電子伝達系

ATP産生の第3工程 ~電子伝達系~

ATP産生の第3工程、電子伝達系についてみていきましょう!

第1工程の解糖系はこちら

第2工程のクエン酸回路系はこちら

上記2つの工程ではATP産生がそれぞれ2つって少なっ! 

と思うかもしれないが実はこの第1工程、第2工程は第3工程で大量にATPの産生をするための準備段階でもある。

つまり、ATP産生の本番は第3工程である『電子伝達系』。

この電子伝達系では34ATPを産生することが

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細胞がエネルギーをつくる仕組みが、一見とても回りくどい理由

ミトコンドリアでATPを作る仕組みは、一見とても回りくどい。でも実は、とても合理的な仕組みなんだ。

前回は、ミトコンドリアでATPが作られる仕組みを思いっきりシンプルに書いてみた。

要するに、ミトコンドリアでは・・・
 まず、電子伝達系がプロトンを汲み上げる。
 すると、膜をはさんで片側のプロトンが濃くなる。
 プロトンは反対側の薄い方へ戻ろうとする。
 プロトンが戻る時のエネルギーを使って、

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ATP産生の第2工程 〜クエン酸回路編〜

前回はATP産生の第1工程「解糖系」をみていきました。

解糖系はこちらhttps://note.mu/lilt/n/n546416a9690a

解糖系の簡単な流れはこちらでしたね。

では次の第2工程のクエン酸回路に行ってみましょう!

解糖系で生じたピルビン酸は酸素があることでアセチルCoAとなり、「クエン酸回路」を回していくとになります。このクエン酸回路を回す過程で2つのATPが産生します

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体を動かすために必要なATPを生み出す仕組み(動画あり)

今回は人が体を動かすために必要なATPについてまとめていきます。

人が動けるのは何でか?

筋肉が収縮して関節が動くから!

ではどうやって筋肉が収縮するのか?

筋肉の収縮の仕組みについての詳細はまた今度まとめますが、簡単にいうと筋小胞体からCa⁺(カルシウムイオン)が放出され、アクチンに絡んでいるトロポニンと結合し、トロポニンはアクチンから離れていく。その空いた隙間にミオシンの頭(ミオシンヘ

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NADPHってなんやったっけ?

Nicotinamide Adenine Dinucleotide Phospate(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)。

 植物における光合成や生体内では解糖系(ペントースリン酸経路)やグルタチオンの酸化還元で知られている電子伝達体。
 酸化型のNADP+や還元型のNADPHと表記されることが多い。
 NADP+は基質から電子を受け取ってNADPHとなることで、基質を酸化する作用を持

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筋トレの分子生物学

この稿では筋力トレーニングにおける筋細胞内の分子の挙動を述べます.参考にした書籍は以下ですが,最新の知見については専門家に譲ります.

細胞の分子生物学第4版

Essential 細胞生物学第4版

やさしい生理学第 5 版

ガイトン臨床生理学

Essential 細胞生物学は関連サイトが充実しており,学生向け資料のアニメーションやビデオ映像を見るだけでも価値があります.

1. 筋肉の発生

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