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運動で予防できるがんとは?

皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!



今回は運動で予防できるがんについてお伝えします。





運動でがんが予防できるのか?

Amount and Intensity of Leisure-Time Physical Activity and Lower Cancer Riskという研究によると成人75万人を対象とし、推奨量の余暇の身体活動(7.5〜15 MET時間/週)への関与は、中程度の強度の活動(例、早目の歩行)の2.5〜5.0時間/週に相当し、乳がん、結腸がん(男性のみ)、子宮内膜がん、腎臓がん、骨髄がん、肝臓がん、および非ホジキンリンパ腫(女性のみ)のリスクが大幅に低下すると分かっています。




また中程度の強度と激しい強度の両方の運動では、結腸がん、乳がん、および腎臓がんのリスクの低下と関連している可能性があると報告しています。



このように運動により多くのがんの予防効果があることが分かりますが、一体何故運動でがんが予防できるのでしょうか?




がんに対する運動の効果


がんが発生する原因として炎症と酸化ストレスがあります。



そして運動をすることで炎症を抑える作用があり、また運動により脂肪が燃焼されて炎症の原因となる脂溶性毒素が蓄積されづらくなり(脂溶性毒素は脂肪組織に蓄積されるため)、さらに発汗により脂溶性毒素や有害なミネラルがデトックスされます。



また血流が良くなり老廃物などが取り除かれることも炎症の抑制に繋がり、また代謝が上がるので体温上昇して免疫力が向上します。そして運動後はストレス解消効果もあり、交感神経優位の状態を緩和することもできます。



交感神経優位の状態では血流が悪くなるため低酸素、低体温状態になり、さらにエネルギーを作るシステムが解糖系と言って糖質を酸素を使わずにエネルギーを作るシステムであり、そこで酸素を使ってエネルギーを作れないと乳酸を産生してしまいます。

つまり交感神経優位になり解糖系が優位になると高血糖になります。



また解糖系のエネルギー産生システムになると細胞分裂が高まると言われており、交感神経優位はがんを発生させやすくなるということになります。


運動にはこのようなメカニズムによりがんを予防する効果があると考えられますので、がんを予防するには定期的な運動をするとよいということになります。




運動の注意点


運動には素晴らしいがんを予防する効果がありますが、注意点として負荷が強すぎると逆効果になりますのであくまでも適度な負荷で運動することが大切であり、その適度な負荷は人によって違うので実際に運動してみて負荷を決めていくことが必要になってきます。



つまり、無理をしてまで高い負荷をかける必要はないということです。

あくまでも気持ちよい負荷で定期的に続けられることが重要になりますので、なので運動経験がない方はまず軽い散歩から始めるなどしてみてください。



継続が力なりです!



本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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