豊臣秀次

グルーミリー、鬱々と 奈落の涯にでも心さえ落として来ちゃったんだろ?

人間の心なんてね、 蓋を開けて視れば、パンドラの箱。 喜怒哀楽、酒池肉林と謂う奴なんじゃないかな? えっ、 流石(さすが)に極端だって? 特に戦国乱世なんてね、 禍々(まがまが)しい程に 人間臭さが噴出するだろ? 世間(せけん)が無いのさ。 人間なんてね、 世間、世評、風評が在ればこそ…

瑞泉寺に訪問

墓参りをするついでに瑞泉寺に訪問した。 ざっくりいうと豊臣秀次を弔っている寺であり、秀次の一族30数人が処刑されたことを記録している寺でもある。この時期は一族皆殺しもざらにあったんでしょうねぇ。 これになぞらえると例えば秋元康が謀反の疑いで自害すると、そのAKB一族は皆鈴ヶ森で処刑さ…

聚楽③

 思えばあの時に応えた蜃気楼と云う言葉こそが、おひいさまが辿る事になる末路に相応しい言葉であったのやもしれません。それからの歳月、私は何度も何度も聚楽第を描き続け、いつしか、そうしておる内におひいさまは十五になり、うつくしい女人へと成長しておりました。蕾がようやく花開き、満開を迎…

聚楽②

 時折城内の座敷の奥から襖越しに流れてくる琵琶の音色に耳を傾けていると、どこか幽玄な世界へと誘われるかのような心持ちを覚えるものでした。あの頑是無い幼子の指先から繰り広げられる音色に斯様な不可思議な力があることに、感嘆の念を覚える程でありました。私が山形城に入ったのは八月の頃でし…

聚楽①

罪なき身を世の曇りにさへられて 共に冥土に赴くは 五常ののつみもはらいなんと 思ひてつみをきるみだのつるぎに かかる身のなにかいつつさわりあるべき  山口から京都に越して来て一年ほどが経つと、初めは新鮮に思えたこの地の様々な建築物や寺社仏閣も有名どころは全て訪れてしまって、週末には家…

戦国時代カレンダー 今日は何の日? 【12月13日~19日】

戦国時代の今日の日付にはどんなことがあったのか? 1週間ごとにお伝えします。ぜひ「ああ、今日はそんなことがあった日なんだな」と思いを馳せてみてください。毎週日曜日に更新する予定です。 なお、日付はすべて旧暦ですので、現在とは約1ヵ月のズレがあります。31日はありません。 12月13日 島津…

上越ぶらり散歩27(名立区 江野神社)

暑い!天気予報では35度以上。名立公民館へ行った帰りにかねてから行ってみたかった江野神社に寄った。セミの声の中で坂を登っていく。木立に入ると少し温度が違う。江野神社は日本の歴史的事件にかかわる逸話がある。 江野神社は、名立大町にある。延喜式(927年)に記載されている平安時代からの古…

熊谷直之の辞世 戦国百人一首54

熊谷直之(くまがいなおゆき)(?-1595)も、豊臣秀次が謀反の疑いで豊臣秀吉に切腹を命じられたときに、連座して命を落とした多くの人々のうちの一人である。  あはれとも問ふひとならでとふべきか 嵯峨野ふみわけておくの古寺  私を哀れだと思わなければ、ここを訪れる人もいないだろう、 嵯峨…

一の台(豊臣秀次室)の辞世 戦国百人一首53

豊臣秀吉の甥で、彼の養子になった豊臣秀次の側室(もしくは正室とも考えられている)が「一の台」(1562-1595)である。 公卿・菊亭晴季(きくていはるすえ)の娘だ。 夫の豊臣秀次が謀反の疑いで切腹した後、一の台も多くの者と共に斬首された。 そして、その時の心境がそのまま彼女の辞世の歌となっ…

豊臣秀次の辞世 戦国百人一首52

「殺生関白」(摂政と関白という役職名にかけたあだ名である)と呼ばれるほど猟奇的で悪逆非道な人物だったと言われる豊臣秀次(1568-1595)。 しかし、現在の研究で彼の悪逆非道な行為は後世の創作であると考えられている。   月花を 心のままに 見尽くしぬ なにか浮き世に 思ひ残さむ 月も花…