芍薬(シャクヤク)に想う ギランバレーに恋をして
昨夜は冷え込み 電気毛布に包まれて
寝込んだ…
スパルタリハビリ旅から戻り
一週間…
毎日毎日 8時間寝ている
普段 四時間のショートスリーパー
身体的には ダメージぐらいなんだろう
真っ赤に焼けた肌は
今年 一回目の脱皮をしている
厚くなった面の顔も 脱皮した
まだ 春なのに..
庭の花々
野菜達の花が お気に入り
その中に 毎年毎年 咲く花
芍薬
昨年 名前を知った
家の中に あちこちに
生けてまわる
ふと 薬箱の中の 漢方に目が行く
“芍薬甘草湯”
薬だから 芍薬….
薬効を 調べてみる。
ある朝 酷い筋肉痛だからと
知人の整形外科医から 処方された
漢方薬だった。
“とりあえず これを 一週間飲んで
様子を みよう”って….
毎日毎日飲み続けた
日に日に 悪化していく
歩けなく 立てなく お箸持てなく
でも
二回目のワクチンを打った翌日
顔面は崩壊していた。
調べて調べて 出て来たのが
“ギランバレー症候群”
すぐさま 休日の知人に頼んで
紹介状を書いてもらい…
すぐ緊急入院した…
その夜に 一度死んで…
俗世間から 消えた….
何も動かない
ZERO零の世界へ...
それから 一年半…
庭に一輪だけ残した
芍薬
甘いのか
蟻たちが 群がっている
長いようで 短いようで…,
久々に遭った友人に 言われた。
”赤ちゃん育ててるのと 一緒なんだ“
そう 一からね...
まだ あいうえおの 練習してるけど
スキーは 二か月でワールドカップコース
馬も 乗れたし...
まだまだ
体力 気力は 以前の980分の1にも
満たない
ただ
目の前の景色を
ゆっくり ゆったり 愉しめるように
なった
自分の取説は 自分で描かないとって
noteに 描いている
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
芍薬に想う
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?