健康には、3つの健康がある。 心の、健康。 身体の、健康。 経済の、健康。 これがなければ、生活出来ません。現実、せいかつを大切に過ごしていくことが、重要です。
人間を含めた地球上のほとんどすべての生物は、地球の自転と同じ 体内時計を持っています。 すべての生物の細胞には、体内に時計遺伝子が存在しています。 それぞれの細胞ごとに時計を持って働いています。これを子時計と呼ばれています。 子時計も少しづつずれが生じることがありますが、前回も書きましたが、視交叉上核(しこうさじょうかく)がこのずれを上手く調節しています。 この視交叉上核は、神経細胞の集まりで、間脳の視床下部にあります。 この視交叉上核は、全身の細胞や器官に向けて指令を
哺乳類や鳥類などの恒温動物の脳は、外部からの情報を処理し、身体をうまく働かせるため発達してきました。 人間の睡眠は、他の動物も同じように起こる生理現象ですが、睡眠の役割には「脳と身体の休養」そして、「脳内情報のコントロール」があります。 大脳は、エネルギー消費が多い器官です。上記の脳と身体の休養と脳内コントロールが必要です。 哺乳類は、大脳の活動を低下させることで休養させるのが睡眠です。 この睡眠をする為には、深部体温を下げることが必要です。 深部体温とは、内臓や脳など
心臓の具体的な働き等、について述べてみたいと思います。 血液も重要、その血液を循環させる心臓も重要です。 その心臓には電気が流れているのか? 心臓は、胎児期の初期より死までの間、一時もやめることなく心拍し続けます。体内のいろいろな刺激により、リズムよく自動的に心拍し続けます。 心臓の心筋の収縮と拡張は、心臓の各所に張めぐされている電気の通り道に沿って電気信号が流れることによって発生しています。 この経路を「刺激伝導系」といいます。特殊心筋線維が担っています。 電気刺激
血液と重要な臓器心臓についても、少し述べていこうと思います 血液そのものも重要です。その重要な血液は、大きな仕組みの中で大切な働きをしています。しかし、その重要な血液も、循環しなければ役に立ちません。その重要な血液を運ぶポンプの役割を担っているのが、心臓と言う事です。 心臓は、血液を供給し続ける重要な役割をしています。 特殊な構造をしています。 その構造は、右心房右心室、左心房左心室 と四つの部屋に分かれています。 心房の役割は、心室に送る血液を全身または肺から受け
血液循環は細胞へを述べてみたいと思います 心臓から出発して、酸素や栄養素は動脈系を通り、毛細血管迄たどり着きます。 毛細血管の周囲にある細胞には、酸素や栄養素等はどのようにして届くのかをみていきたいとおもいます。 理解したいのは、毛細血管と細胞はくっついてはいないのです。 毛細血管と細胞は、お互いの間にある「組織液(細胞間液)」を介して、物質を交換しています。 通常血液に溶け込んでいる分子量の小さい物質(酸素、糖、脂質等)は、その一部が動脈側の毛細血管の小孔を通過し、組
身体に張り巡らされた血管と血液循環について述べていきます。 血管をすべてつなぎ合わせると10万キロ(地球の約2週半)にもなると言われています。この循環網はどのように形成されているのか?まずは、血液の循環から見ていきたいと思います。 循環網の中で一番重要なのは、何んといっても心臓であります。心臓から毛細血管迄出ていく動脈系、毛細血管から心臓に帰る静脈系があります。 血液循環には、2つのルートがあります。 右心室☛ 肺動脈☛ 肺でガス交換☛ 肺静脈☛ 左心房までを、肺循環。
いままで、呼吸、腸の役割について述べてきました。 今日からは、血液の役割について少し述べていきたいと思います。 血液はなぜ?何の為に流れているのだろう? 簡単に言えば、身体に存在する細胞が働くため必要な物質を届けたり、 不要になった物質を回収したりするためです。 血液の成分は、血漿(けっしょう)と言う液体成分と血球成分に分かれます。 血漿成分の90%以上を水分が占めます。タンパク質や電解質などが含まれています。 血球成分は、そのほとんどを赤血球が占めます。酸素二酸化
肥満の方、痩せている人、いろいろな方がいますが、腸内細菌などで肥満になったり、痩せたりしているのでしょうか? 最近、肥満と腸内細菌の関係が注目を集めています。 腸内細菌を(門)で分類すると、大きく分けて4つの(門)に分かれます。 1、バクテロイデス門 2、ファーミキューテス門 3、アクチノバクテリア門 4、プロテオバクテリア門 成人の腸内細菌の多くは、1、バクテロイデス門 2、ファーミキューテス門 に属し、この二つの門が肥満と関係しています。
年齢に応じて、腸内細菌は変化するのか? 離乳時に、ほぼその人が持つ腸内細菌の種類が決まります。腸内フローラは人それぞれ違います。老齢期を迎えると、この腸内フローラは変わってきます。 腸を支える筋肉量等が低下し、腸の蠕動運動が緩慢になり、食べ物の残りかすが腸内にながく留まりやすくなり、善玉菌(ビフィズス菌)が減少し、悪玉(大腸菌)と(ウエルシュ菌)が増加します。腸内フローラのバランスがわるくなりがちです。 若い世代であっても、食生活の乱れなどにより、腸内フローラなどのバラ
美と健康は、菌によって何か影響があるのでしょうか? 生活環境、ライフスタイルの影響によって、私たちの腸の中は、一人一人異なります。私たちの美と健康は腸内環境によって、腸内細菌によって、影響されると言ってもいいと思います。 腸内細菌のバランスの理想は、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%と言われています。 善玉菌は、良好な健康状態を保つ作用があります。 悪玉菌は、便秘や下痢や肌荒れや老化や生活習慣病を引き起こす。 しかし、悪玉菌は不要な菌ではないのです。 悪玉菌の
腸内細菌は、どこから・・・ 腸内細菌は、どのように、いつ腸内に住みつくのか?不思議に思いますね。 自然分娩であれば、赤ちゃんが母親の産道を通る時に、狭い膣にぴったりと鼻や口を付けます。その際に母親の膣内に生息していた1000億個以上の菌をそのまま引き継ぐと言われています。 また、母親は母親の身体のなかで変化が起こります。出産の準備も行われます。妊娠後半期になると母親の膣内の分泌液の成分も変化します。 膣内では、乳酸菌数やビフィズス菌数が増えます。代謝産物として乳酸などを
腸はどんな構造なのか? 腸は、消化器系の器官で、大きく大腸と小腸に分けられる。 大腸は、腸内細菌と共生し、小腸は栄養素の吸収・消化と免疫を担います。 便を作り排泄する重要な役割も行っています。 小腸は、胃と大腸の間に存在する体内で最も長い臓器です。 小腸の長さは、成人で約6mあり、腸管の筋肉(平滑筋)により、2~3m程収縮しています。 胃から順番に・十二指腸・空腸・回腸に分けられます。消化器官全体の4分の3を占めます。 空腸と回腸の境は明確ではなく、十二指腸を除く小
呼吸の最終回(取敢えず)にします。 呼吸は私たちが意識しようとも、しなくとも自然に行われています。遠い昔まだ酸素がない時代より少しづづ酸素を利用する事で、生命を維持することを勝ち取って来たのです。だから、人はあまり意識しないのかもしれません。これは、私の私見です。 また、自分の身体を見ると、呼吸と言うと肺が主に働いていると考えますが、肺だけではなく、いろいろな臓器がそれぞれの働きをして我々の生命を維持してくれているという事です。 私たちの、細胞でさえ60兆個もあると言わ
感染症による肺への影響 風邪や肺炎はいずれも病原体(細菌・ウイルス)の感染によって炎症を起こした状態です。 風邪 主に上気道の炎症(鼻水やのどの痛み)です。 肺炎 病原体が肺に入り込み肺の中で増殖することで炎症(たんや咳が止まらない)を起こした場合をいいます。 風邪も肺炎も、症状は、発熱、咳、痰、等でよく似ていますが、息苦しさや 呼吸困難を感じるときは、肺炎を起こしている可能性が高いので、早急に診察が必要です。 風邪の原因は、殆どウイルス性です。 肺炎の場合は細
呼吸には「外呼吸」、「内呼吸」がある。 肺の役割は、私たちの体内へ酸素を取り込み、二酸化炭素を排出することをしています。呼吸は、生理学的に外呼吸と内呼吸に分けることができます。 外呼吸 肺胞内の吸気と肺胞を取り巻く毛細血管との間でおこなわれる酸素と二酸化炭素のガス交換の事をいいます。一般にいわれる呼吸を意味します。 内呼吸 全身の細胞と毛細血管との間で行われる酸素と二酸化炭素のガス交換の事をいいます。呼吸により得られた酸素を利用して、細胞内のミトコンドリアでエネルギを