解糖系

ヒトのエネルギー供給機構(3大栄養素のうち、炭水化物だけが直接的に酸素無しでエネルギー産生の為に代謝され、ATPの化学結合に蓄えられたエネルギーは、筋活動を行うために使われる)

エネルギー供給機構

人の身体にはATPを再合成するために3つのエネルギー供給機構が存在します。

ホスファゲン機構

• 無酸素性機構、酸素を必要としない。

解糖系

• 2つのタイプがあり、速い解糖、遅い解糖がある。

酸化機構

• 有酸素性機構、酸素を必要とする。

※3大栄養素のうち、炭水化物だけが直接的に酸素無しでエネルギー産生の為に代謝され、ATPの化学結合に蓄えられたエネルギーは

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整形外科的疾患に対するEMSの効果(電気刺激は低い運動強度で解糖系エネルギー利用の高い速筋線維の動員を可能にし、筋エネルギー消費、グリコーゲン代謝、糖代謝を活性化できる有用な手段である)

整形外科疾患に対するEMSの効果

前十字靭帯再建手術後のクライアントの筋萎縮の予防に対するEMSの効果も検証されています。

この研究では、前十字靭帯断裂の20名のクライアントを無作為に2群に分け、手術後2日目から4週間、コントロール群は通常のリハビリプログラムのみに参加し、筋電気刺激群はリハビリとEMSプログラム(20Hz、5秒刺激、2秒休止、20分間)に参加しました。

その結果、従来のトレ

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呼吸の仕組みを超分かり易く解説【解糖系・クエン酸回路・電子伝達系】

高校化学で習う【解糖系、クエン酸回路、電子伝達系】って複雑でわけわからんですよね。あの図を見ただけで拒否反応。私も正直苦手です。

こういった複雑な事柄は、まずは大まかな【本質】だけを理解し、その後細かいところを見ていくのがおススメです。

この記事では呼吸の【本質】のみを超単純化して説明します。細かいところは無視して超単純化しているので、厳密には言葉足らずな部分もありますが、まずは大まかな流れを

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ATP産生の第2工程 〜クエン酸回路編〜

前回はATP産生の第1工程「解糖系」をみていきました。

解糖系はこちらhttps://note.mu/lilt/n/n546416a9690a

解糖系の簡単な流れはこちらでしたね。

では次の第2工程のクエン酸回路に行ってみましょう!

解糖系で生じたピルビン酸は酸素があることでアセチルCoAとなり、「クエン酸回路」を回していくとになります。このクエン酸回路を回す過程で2つのATPが産生します

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身体を動かすために必要なATPの産生について〜解糖系編〜

身体の仕組みを理解するシリーズ動画

炭水化物(糖質)がどのように身体のエネルギーとなるのかをわかりやすく解説してます!

体を動かすために必要なATPを生み出す仕組み(動画あり)

今回は人が体を動かすために必要なATPについてまとめていきます。

人が動けるのは何でか?

筋肉が収縮して関節が動くから!

ではどうやって筋肉が収縮するのか?

筋肉の収縮の仕組みについての詳細はまた今度まとめますが、簡単にいうと筋小胞体からCa⁺(カルシウムイオン)が放出され、アクチンに絡んでいるトロポニンと結合し、トロポニンはアクチンから離れていく。その空いた隙間にミオシンの頭(ミオシンヘ

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0070.乳酸値を解釈する①

先日、総胆管が閉塞して肝後性黄疸の症例の麻酔管理がありました。膵炎なども併発しており炎症も強く、さながら多臓器不全の状態でしたが、外科治療と続く周術期管理の末、なんとか退院させてあげることができました。メイン図はその症例の血液ガス分析の結果です。
 このような重症症例の周術期管理では、私は血中乳酸値の変化をモニタリングしながら治療選択をすることが多いです。今回は血中乳酸値の意義について少しお話しま

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NADPHってなんやったっけ?

Nicotinamide Adenine Dinucleotide Phospate(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)。

 植物における光合成や生体内では解糖系(ペントースリン酸経路)やグルタチオンの酸化還元で知られている電子伝達体。
 酸化型のNADP+や還元型のNADPHと表記されることが多い。
 NADP+は基質から電子を受け取ってNADPHとなることで、基質を酸化する作用を持

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ヨーヨー間欠性テストには2つのバリエーションがある(ヨーヨー間欠性テスト(YYIE)は回復時間が5秒であり、ヨーヨー間欠性回復力テスト(YYIR)は回復時間が10秒になる)

ヨーヨー間欠性テストの2つのバリエーション
ヨーヨー間欠性テストには2つのバリエーションが存在します。

ヨーヨー間欠性テスト(YYIE)は回復時間が5秒であり、ヨーヨー間欠性回復力テスト(YYIR)は回復時間が10秒になり、それぞれのテストは2つの種類が設けられています。

一方は若年選手または非エリート選手は向けのレベルであり(L1)、もう一方は、L1の全段階をクリアしたエリート選手向けの上級

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筋トレの分子生物学

この稿では筋力トレーニングにおける筋細胞内の分子の挙動を述べます.参考にした書籍は以下ですが,最新の知見については専門家に譲ります.

細胞の分子生物学第4版

Essential 細胞生物学第4版

やさしい生理学第 5 版

ガイトン臨床生理学

Essential 細胞生物学は関連サイトが充実しており,学生向け資料のアニメーションやビデオ映像を見るだけでも価値があります.

1. 筋肉の発生

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