見出し画像

2022.12.15【142限目】

1年のうちで、一番忙しい「師走」になりました。 12月に入ったかと思うと、もう半分が過ぎてしまいました。学校では、2学期のまとめと、3学期に向けての準備をする忙しく大切な時期です。

忙しい時ほど、トラブルが起こりやすいので、意識的に子どものサインへの気配りをし、小さなサインを見つけた時は、できるだけすぐに寄り添い、聞き取ることが大切です。

忙しさを理由に後回しにしてしまい、後になって大きな問題になってしまうことがあります。

特に、いじめの問題の場合は、そのサインに気が付いた時は、すぐに子どもに寄り添い、話を聞くことで、初動を間違えず、子どもに寄り添った対応をすることが出来ます。

その時に、教師側に立った聞き取りではなく、子どもの側に立って聞くことと、内容によっては、学年の先生や学校と話し合って、問題を共有することも大切です。

最初から子どもが悪いと決めつけ、頭ごなしに叱るのは、子どもの気持ちや自尊心を傷つけてしまうことがあります。

忙しい時こそ、ちょっとした変化を見逃さないことが大切だと思っています。これは、日常の子育てにも同じことがいえると思います。


もうすぐ2学期が終ります

先日、校区の小学校の前を通った時、ちょうど下校の時間で、大勢の子供たちが下校していきます。子どもたちはテストの日が続いたり、まとめの時間をすごしたりして、2学期の終わりを前にして、忙しい日々を送っています。

テストも返却されていきますが、悪い点数を取ると、そのテストを子どもの目の前に突き付けて叱るお母さんがいます。子どもはそんな叱られ方をすると怖がって、勉強するのが嫌になって、勉強をすることが苦痛になることがあります。

悪い点を取って残念な気持ちになっているお子さんに、出来れば「大丈夫。次、頑張ろう。」「分からないところを見つけて勉強したらいいから、心配しないでいいよ。」などの声掛けが出来れば、その言葉で子どもは安心して、次、頑張ろうと思えるし、やる気も持つことが出来ます。

ダメ出しをして、自信を失う事で、次のやる気に繋がらないことも多いです。今の成績を認め、今までの学習内容や目標、学習をしてきた経過や努力してきたことを振り返り、励ましてあげる事が大切です。

お母さんが励ますことで、やればできると、自信を持って頑張るようになります。子どもは親に褒められることが一番嬉しいし、安心します。

冬休みは、子どもと関わる時間が沢山あります。じっくりと内面を見つめて、お子さんのいいところを見つける機会になれば、3学期はやる気十分のスタートになると思います。


今年のクリスマスリース


【編集担当より】
2022年の年末を振り返った時に思うだろうことは、【W杯冬開催、ダメ、ゼッタイ】です。二度とワールドカップを11月開催にしないことを願います。ただでさえ師走の忙しい時期なのに、コロナからの回復の兆しもある中で、W杯とかほんと忙しくて楽しいです笑

秋頃から世の中も動き始め、大阪でも観光客の方が以前と同じくらいに回復してきているように感じます。年が明けた春節の頃には、中国からの観光客の方も増えるかもしれません。そうなると一気に2023年は、商売モードに入っていくかと思います。この年末にしっかりと準備をしたいものです。

忙しい時ほど、優先順位をしっかり決めなさいと、新人の頃よく言われました。緊急/重要で4象限つくってどうのとか。みなさんいろいろな工夫をして、抜け漏れが無いようにしているかと思います。いまだにその頃の名残で、手帳/タスク管理表/商談メモとノートを3冊使っています。

タスクの粒度が業務やポジションによってことなりますが、個人的に優先順位をつける中で大事なことは、【人にぶん投げる&指示/期日を明確にする】【作業と思考の時間を明確に分ける】【即レス】でしょうか。

2022年も年末に向けて、どんどん街が明るくなってきたように思います。楽しいクリスマス&大晦日を過ごしましょう。

この記事が参加している募集

オープン学級通信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?