子どもは感動したとき、素直に伝えてくれます。覚えてのことばをつかって伝えてくれます。知っていること、みたことあること、経験から生まれる感動はことばに命を与えてくれるのだなと思います。バスにのったことあるだけでもバスの絵に感動するものなのですね。小さな感動大事にしてあげたい。
大好きな絵本 覚えたてのことばで もういっかい。 でも聞いてはいない。 いいかげんなものなのだなとおもうけれど ちゃんときいているのですね。 もういっかいに 答えてくれる人がいる。 大事なことなのですね。 今度は 何をもういっかいかな・・・
「みててね。」と子どもに言われると覚悟をしてみてください。動いてもいけません。手を貸してもいけません。ひとりでできることがうれしい。動かないでみてくれているのがうれしい。誰に教わったことなのか。おとなには長い時間ですが、たまには子どもの時間にもどってみるのもいいものです。
親子の勝負。負けると大泣き。わざと負けてあげても収まらない気持ち。めんどうだな。でもね、こうして負けることを覚えていくって素敵なことです。親子のやりとりは大切なことをすこしずつ心に伝えていくものです。
思い切り泣いて、思い切り笑って。悲しい、うれしい、さびしい。気持ちをすこしずつ経験していく。そんなに悲しい?そんなにうれしいの?そんなにさびしかった?どれくらいのきもちか、感じてくれる人がいるって幸せなことですね。
子どもたちは無心で楽しむ。いいなあ。人間がもつ素朴な力をだいじにすごす時期。大人も子どもの心に寄り添って、穏やかにすごしたいですね。人生は楽しむことが一番です。
反射的な笑いから意識して笑えるようになり、笑ってほしいと思うようになる。ただ笑っているだけなのに、心がどんどん育っていきます。そして何よりやりとりがうれしくなり、まねっこしながら言葉というツールを手にしていきます。子育ては笑うのがとっても大切です。
子育ての時間はゆっくり進みます。長い目でみて育てていくもの。でも世の中にはものさしがいっぱい。誰とくらべる?何と比べる?比べるものが多いと一番大事な笑顔が消えていきます。今のわが子ができること。今のわが子ができるようになったこと。あせらなくても見つかります。
子どもに寄り添うことは 教育の心構えであって、 目的ではない 子どもに寄り添うことで 子どもの視点がわかり つまずきに気づき 適切な手立ての方法とその効果がわかる 教師は、 子どもに寄り添うことで 満足してはいけない そこからが 勝負だ
ごはんがあるのに、うどんがいいと泣かれれば、うどんがでてくる。食べさせたい気持ちに負けず、そうだね、おうどんが食べたいね、でも今日のこのごはんおいしいよ~笑顔の導きは大事です。気持ちに寄り添うというのは、言いなりになるのとは違います。笑顔の力で乗り越えていきたいですね。
子育ては忙しい。主婦も忙しい。でもね。「ねえ、おかあさん」・・お皿は後からでも洗えるけれど、子どもがおかあさんに言いたかったことは、そのときしか出てこないものです。子どものことを最優先。そういう時期もあってもいい。忙しいけれどすこしくらいは手をとめることはできるものです。