見出し画像

身体の不思議!

現在、身体の不思議と題して、呼吸の役割を通して、身体の不思議を紐解いていきたいが、命の元は、何かは考えても分からないが、命の元は、有ることは確かである。私が存在していること自体がそうなのではないかとおもいます!

呼吸は、酸素を取り込んで、身体を活性化させる役割を担っています。
普段、生活している時には、普通に酸素は存在していて、意識せずに生活できている。だからこそ、当たり前と思わず、恩に報いれる自分になることが、大きなお返しになる。元気で、生活でき社会に貢献できることは大変意義のあることです。

その中で、分からずとも体の中で画期的な方法を編み出して、生物を大きく進化させたのが、「ミトコンドリア」です。
ミトコンドリアは、それまで酸素が毒とされてきたことを逆にエネルギを生み出す材料として利用することで、酸素を使わない時より、ずっと効率よく多くのエネルギーを生み出すことに成功しています。

それでは、ミトコンドリアとはどういうものか?

ミトコンドリアは、1つの細胞に数百から数千個存在すると言われています。身体全体では、想像できないくらい存在しています。
細胞の中には、細胞小器官と呼ばれる色々な役割を担う器官が存在しています。その中でも、エネルギーを生み出す発電所の様な役割を担っているのが、ミトコンドリアと言われています。

呼吸の役割は、このミトコンドリアに酸素を供給する役目を担ています。そして、エネルギーを効率よく体に供給してくれるわけです。
呼吸は大きな役割を担っています。深呼吸が大変大切なエネルギー供給に係わっているかわかると思います。

もし、酸素が足りない状況になった時に身体はどのように対処しているのか?

酸素が不足する状態はどういう時か?それは、例えば、短距離走を走るなどして無酸素運動を行った時ですが、酸素が足りないと、ミトコンドリアによる代謝が行われず、酸素を使うTCA回路以降のATC産生を行うことができなくなり、ATCが作られないと生命活動ができなくなり細胞が破壊され、死に至ってしまいます。そのような状況下では、酸素を使わないでも、ATCを作ることができる代謝の解糖系を激しく動かすしかありません。

効率の悪い解糖系では、グルコース1分子から出来るATCは、ざずか2分子であるため普段よりはるかに多くの解糖系を動かす必要があります。
これにより、解糖系の最終産物であるピルビン酸も次々につくられ細胞内に増えていきます。ミトコンドリアの代謝では、ピルビン酸はこの後ミトコンドリアに送られて利用されるのですが、酸素が不足している状態では、ピルビン酸は細胞質ゾルで乳酸へと変えられていきます。

無酸素運動は、長く続けることはできませんが、代わりに瞬間的に早いスピードを出すことが可能です。効率の良くない解糖系ですが、その反応は直線的であり、ACT回路の様に、さまざまな物質に変換される過程がないため
より早くエネルギーのもとになる、ATCを作り出すことができます

身体は、不思議です。私たちの身体を守ろうとして動いてくれています。
身体にいたわりのある心をもって運動の後などにはいたわる施術などを行っていきましょう!

呼吸で酸素を体に送ることは大切な事です。無酸素運動の際は、大変つらい思いの身体になりますが、何んとか身体を守ろうといろいろなモノが働いてくれます。気づかない所でいろいろなモノが働いてくれているのです。

身体を休めるときは、深呼吸を行うと体の隅々にまで酸素が巡り解糖系でない有酸素運動を生かす、ミトコンドリアによる代謝を生かしていきましょう。


最新のミトコンドリアは、こちらを参考にしてください。

次回は、呼吸の要の肺の事を見ていきたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?