北一輝

北一輝の「霊告日記」と二・二六事件

*参照:現代書館刊 松本健一著「北一輝の革命」 北一輝は、盟友の宋教仁が暗殺されたとき、枕元に宋教仁の亡霊を見たと話した。北は日蓮宗に帰依していて、朝起きた際に法華経を読むのが習慣となっていた。 北の妻の間淵ヤス(結婚後はスズ子と名乗る)は、神がかり(憑依)するという女性で、北の…

【憲法記念日】植木枝盛と北一輝、山田顕義、福澤諭吉

 今日5月3日は憲法記念日。日本国憲法とは何か?どうあるべきか?と向き合い、考えながら生きてきました。伊藤博文らと大日本帝国憲法、山田顕義がつくった日本法律学校、福澤諭吉の憲法論と明治十四年の政変、戦後GHQと日本国憲法。僕は昔から植木枝盛の私擬憲法『日本国国憲案』が好きでした。自由…

雑記(一三)

 一九三六年三月一日、二・二六事件に動員された兵らの原隊復帰を伝える報知新聞の紙上では、矢田挿雲の「忠臣蔵」が連載中だった。  挿画は小村雪岱。駕籠の中から顔を出した男が、その駕籠を左の側面から取り囲んで腰をかがめている四人の男たちと、言葉を交わすような様子が描かれてある。駕籠の…

【漫画メモ】一輝まんだら 1、2(手塚治虫)

全2巻ですが、完結しません(第一部完状態)。以下、あらすじは1巻の途中までですが、感想は1、2巻のネタバレ有りです。 あらすじ 1900年の中国。田舎の百姓娘の姫三娘は税滞納で刑に処されそうになるが、役人を殺して逃げてしまう。その後、義和団の黄漣聖母の軍隊に拾われ、行動を共にすることに。…

読書メモ:「満鉄調査部とアジア」(1986) 原覚天

●満鉄調査部 1907年3月に創設された初期調査部は翌8年12月に調査課に改称され、それから所属部署は幾度か変わったものの、1933年1月、調査課が経済調査会に改編されるまで25年間にわたって続いた。(25) 満鉄における調査は、初めから植民地研究、満鮮歴史地理研究、国際情勢研究の3つを目的とするも…

【危険】日本の支配者層の闇に触れようとした問題作「一輝まんだら」

今回は「一輝まんだら」をお届けいたします。 これはなかなかに問題作です。 正直これをご紹介するのはちょっとためらっちゃうんですが 可能な限りお伝えできるよう頑張ってみます。 …というのも。 コレ日本の支配者層の闇について触れているんで 正直どこまで書いていいのか分かりません だから何…

随想 二・二六事件

https://twitter.com/Duce_1223/status/1365082991404322816?s=09 https://twitter.com/Duce_1223/status/1365084157768966146?s=19 https://twitter.com/Duce_1223/status/1365084927952183298?s=19 二・二六事件の背景には東北をはじめとする農村の貧困、格差社会、汚職不正があり、それに立ち向…

マルクスの『資本論』 / NHK100分で名著

日本の都市部の住宅は狭い割にやたらと高い。土地が高いからだ。しょっちゅう建てたり壊したりするので、日本の都市部に住む人が住宅から受けるサービスは貧しい。生活も圧迫される。マルクス的に言えば、社会の富(公共財)である都市部の土地を個人所有(商品化)して有効活用できていないから起きる…

保阪正康「日本の地下水脈」|国家主義者たちの群像

北一輝や大川周明らの思想に感電した青年将校は「昭和維新」に突き進むが……。/文・保阪正康(昭和史研究家)、構成・栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏 老壮会以降の右派 明治維新から50年余が過ぎた大正中期、日本社会は曲がり角に直面していた。 第1次世界大戦で日本は戦勝国となり、国際連盟…

サブカル大蔵経488田原総一朗『日本近現代史の「裏の主役」たち』(PHP文庫)

米、英、ソ連から睨まれた〈社会主義者〉大川周明。 松井石根の蒋介石との絆。熱海の興亜観音像建立。 頭山満の無私。脱亜・興亜。孫文を救え、滔天、頭山、犬養、兆民。 北一輝。別名魔王・包絡・須佐男。大川周明より3歳上。大川周明5.15.北一輝2.26。 教科書で名前だけは見たことある人たち。 …