養という言葉をはずし、もっと病気や療養に捉われぬ前向きな内容の日記を継続させることに

    • 山椒魚

      【日記#4 2024/8/23(金)☀️】  夕方に定期通院があるので今日は他の用事は控えて家で大人しくしていた。朝のルーティンに関してはいつも通りだ。ウォーキングから戻ってくると少し頭がクラクラするのでカーテンを閉めて横になっていた。  話は前後してしまうが昨日も書いた文春に掲載された今回の芥川賞受賞作のうちの一つ、「サンショウウオの四十九日」を読了。内容はかなり奇怪で自分の想像を遥かに超えるような内容だったために少しばかり頭を使った気分だ。  話の詳細は書かないが主

      • お遍路ウォーキング日記(231:七十七番道隆寺へ)

        【2024年8月23日(金曜日) Day 231】  今日は歩数こそ少ないけど札所七十六番金倉寺を打つ。金倉寺まで来ると善通寺は遠く離れた感じがするがそんなに遠いわけでもない。  今日は昨日打った札所七十五番善通寺について簡単に書こうと思う。とはいえ善通寺と言えば四国八十八ヶ所の中でも最大のお寺である。そう簡単にまとめられないと思う。  このお寺は弘法の父、佐伯田公によって創建され、弘法が唐から帰って来た後、唐で学んだ青龍寺を自分の生まれ故郷に再現させたと言う。かつては

        • お遍路ウォーキング日記(230:七十六番金倉寺へ)

          【2024年8月22日(木曜日) Day 230】  漸く今日善通寺を打った。アプリでは本当に機械的にこの歩数進んだらフラグをつけるかのように札所を次のものに変更してまたその間に設定された歩数のカウントを始める。そんなところなのだろうが善通寺を打つということはそれだけでも結構な移動があり、そこにはカウントされない歩数も発生する。とにかく広大な寺だ。寺そのものがひとつの町でもあり、その中を「移動」という行為も発生する。  考えてみれば少し前に打った札所七十一番の弥谷寺もそう

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          大雨警報

          【日記#3 2024/8/22(木)☔️☁️】  朝方6時くらいに雨の音で目が覚める。外を見ると数年に一度見るかどうかという程の雨。外の風景は白くかき消され、耳に届いてくるのは轟音ばかり。  こんな中妻が出勤で家を出ようとしていたので今日は車で近くの駅まで送り届けることに。とは言っても雨があまりに激しすぎて家のすぐ横にある車のところに行くだけでも傘をさしていてもずぶ濡れになるくらいだ。ラジオの声は雨音にかき消され、ワイパーはできる限りのスピードで雨を振り払っていた。それで

          大雨警報

          安静・平穏

          【日記#2 2024/8/21(水)☁️】  今日も朝はウォーキングに出る事ができた。その前も6時には起床、7時前には朝食をすませ、8時から「まいにちハングル講座」を聴く。  ハングル講座も今季はしっかり勉強し、復習も重ね、しかも入院中もじっくり復習できたので今回は多少身についている実感もある。  朝のウォーキングの後は早起きをした分ゆっくり休み、眠たくなったら寝てしまう事もある。今日はずっと安静にしていた。  今現在緊急という状態からは抜け出したがまだ小康状態だと思

          安静・平穏

          お遍路ウォーキング日記(229:七十五番善通寺へ)

          【2024年8月21日(水曜日) Day 229】  今日は朝のウォーキングに夕方の買い物もあってなんとか歩数は五千歩を少し越えた。札所は七十三番の出釈迦寺だけでなくその次の七十四番甲山寺も打ち、さらに七十五番善通寺までもあと僅かな場所まで来ている。  今日は札所七十三番出釈迦寺について簡単に書こうと思う。  このお寺を語る上で必ず知っておくべき事は弘法の「捨身ヶ嶽禅定」の話である。  それは弘法が未だ「真魚」呼ばれる幼年のこと、今の我拝師山(曼荼羅寺、出釈迦寺の山号

          お遍路ウォーキング日記(229:七十五番善通寺へ)

          お遍路ウォーキング日記(228:七十三番出釈迦寺へ)

          【2024年8月20日(火曜日) Day 228】  退院後ずっと体調を崩していて家の外に出られなかったが、今日やっと朝のウォーキングに出られたので少しだけ前に進めた。  しかし札所七十二番曼荼羅寺とその次の出釈迦寺の距離は恐らく四国八十八ヶ所の札所の間では六十八番神恵院と六十九番観音寺(ここは札所間が近いというよりは同じ敷地の中に二箇所ある)についで距離の短い所だと思う。あと思いつくのは四十六番浄瑠璃寺と四十七番八坂寺の間も短いがそれ以上だ。  そんな狭い札所の間にす

          お遍路ウォーキング日記(228:七十三番出釈迦寺へ)

          歩く

          【日記#1 2024/8/20(火)☁️☀️】  実は明日8月21日は人生の区切りの日。2020年のこの日、化膿性脊椎炎で救急搬送、緊急入院をした。その時の様子はこのnoteの「入院日記」に事細かく書き残してはあるが、ここではその程度にしておく。  もうひとつ入院したことから強制的に禁煙が始まり、そこで煙草との永訣が始まった日でもある。いや、煙草は大好きだったし、煙草に生きた自分はそこら辺の数ばかり吸うベビースモーカーとは違っていると思う。  それでも大好きな煙草とはお

          療養日記最終日

          【療養日記2024 8月19日(月)☀️】  以前より何度かこの「療養日記」を終わらせると書いた。終わらせるつもりはあるがそれに変わる物は結局思い浮かばなかった。直前の入院でそのようなことを考える余裕もなかった。  なので日記はそのまま続ける。ただし「療養」という言葉は外す。それだけでいい。  実際はまだ療養中だし、新たに不具合も見つかったりとまだまだ療養生活は続く。しかしもう療養という言葉は使わないように心がけたい。  さて、昨日の今日で体調が良いわけもない。ただ吐

          療養日記最終日

          お遍路ウォーキング日記(227:七十二番曼荼羅寺へ ⑥)

          【2024年8月19日(月曜日) Day 227】  今日も体調不良のため外出はせず外へは一歩も出ていない。  この日記をご覧いただいている方々にも大変申し訳ないがあと数日はこんな状態が続くかと思う。ひと頃よりは体調も回復したと思うがそのひと頃というのは本当にどうにもならない状態だった。  今月は入院あり、その後の落ち込み方も含めつくづく己の健康については考えさせられる期間だったと思う。  無理のないよう今後も過ごしたい。動けないなら動けないなりに何か四国巡礼に関する

          お遍路ウォーキング日記(227:七十二番曼荼羅寺へ ⑥)

          お遍路ウォーキング日記(226:七十二番曼荼羅寺へ ⑤)

           本日も移動なし。体調が悪くて動けないが、そうでなくても今日は朝から熱中症警戒アラートが発令されていて外に出て歩くなんて自殺行為。  体調は午後からますます酷くなり救急外来に行かねばならないかなと考えるほど。夜になって少し薬が効いて来たのか寝やすくなったところをすかさず寝てしまう。  今日は一食もできず。早く先に進みたいと言う気持ちばかりが逸る■

          お遍路ウォーキング日記(226:七十二番曼荼羅寺へ ⑤)

          退院三日後

          【療養日記2024 8月18日(日)☀️】  今日も体調は最悪。頭痛、吐き気に見舞われ動くこともままならない。救急に行くべきだと思う。絶対にそうすべきだが入院中の措置であっという間に具合が良くなった事を思い出すと、もしやと言うことも考えられる。  もう一つには保険の話も絡む。それは入院後の免責について、これを考えるとなかなか救急には行きづらいのが本音だ。  そんなわけで今日はジッと耐え忍んでいた。夕方からは多少楽になったような気もするがまだまだどうなるかはわからない■

          退院三日後

          愕然

          【療養日記2024 8月17日(土)】  コレを書くのでさえかなりしんどい。退院して間もないのにすっかり病状が元通り。激しい頭痛と吐き気に見舞われもう動くこともできない。  これまでの入院生活は何だってのだろう。もう二度とはMRIだって受けられない。なのに振り出しに戻っているのは何なのだろう。  医者は何を見ていた。何を基準に問題なしと診断した。問題ないのなら今のこの苦しい状態もやがては治まるとでも言うのか。とてもそうには思えない■

          お遍路ウォーキング日記(225:七十二番曼荼羅寺へ ④)

          【2024年8月17日(土曜日) Day 225】  本日も移動なし。  病状についてはこちらでは書かないが、たいいんしてからのほうが酷く、今日も外には出られなかった。  越すに越せない大きな壁が出来上がった気持ちだ■

          お遍路ウォーキング日記(225:七十二番曼荼羅寺へ ④)

          お遍路ウォーキング日記(224:七十二番曼荼羅寺へ ③)

          【2024年8月16日(金曜日) Day 224】  昨日に引き続き今日も外には出なかった。今日は台風7号が接近し東日本を中心に何もかもが麻痺した一日で外出どころではない。  そして体調もあまり良いとは言えずおとなしく家で寝ていた。それにしても退院後いくらでも寝られるのは何なのだろう。それだけ疲れているのかまたは本当に具合な悪いのか、じぶんでもよくわからない。  お遍路ウォーキング日記も先に進まないがそれも致し方ない。明日は晴れるらしいが暑くて外には出られないかも知れな

          お遍路ウォーキング日記(224:七十二番曼荼羅寺へ ③)