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特別支援学校教師31年目。 子どもが学校で学ぶのは、1日6時間、1年で1320時間、3…

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特別支援学校教師31年目。 子どもが学校で学ぶのは、1日6時間、1年で1320時間、365日×24時間=8760時間のうち、わずか15%。全力で指導しよう。 ◽️発達を支援する知識と指導スキルのヒント ◽️特別支援の授業をデザインするヒント ◽️教師のマインドセット

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わかるとかわる

    • 他の先生の授業や他校の研究会で授業を見るのは、ハウツーを知るためではない 自分の担当している子どもと実態が違うから、参考にならないなんて考えてはいけない どれだけ自分のもっている技が通用するか、アイデアを出せるかをシミュレーションする他流試合と思って見よう

      • 航空業界では、飛行機事故の報告書の形式が世界で統一され、報告が共有されている お互いの失敗から教訓を得られるようになり、航空機事故の死亡者数は激減した 失敗の共有は、安全・安心につながる 学校でもヒヤリハットや事故の共有は、大切 そして何より、想像力と初動が重要

        • 授業で子どもがわからないのは、おもしろくない芸人と同じ 「笑わないのは客のせい」ではない だから芸人は芸を磨く 笑いで幸せになってもらうために 教師は、わからないことを子どものせいにしてはいけない 子どもがわかる・できる指導力を磨こう 芸人さんごめんなさい…

        わかるとかわる

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          教育と家の建築のプロセスは同じ ①土地を整地する =環境整備・整理整頓 ②杭打ちで地盤を固める =生活リズム ③基礎工事 =レディネス(基礎概念) ④構造工事 =知識・技能×思考力・判断力・表現力 ⑤内装工事・外壁工事 =メタ認知 ⑥日々の生活を楽しむ!

          教育と家の建築のプロセスは同じ ①土地を整地する =環境整備・整理整頓 ②杭打ちで地盤を固める =生活リズム ③基礎工事 =レディネス(基礎概念) ④構造工事 =知識・技能×思考力・判断力・表現力 ⑤内装工事・外壁工事 =メタ認知 ⑥日々の生活を楽しむ!

          特別支援教育の目的は、障害が重くても、その人の判断がなんらかの場面で「頼りにされる」「任される」人になる、ってこと 学校は、それを形で「教える」だけではなく、そんな場面をたくさん作って、先生と子どもがお互いに「学ぶ」場所であればいい アイデンティティとは、そういうこと

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          認知発達を促すために 私たちが見ているものを「当たり前」だと思わない

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          教師の使うワードで 目線がわかる 【教師】ー【子ども】 「させる」ー「する」 「おいで」ー「行こう」 「見られる」ー「見る」 「おはよう」ー「おはようございます」 「教える」ー「学ぶ」

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          子どもは のびしろしかない

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          問題を作るのは 問題を解くより数段難しい その問題で子どもの何を知りたいのか 記憶の再生、記憶の再認、知識の範囲、知識の深さ、スキーマ、思考の柔軟性、ワーキング・メモリ、注意力、集中力、持続力 本当にその問題で、子どもの思考が見えるのか、が問題だ

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          特別支援教育は 正解ではなく 最適解をめざす だって 道が凸凹なんだから 目的に向かって その都度よりよい方を判断しながら 進むしかないよね そう 凸凹なのは 道であって 本人ではないよ

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          教育って やらなければならないことがたくさんあふれている と思いがちだけど 優先順位で整理すると 「認知発達を促すこと」 の一点突破でいいんじゃないかな とりあえず 「認知」とは 「ものごとの意味づけ」 と定義して学習活動を見直すとなにをどう指導すればよいか見えてくる

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          授業をデザインする とは 子どもに学んでほしい内容の優先順位を決めて 気づいて、わかって、できるようになることを 限られた時間と環境の中で 効果的に設計すること

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          振り返りが大切 と言われ、やったことを思い出してたどっても、それは振り返りではない 何にどういうふうに取り組んで、どうできたか 例えば水彩画では、筆をどれくらい濡らせばよいか、混ぜる絵の具の量でどんな色ができるか… あらかじめ観点を示して振り返り、次に使える知識にする

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          聞く・読むは、インプット 話す・書くは、アウトプット 聞く・読むは、受動的 話す・書くは、能動的 聞く・読むは、運動を伴わない 話す・書くは、口や手の運動が必要 だから 話す・書くを目指した練習と 聞く・読むを効果的に用意するのが 特別支援教育

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          先生とは、子どもたちの成長を約束する職業です 約束を果たすためには、時間も労力も必要です だって、先生なんだから

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