子どもの気持ちに寄り添い、子どもの意見を尊重することの難しさ
子ども時代って、自分たちだって通り過ぎてきた道のはずなのに、その時の気持ちに寄り添ったり、理解したり、察することができないものだなー。
親が言ったことに即座に反応できないとか、ゲームの時間制限をちょっぴり守れなかったり、嫌いな食べ物を残しちゃったり。
子どもの時は自分もそうだったし、それにはちゃんと理由があったはず。
親が言ったことに即座に反応できないのは、今まさにやろうとしていたことを外から指摘されるとモチベーションが削がれてイヤだった。
ゲームの時間制限をちょっぴり守れないのは、プレイした記録を即座に保存できるシステムじゃない、昔のレトロゲームだからだ。セーブするところまで待って欲しいんだよ。
嫌いな食べ物を残しちゃったりするのも、味の好みなんて刻々と変わるんだし、今食べれないからなんだっていうのかな?
私が食べ物を残さず食べるようになったのは、嫌いなものも含めて完食できる兄への憧れと、兄を真似して初めて完食した時に、周囲がメチャクチャ褒めてチヤホヤしてくれたのが嬉しかったから。
私たち親は、子どもの頃の自分の教訓や考えたことを、自分の子供に当てはめて、その心を察するということを怠っているんだね。
今度から、子どもの行動が起こるまでじっくり待ってあげよう。
ゲームも数分くらいの猶予時間を作ってあげよう。
最低限の残さない姿勢を誉めて、トライしていることへの賞賛、食べられなくてもドンマイ!
それでいいんじゃないのかな。
いきなり変わるのは難しいかもしれないけど、少しずつ意識して行動を変えていこう。たぶん自分が子供の頃からずっとそうしてきたはずだから。